フェリー「飛龍」大阪→沖縄(乗船体験)


大阪南港に到着
私は大阪南港に向かうために梅田から大阪市営地下鉄四ツ橋線で住之江公園に向かい、そこからニュートラムに乗り換えてフェリーターミナル駅に向かいました。そこから南港までは徒歩でわずかです。南港に着いたのが21時ごろでした。

この大阪南港は様々なフェリーが出航しますが有村産業の那覇行きの「飛龍」はさらに西側の「かもめ埠頭」から就航します。この「かもめ埠頭」までは、ここ大阪南港から連絡バスが出ています。私はその連絡バスにのって「かもめ埠頭」へ向かいます。私は21時40分発の連絡バスに乗り「かもめ埠頭」に向かいました。
22時過ぎたころ「かもめ埠頭」に到着し備え付けの乗船申込書を記入しターミナルの受付カウンターで旅行会社で購入したクーポンとともに窓口で正式な乗船券と引き換えます。出航予定時間は日付をまたいだ0時50分です。まだ時間がありますので待合室でテレビを見ながら待ちます。「飛龍」の入港予定時間が9時50分ということで、私は暇つぶしに乗る予定の「飛龍」を見に行こうと思いましたが、どうやら入港が遅れてまだ入港していません。22時半頃ようやく「飛龍」が入港してき22時45分頃に着岸しました。早速何人かの乗客が下船しましたが、それだけでなく大量の貨物が積み出されていました。この「飛龍」は旅客運送だけでなく貨物運送もしています。
かもめ埠頭です。 乗船券です。
「飛龍」が入港してきました いよいよ乗船です

いよいよ乗船、そして出航
しばらく経つと放送アナウンスで「沖縄・那覇行きの乗客にお知らせします。沖縄・那覇行きの乗船は23時15分を予定しております。乗船予定のお客様はしばらくお待ちください。」とのアナウンスです。それからしばらく経ちまたアナウンスです。「沖縄・那覇行きの乗客にお知らせします。只今から沖縄・那覇行きの乗船を開始します。乗船予定のお客様は乗船口にお越しください。」とのアナウンスです。いよいよ乗船が開始されました。時間は23時18分です。乗客は乗船口に向かい乗船ゲートから階段を上りいよいよフェリー「飛龍」に乗り込みます。
「飛龍」に乗り込んだら「レセプションカウンター」で正式な乗船手続きを行います。この時乗船する部屋の指定も受けます。私は乗船手続きを済ませ今夜の寝床となる「インサイドキャビン」へ向かいます。この「インサイドキャビン」は2等客室のことですが、この船の中で一番グレードが低いながらも雑魚寝部屋ではなく二段ベットと他のフェリーの2等に比べればグレードが高くなっています。この部屋にはトイレ洗面所だけでなくシャワーもあります。
出航まで時間がありますので私はしばらく船内散策をしてデッキに出ました。デッキに出てみて港のほうを見るとまだ貨物の積み込みをやっているようです。1時43分頃貨物の積み込みを終えて定刻0時50分よりも約1時間遅れでいよいよ長距離フェリー「飛龍」は那覇に向けて出航しました。出航してしばらく経つと後ろに大阪南港の夜景が「飛龍」を見送っています。そして北側からは神戸の夜景が見えます。私は大阪・神戸の夜景を見た後客室に戻り眠りにつきました。


ここで乗船手続きをします。 ライトアップされた南港を後にします。
インサイドキャビンには二段ベットが3組あります。 インサイドキャビンにはトイレ洗面所だけでなくシャワーもあります。

夜明けそして目覚め
「飛龍」は大阪湾・紀伊水道を南下し右側に四国徳島県を望みながら沖縄を目指します。4時を過ぎたころ辺りは明るくなり始めました。そして午前5時ごろには朝日が見えました。徳島県を越え高知県の南部を航海して7時過ぎに室戸岬を通過しました。7時半を過ぎたころ、「皆さんおはようございます。現在の時刻は8月11日午前7時30分です。現在フェリーは高知県の南海上を航海中です。10時20分ごろに足摺岬を通過予定です。なお那覇到着予定時刻は8月12日の午前9時を予定しております。午前8時よりレストラン営業を予定しております。」とのアナウンスです。
デッキに出てみると「飛龍」は北側に四国高知を望みながら大海原を航海中です。辺りを見渡すと雲が低い位置に見えます。この光景は陸の上ではみられない光景でなんとも幻想的です。そしてたまに虹が見えることもあります。時刻は8時になり私は朝食をとりに食堂に向かいました。
私は和朝食を注文しました。メニューは和朝食の他に洋朝食としてサンドウィッチセット・トーストセットがありました。大海原を見ながらの朝食はなんとも最高でした。


大海原から見る朝日はなんとも綺麗です。 虹も見えました。幻想的です。
室戸岬を通過します。 私の食べた和朝食です。


船内を散策

朝食を食べ終えて私は船内を散策することにしました。私は今までもフェリーに乗ったことはありますが。一番長いフェリーでも晩に出航し次の日の朝到着というフェリーでなかなか船内散策ができませんでした。でもこの「飛龍」はさらに航海時間が長く船内散策する時間は十分にあります。「飛龍」の船内にはエントランスホール・売店・カフェテリアをはじめ海を見渡せるプロムナードもあります。
また「シーサー」や「石敢當」など沖縄を象徴するオブジェもあります。


