ゲーセンには様々なジャンルのゲームがありますが、「間違い探し」をするだけのゲームがあるのはご存知でしょうか。
今回は「間違い探し」ゲームの「リアルアンドフェイク」を取り上げたいと思います。
ルールは単純。左右の2枚の画像の異なる部分を探し出すゲームです。
全て実写の画像で、「無理矢理色を塗り消していたり、書き足していたり…」という感じですが、意外と見つけにくいです。
カーソルとボタンで画像の間違いのある部分を探して選んでいきます。全て探し出すとステージクリアになります。
ゲームスタート時にプレイヤーには一定数のライフが与えられます。各ステージ間違いは5個ずつあり、
制限時間内にそれを探します。時間切れになった場合、見つけられなかった数だけライフが減ります。
更に、お手つきのときもライフが減り、ライフが無くなるとゲームオーバーです。
プレイヤーはライフの他にヘルプアイテムがあります。
アイテムは2種類あり、1つは『虫眼鏡』。使うと1つだけ間違いを自動的に探してくれます。
もう1つは『砂時計』。制限時間が10秒だけ回復します。
ヘルプアイテムは約5面ごとに登場するボーナスステージで数を増やす事が出来ますが、基本的にはライフを増やす事は出来ない為、
ヘルプを上手く使ってライフの減少を抑えるようにしましょう。
操作系は「8方向レバーと3ボタン」。
レバーでカーソルの移動。
左ボタンが「決定」。間違いの場所でボタンを押すと(正しければ)○マークがつきますが間違えるとライフが減ります。
真ん中ボタンが「ヘルプ(虫眼鏡)の使用」。『虫眼鏡』のアイテムを消費して自動的に間違いを探してくれます。
右のボタンが「ヘルプ(砂時計)の使用」。『砂時計』のアイテムを消費して残り時間を回復させます。
ルールがシンプルなだけあって、操作系もシンプルに出来ています。
ミニゲーム集のゲームの1つに間違い探しを入れるゲームはありますが、間違い探しだけを延々とやらせるゲームというのは
ある意味で個性的というか…意欲作なのかもしれませんね。
ライフが回復しない上、大体5個前後でスタートする為、探しきれないとすぐに終わってしまう事もありますが、
ステージ数は大量にあるので、調子が良いときは結構長く遊べたりします。
また、画像の種類が沢山あり、1つの画像の間違いの種類が7〜8箇所前後ある(ゲーム上ではその内、5箇所が間違いになる)為、
同じ絵が出ることがあっても簡単には飽きない作りになっていると思います。
「リアルアンドフェイク」は続編として「リアルアンドフェイク・フォトY2K」という作品が登場しています。
ヘルプアイテムの種類が増えている等、追加要素はありますが、基本的には前作同様「間違い探し」です。
(私が某所で見たときは、画像がややアダルト系になっている感じでしたが…)