イタリア上院選挙(1994年)結果

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  1994年下院選挙結果 1996年下院選挙結果 2001年下院選挙結果 

政党名 得票数得票率議席数
選挙区比例区 合計
進歩主義者 (*1) 10,881,32032.9 9626 122
 左翼民主党(Pds)    4614 60
 再建共産党(Prc)    144 18
 イタリア社会党(Psi) 103,4900.3 111 12
 緑の連盟(Verdi) 100,4180.3 7- 7
 レーテ(Rete)(*2) 12,560  24 6
 民主同盟(Ad)(*3)    73 10
 社会キリスト教徒    4- 4
 社会党再生    1- 1
その他左派    4- 4
[左派・計] 11,097,78833.5 9626 122
イタリアのための協約 (*4) 5,519,09016.7 328 31
 イタリア人民党(Ppi)    327 30
 セーニの協約(Patto Segni)(*5)    -1 1
[中道・計] 5,519,09016.7 328 31
自由の極 (*6) 11,115,04119.9 748 82
善政の極 (*7)  13.7 5411 65
 フォルツァ・イタリア(Fi) 149,9650.5 267 33
 キリスト教民主センター(Ccd)    102 12
 民主中道連合(Udc) (*8)    3- 3
 北部同盟(Lega Nord)    555 60
国民同盟(An) 2,077,9346.3 3413 47
パンネッラのリスト・改革者(Riformatori) 767,7652.3 - 11
[右派・計] 14,110,70542.7 12828 156
その他 2,346,9667.1 51 6
合計(有効投票数) 33.074.549100 23283 315


(注)
(注)
 *1  Progressisti=1993年の統一地方選から始まった広範な左派の選挙連合。

 *2  超党派の反マフィア運動を率いたオルランド・パレルモ市長(Dcを離党)と、ミラーノでクラクシ
    社会党の汚職を追及したダッラ=キエーザ教授のグループ「市民社会」を中心とした、政界浄化を
    目指す全国ネットワーク運動(1991年結成)。政治的にはDcや共産党に近い勢力。
 
 *3  セーニの改革運動を支持し、旧キリスト教民主党勢力を下野させるために中道・左派の結集を目指
    し結成。社会党、社会民主党、共和党、自由党の非共産系世俗政党からそれぞれの改革派が参加。
    一時、セーニの人民改革運動も加入したが離脱。共和党 (Pri)は参加決定後に党の主導権を回復し
    たラ=マルファ前書記長が中道連合への参加に路線変更したが、複数の議員がこれに反発し、この
    連合に残留(この勢力からは下院5人、上院3人が当選)。

 *4  Patto per l'Italia=旧キリスト教民主党(Dc)の主力が結成した人民党と、Dcをいち早く離党し
    レファレンダム運動を展開していたマリオ・セーニの「セーニの協約」による中道選挙連合。
    
 *5  セーニを中心とする旧Dcの改革派のほか、社会党からアマート前首相、自由党の一部、共和党の
    ラ=マルファ前書記長の勢力も参加した。

 *6  Polo delle Liberta'=北部地域でのフォルツァ・イタリアと北部同盟の選挙連合。両党のほか、
    キリスト教民主センター(Ccd)、中道民主連合(Udc)、自由民主主義の極(Pld)、「改革者」
    が参加。

 *7  Polo del Buon Governo=南部地域でのフォルツァ・イタリアと国民同盟の選挙連合。両党のほか、
    キリスト教民主センター(Ccd)、中道民主連合(Udc)、自由民主主義の極(Pld)、民主・社会
    主義者連合(社会党、旧社会民主党の一部など)が参加。

 *8  自由党 (Pli)が中道・右派勢力の結集を狙って結成した選挙連合。この勢力はほとんどが選挙後に
    フォルツァ・イタリアに合流した。



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