エントランスホールです。奥にはレセプションカウンター、中央吹き抜けには龍神のオブジェがあります。 売店ではお菓子やカップラーメン・アメニティーグッズだけでなく「飛龍」オリジナルグッズもあります。
カフェテリアです。この日は営業していませんでしたが営業していない場合はフリースペースとして利用できます。 プロムナードです。海を眺めながら楽しいひと時を過ごせます。

自販機です。沖縄オリジナルのオリオンビールもあります。 客室前の廊下には様々な表情のシーサーが飾ってあります。
エントランスの階段踊り場には大獅子があります。 キャビンの通路角には石敢當があります。これは沖縄ではT字路の突き当りなどに建てられています。


カフェパティオです。コーヒーを飲むことができますが、フリースペースとしても利用できます。また本棚にはマンガや本があります。 セブンシーズダイニングです。いわゆるレストランです。朝食・昼食・夕食はここで食べます。
飛龍の航路図と各地点の通過予定時刻表です。これを見て今どこを航海しているかを探すのもいいでしょう。 ゲームセンターもあります。


お昼そしていよいよ九州へ


飛龍は10時10分に足摺岬を通過しました。いよいよ四国ともお別れです。今度は九州に向かって航海するわけです。日は上に上り、正午になると放送では「乗客の皆様にお知らせします。只今からレストランでは昼食の営業を開始します。昼食の食券を購入されました乗客はレストランにお越しください。」とのアナウンスです。私はレストランに向かいました。私は事前に焼肉定食の食券を購入していましたので私は焼肉定食を食べました。私は食事をした後、午後からは天気がいいので日光浴がてらデッキを廻りました。
デザートとして「ブルーシール」アイスを食べました。「ブルーシール」とは沖縄のアイスのブランドです。

14時半頃、北西側に九州が見えてきました。これは宮崎県です。「飛龍」は日向灘を航海しています。しばらく九州を右側に望み13時44分頃都井岬を通過しました。この岬を越えて志布志湾を越えたら右側に鹿児島県が見えます。鹿児島県は沖縄の一つ手前の県です。

足摺岬を通過して四国を後にします。 私が注文した焼肉定食です。沖縄風です。

客室横のデッキです。 後方に広々としたデッキもあります。

ブルーシールのアイスです。 宮崎県の都井岬です。

いよいよ九州ともお別れ


16時を過ぎてから右側に内之浦が見えてきました。この海岸には宇宙空間観測所があります。この内之浦は大隈半島の一部であり「飛龍」はこの大隈半島を右側に望みながら大隈海峡を航海します。また「飛龍」のこの日の航海ではこの大隈半島に最も接近します。17時過ぎたころ左手側の遠くにうっすらと種子島が見えました。「飛龍」はひたすら大隈海峡を航海し17時半頃右側に佐多岬が見えてきました。この佐多岬を越えるといよいよ九州ともお別れですが大隈半島の先端である佐多岬の奥に薩摩半島が見えその薩摩半島先端付近の開聞岳が大隈半島と重なって見えます。

宇宙観測所が見えます 佐多岬が幻想的に見えます。
開聞岳です。 「飛龍」は九州を後にします

夕方そしていよいよ大隈諸島へ

18時になると放送では「乗客の皆様にお知らせします。只今からレストランでは夕食の営業を開始します。夕食の食券を購入されました乗客はレストランにお越しください。」とのアナウンスです。私はレストランに向かいました。私は事前に沖縄そば定食の食券を購入していましたので私は沖縄そば定食を食べました。この沖縄そばは太麺で、もずくやシークアーサーのゼリーも付いています。私は食事をした後、デッキに出ると、左側に屋久島が見えました。大きく見えてビックリしました。もう夕方ということもありあたりは暗くなり始めました。そしてしばらく経つと夕日も幻想的に見え、月もくっきりと見えました。そして日が沈んでも「飛龍」は沖縄に向けて航海を続けます。
沖縄そば定食です。 屋久島です。
夕日が幻想的です 三日月も見えます。

再び夜明けそして沖縄へ
「飛龍」は薩南諸島・奄美諸島・を経て沖縄諸島を航海中です。日ものぼり、7時過ぎに瀬底島を通過しました。7時半を過ぎたころ、「皆さんおはようございます。現在の時刻は8月12日午前7時30分です。現在フェリーは沖縄本土西側を航海中です。なお那覇到着予定時刻は午前9時を予定しております。」とのアナウンスです。定刻より1時間半ほど遅れています。
7時40分過ぎに「飛龍」は残波岬を通過しました。これぐらいから左手側には沖縄本土が見えます。しばらく経つと左手側の沖縄本土は市街地が多くなってきました。
8時20分過ぎに左手に那覇市内が見えてきました。
8時30分に「飛龍」は汽笛を鳴らし那覇新港側へ進行方向を変えました。そして防波堤を越えて那覇新港に入線しました。
そしていよいよ軌道修正をし9時2分に那覇新港に着岸しました。乗客は下船準備をし下船口から船を下りました。

那覇市内が見えてきました。 いよいよ着岸です。
乗客は船を降ります 那覇新港に到着です。


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