ついに、脱衣ゲームを取り上げてしまった…。でも、個人的迷作ということで…。
間違いなく、アーケードゲームの迷作といえる娘牌(ニャンパイ)。今回は、この作品を取り上げたいと思います。
街で出会った「しゃべる猫」に『魔王にさらわれた友達を助けて欲しい』と言われて…みたいなストーリーがあった
気がしますけど…よく憶えていないや…。まぁ、ストーリーが重要なゲームじゃないからいいか(←いい加減な紹介)
ゲームは、画面上に積まれた麻雀牌を取っていくゲームです。取る事が出来るのは、『上に牌が置かれていない』
『左右のどちらかに他の牌がくっついていない牌』で…えっ!?『上海』のルールに似ているって?
このゲームは確かに、上海のルールに近いですが、いくつか違う点があります。
それは、『3枚1組で牌を取っていく事』です。上の2つの条件に当てはまる同じ種類の牌を3つ選ぶことで
その牌を消す事が出来、違う牌が取れるようになります。
また、もう1つ違うのはクリアの条件で、全部の牌を取るのではなく、
『指定された4種類の牌を取る事です。』効率よく集めれば、全部消さなくてもクリアできます。
操作系は、「8方向レバー+2ボタン」レバーでカーソルを移動させ、2つのボタンは「牌の選択」と「選択の取り消し」です。
主人公は魔王が送り込んだ刺客と対決するのですが、刺客は何故か女の子。ステージをクリアして彼女を倒すと、 女の子の脱衣絵を見る事が出来ます。ステージはタイム制で、クリアできるまでに0になるとゲームオーバーです。
「上海」とルールは似ているというものの、各ステージの牌の数はかなり少ないので、考えなくてもサクサク進み、
手詰まりする事は殆どありません。
ただ、このゲームは持ち時間が非常に厳しく、牌を取ってもタイムは全く増えず、減る一方なのです。
しかも、次のステージになってもタイムは回復しません。多分1コインクリアは無理だと思います。
(タイム回復アイテムはあるのですが、基本的に一時の凌ぎにもならない)
どちらかというとゲーム的な面白さは薄く、脱衣を見るためだけの様な感じがしますね。…でも、肝心の脱衣も18禁の様な
過激なものは無く、15禁くらいの絵(胸の露出すら、無かった気が…)です。
ゲームは単純で長く遊べない『脱衣メインのゲーム』のクセに肝心の脱衣も 18禁っぽくなくて、一体何のためのゲーム何だよ!!
…いや、そんなゲームだからこそ、個人的名作(迷作だけどね)に 挙げるべきゲームなのかもしれません。 大体、1996年といえば、格ゲー大ブームの時代です。こんな時代に こんなゲームを作ったのは、ある意味『勇者』です。立派です。
…で、何でこんなゲームを知っているのかというと、(当時)地元のゲーセンで見かけたときに 『プリティーセーラー』っぽい雰囲気だったので、つい…(爆)