「アルカノイド(タイトー)」を始め、アーケードにはいろいろなブロック崩しがありますが、
中にはサッカーを題材とした一風変わったブロック崩しもあります。
今回は「フリーキック」を取り上げたいと思います。
ルールはブロック崩しそのままですが、舞台はサッカー場の様な場所で、ボールがサッカーボールになっており、
ブロックに相当するのが敵チームのディフェンダーです
…が、ディフェンダーは『どう見ても11人以上いますね…』な状況で一定の場所を走り回っています。
動きはステージによって異なるのですが、星型を描いたり、上下に動くとか渦巻きを描く
…とまるで守っていると言うよりは踊っている様な感じです。
他のブロック崩し同様にボールを落とすとミスになり、残機が0になるとゲームオーバーになります。
操作系は、アルカノイドのようなダイアル式に回すスイッチと1ボタン。
ボタンはゲームスタート時等でボールを発射するときに使用します。
相手ディフェンダーを消すと、たまにアイテムが出ることがあります。
回収すると種類によって色々な特典が得られます。この辺りはこの時代のブロック崩しゲームに準じた感じですかね…。
アイテム | 効果 |
B | ボールが減速します。 |
C | パドルがボールを跳ね返さずに一定時間保持することが可能になります。 「アルカノイド」と同じとイメージすると分かりやすいかと… |
DF | プレイヤーのパドルの長さが延びます。 他のゲーム同様、かなり有りがたいアイテム。 |
FW | 暫くの間、味方のフォワードが登場します。 フォワードにボールを当てると、敵ゴールに向けてシュートしてくれます。 |
LP | 次のステージに進めます…が "LP" が何の略なのか…謎です。 |
1UP | 見た目どおり、残機が増えます。 勿論お約束どおり中々出ません。 |
「アルカノイド」以降、ブロック崩しタイプのゲームが沢山登場しましたが、何か変わった雰囲気を取り入れたいというのでしょうか、
サッカーをテーマにしてしまう辺り、独特なところかもしれません。
ただ、どうせならパドルもサッカーに因んだものにしてもらいたかったのですが…
まぁ、ブロック崩しとしてはルールが『若干スタンダード』。「アルカノイド」をご存知ならばそのままに近い感じです
…もっとも、ベースがブロック崩しなのでルールが複雑にはなれないでしょうから、似ていてもパクリも何もあったものではありませんがな…