サーカスを題材としたアクションゲームといえば…今回取り上げるコナミの『サーカスチャーリー』。
ある意味、それくらい有名(…というかサーカスを題材としたゲームが少ないのかな…)な「サーカスチャーリー」を取り上げたいと思います。
サーカスの演目をピエロを操作してクリアしていく横スクロールアクションゲームです。
プレイヤーはレバーとボタンを使って進んでいき、ゴールにたどり着けばクリアとなります。
障害物などに触れてしまう、地面に落下してしまうなどミスをすると残機が減り、
残機が0になるとゲームオーバーになります。
操作系は「レバー+1ボタン」です。
レバーはピエロの操作。
ボタンは演目により動きが異なりますが「ジャンプ」です。
演目は7種類ありますが、操作系が複雑ではないので遊びやすいゲームといえます。
サーカスの演目は以下の7種類になっています。
基板によってはステージセレクトが出来るものと出来ないものがあるようですが…
ライオンに乗って火の輪をくぐりながらゴールを目指します。
火の輪には大きい火の輪と小さい火の輪があり、大きいほうはジャンプしないと通れませんが、
小さいほうはジャンプをしなくても下を通る事が出来ます。(輪をくぐらなくてもミスにならない)
火の輪もしくは、地面にある火に触れるとミスになります。
実際には不安定な足場なのでしょうが、プレイヤーはバランスを取る必要はありません。
普通にジャンプを駆使しながらゴールへ進むだけです。
但し、反対方向から猿がやってきます。猿に当たるとミスになるのでジャンプで避けましょう。
猿には足の遅い茶色と足の速い紫色の2種類が居ます。紫色の猿は茶色の猿に追いつくとジャンプで飛び越えて
進んできます。ジャンプ自体はピエロよりも低いので、空中で接触する事は少ないですが、
タイミングをずらされないように気をつけましょう。
また、紫色の猿が茶色の猿を飛び越えるときにジャンプでその2匹をいっぺんに飛び越えるとボーナス点として1000点が
入ります。タイミング次第では3匹飛び越える事も有り、そのときは2000点入ります。
ゴール前のスクロールが止まるときが結構強敵だったりします。
ドラム型のトランポリンでジャンプしながらゴールを目指します。
この演目だけレバー左右のみでジャンプボタンを使用しません。レバーで隣のトランポリンに飛び移りますが、
ニュートラルにした場合、同じトランポリンでジャンプをします。
同じトランポリンでジャンプをするとジャンプが高くなり天井付近にあるドル袋を取る事が出来ますが、
一定以上の高さになると天井を突き破ってしまいミスになります。
また、トランポリンの間には曲芸師が火を吹いたり、剣を投げたりしていますが、
これらに当たってもミスになります。
1週目のときは、クリアが一番単純なステージで、
『ずっとレバー右を入れ続け、次のトランポリンとの間に曲芸師がいる場合は、
そのトランポリンで1回だけレバーニュートラルでジャンプをして飛び道具をやり過ごした後、レバー右で飛び越える。
2人続けて曲芸師が居る(次のトランポリンとその次のトランポリンの間に居る)場合は、
1人目の手前のトランポリンで1回だけニュートラルのジャンプをした後、レバー右で二人を飛び越える。
3人以上続けて居る場合は、2人の場合と同じ方法で2人ずつ飛び越える。』
…でクリア出来ます。(2〜3週目あたりから曲芸師のタイミングが変わるので使えなくなる)
綱渡り同様のジャンプアクションです。
プレイヤーは玉に乗って進んできますが、前方から玉がやってきます。
プレイヤーの乗っている玉と他の玉が接触すると落下してミスになるので、当たる前に飛び移りましょう。
但し、乗り損なってもミスになります。
『後ろにジャンプして後ろの玉に乗る事が出来る』というのが密かにポイントです。
馬に乗りながらゴールを目指します。所々にトランポリンがあり、それに飛び移りながら進みます。
トランポリンに横から接触したときは落馬してミスになります。
操作系がレバー右で加速、レバー左で減速(後退できない)になっており、
乗馬中とトランポリンでバウンドしているときのみスピードを変えることが出来ます。
トランポリンは2台1セットになっており、馬で走るときは加速。1台目トランポリンに飛び乗るときは減速。
1台目のトランポリンで弾んだら加速し、2台目のトランポリンで弾んだら減速…が比較的安全です。
加速状態でゴールに飛び乗ろうとして勢い余ってゴールを飛び越した経験のある方は結構多いのでは…。
サーカスならではですね。
地面に落下しないようにブランコを乗り継いで進みます。
ボタンでジャンプ。レバー左右で勢いをつけることが出来ます。
ブランコの揺れを大きくしたいときはレバーを左右に入れると大きくなります。
また、ブランコの揺れがなくなってしなった場合、レバー左右で徐々に勢いをつけることが出来ます。
タイミングゲーと油断してると結構足元をすくわれる難易度だったりします。
一定ステージ毎に強制的に登場。
通常のトランポリンと同じ進行だが、舞台が水上で曲芸師がイルカになっている。
イルカは右から左へと水中から水上へと飛び上がりながら移動してくるので上手くかわしながらゴールを目指します。
シンプルゆえのとっつき易さのあるアクションゲームだと思います。
テンポが比較的ゆっくりで、ルールが分かりやすい為、初プレイでも充分に遊べるのが嬉しい限り。
最近ではレトロゲーム集などに収録されている事も多い作品なので触れる機会も多いと思いますので、
試しに触れてみると、存分に楽しめるかもしれません。