6月といえばジューンブライドの時期…。結婚式が出てくるゲームでも書いてみようかと計画をしたときに思いつきました。
今回の個人的名作はジャレコの「モモコ120%」を取り上げたいと思います。
主人公の「モモコ」を操作してゴールまで辿り付かせるアクションゲームです。
「モモコ」は建物の一階からスタート。何故か下の階が火事になっており、火は放っておくとどんどん上の階へと燃え広がってきます。
火に巻き込まれないように屋上まで目指していきます。上の階へはエスカレータかトランポリンを使って上ります。
また、左右からは敵がやってきますので銃を使って倒していきます。
操作系は「4方向レバーと2ボタン」です。
レバー左右はキャラクターの移動です。上下はエスカレータや梯子の使用としゃがむ(レバー下)と扉の空いている部屋に入る(レバー上)ときに使います。
左のボタンは「ショット」です。持っている銃から弾を出しますが、梯子や運悌に掴まっているときの様に両手が塞がっているときは使用できません。
右のボタンは「ジャンプ」です。敵や穴を飛び越えるときやトランポリンで使うくらいですが、床にマークがついている穴はジャンプでは飛び越えることが出来ません。
これらの操作を駆使して屋上まで逃げ、屋上にある飛行船(?)につかまるとステージクリアになります。
基本は最上階を目指して進みます。エスカレーターでレバーを上に入れると上の階に進めます。梯子で上がる場合は上を連打で上ります。
また、トランポリンがある場合はタイミングよくジャンプボタンを押す事により高いジャンプをする事が出来、それを利用して上の階に進む事が出来ます。
また、ステージ各所には開いている扉と閉じている扉があります。開いている扉でレバーを上に入れると部屋に入ることが出来ます。
部屋に入った場合、『同じフロアの別の場所にワープ』か『ボーナスステージ』のどちらかが発生します。
『ワープ』は基本的には少し先に進めますが、後半ステージでは逆に戻される事もあるので、後半ステージでは無闇に使わないほうが良いでしょう。
『ボーナスステージ』は障害物をかわしながらゴールまで進みます。結果に応じて銃がパワーアップします。
銃のパワーアップは一部の敵が落とすアイテムを拾う事でもできます。ちなみに銃は、『最強まで何段階あるんだよ!!』というくらいにパワーアップします。
また、銃をパワーアップさせると連射性能が下がったり当たり判定が悪くなったりする段階もあります。(最強段階は使い勝手が良いけど)
ゲームは残機制で、ミスの条件は「敵や敵の弾に当たる」、「火に巻き込まれる」、
「1フロア分異常の高さから転落する」(但し、下にトランポリンがある場合はミスにならない)です。残機が0になるとゲームオーバーとなります。
ゲームスタート時、主人公の「モモコ」は4歳。さくら幼稚園が舞台。先程書いたように下の階が火事になっているのでエスカレーターで脱出しましょう。
『何故幼稚園にエスカレーターがあるのか』とか『先生は何処に行った?』なんて突っ込みはさておき…
幼稚園をクリアをすると次は「モモコ6歳 さくら小学校入学」。 少しだけ成長した「モモコ」は背が高くなり、当たり判定やショットの高さが変わります。
でも何故か再び火災に遭います。幼稚園よりも構造が多少複雑になった小学校から屋上へと避難していきます。 でも、『何故小学校にエスカレーターが…(以下略)…
小学校をクリアすると「モモコ12歳 さくら中学校入学」。 「モモコ」はさらに成長します。 でもって、再び火災に…(以下略)
中学生の次は、15歳の高校生となって舞台は高校の校舎となりますが、やはり火災…。
その次が18歳のアイドル歌手デビューとなってテレビ局が舞台になりますが、ここでも火災…。
18歳のステージクリアをすると「モモコ」は20歳となり、ウェディングドレス姿になります。
20歳のステージは教会。ここだけは火災は起こらず、ボーナスステージとなっています。規定時間以内に得点アイテムを拾っていきましょう。
但し、このステージでは「モモコ」は敵を攻撃する事は出来ず、かわす事しか出来ません。
時間切れか敵に当たるかステージ最奥まで行くとボーナスステージは終了し、モモコの結婚式が始まります。
幸せいっぱいのハッピーエンドかと思いきや…すぐに2週目です。再び5歳になって再スタート…これが輪廻ってやつ(ちょっと違う気がする…)
このゲームは、「うる星やつら ラムのウェディングベル」というタイトルでファミコンに移植されています。
ちなみにこのゲームのメインVGMは「うる星やつら」のテーマソングそのままだったりします。 「うる星やつら」で移植したのはその縁だったのかもしれません。
説明が簡単で終わってしまいましたが、それくらいルールが単純なゲームで、ステージが進んでも同じルールで進めていくゲームだと言う事です。
単純なルールのゲームだけに初見でも全然苦労する事も無く遊べてしまうゲームだと思います。
ルール的に見る限りではプレイする人を選ばない敷居の低いゲームかなと思います。