どういう訳か、今回は「麻雀クエスト」を取り上げてみたいと思います。名作というより迷作ですね。
ご存知の方も多いと思いますが、俗に言う脱衣麻雀に分類されるゲームです。あのタイトーが出す辺り
結構凄いことだと思ったりします。
「クエスト」と書いてある様にゲームはRPG風になっており、主人公の聖雀士「リュウコ」が雀魔王
「コクシー」を倒しに行くという話です。冒険中に遭遇する敵(女モンスター)と麻雀で勝負し、
勝つとご褒美グラフィックが見られます。逆に負けてしまうと主人公「リュウコ」が脱がされてしまいます。
フィールドをドラ○エのように進み、たどり着いた城・町・ダンジョンで様々なイベントをこなしながら雀魔王の
城を目指していくのですが、敵との遭遇がこれもド○クエみたいにランダムの上、遭遇率が高い…。しかもフィールド・ダンジョンを
歩く距離が長い割りには、敵の種類がかなり少ないので同じ敵と何度も遭遇し、同じご褒美グラフィックばかり…
(主人公も敵も一通りしか脱衣パターンが無い)
せめて同じキャラクターでも数種類脱衣グラフィックがあればよかったのに…。
当時の脱衣麻雀にしては結構ユニークな感じだったのですが、いかんせん作りが微妙に良くない気も…。
まぁ、もともと脱衣麻雀自体ゲーム的な面白さより『ご褒美グラフィックさえあれば良い』的な空気があったのかもしれません。
でも、それにしても全体的にもう一工夫があれば名作だったのに…と言う感じもします。
先にも書きましたが、クリアまでが非常に長いのに敵の種類が少なく、何度も同じ敵と戦う事になるので、同じご褒美
グラフィックばかり…ご褒美の有り難味も薄いです。
しかも、敵のと戦闘はRPGっぽく、「上がった点数÷100」のダメージを敵に与えるのですが、
主人公のスタート時の体力は「15」(つまり1500点分)でノーテン罰符1回でゲームオーバーです。
しかも、「80」(満貫1回分)を超えるのが相当後半にもかかわらず、敵は満貫クラスを連発するので
即死だらけ…。「脱衣麻雀はゲームバランスがキツイ」という嫌な流れは、どのメーカーが出しても同じだったようです。(涙)
ただ、逆に親切な部分もあります。主人公は装備品の力を使うことが出来ます。剣を使うと有効牌を
確実にツモる事が出来、聴牌時ならば純カラで無い限りはほぼ確実にツモれます。 剣の使用はスタートボタンを
連打することによって使用でき、装備品によって1戦につき使用できる回数と必要な連打数が変わります。
また、盾を使うと敵の手牌を一定時間見ることが出来ます。これも装備品によって効果が変わります。
意地悪な設定が多い中、これだけ勝ちやすい仕組みがあるのは(一応)嬉しい限りです。
「名作」に挙げた割には、叩いている部分の方が多かったりしますが…(汗) 様々な麻雀ゲームの中で、
ある意味、見た目のインパクトとしては強烈だったかと思います。 ただ、もうちょっとお手軽だったら、
リアルで名作に入る程面白かったのに…というのが残念でたまりません。