2002年12月11日 記念すべき第1回見仏ツアー(奈良東大寺〜奈良写真美術館)

わが「見仏クラブ」の記念すべき第一回ツアーが開催されました。隊員は会長の私とN君・T君の合計3人。

まずは仏像に関してほとんど素人の2人のために私が考えた初級コースとして奈良東大寺を目指しました。
2人を誘い、しかも会長ということもあり、私の愛車日産リバティーで奈良まで高速道路を突き進む。その間2人からは車内で会社に対する不満や愚痴など散々聞かされてちょっと疲れたがこれはこれで良し、だってこういう機会で普段言えない事を発散させてリラックスして仏像鑑賞に望んでもらうのもひとつの狙いなんです。

修学旅行のお決まりコースである南大門の仁王(金剛力士像)2人の鋭すぎる視線を浴びながら門をくぐり、大仏殿に到着。
大仏殿の前の回廊の石畳に使われている原石はインド・中国・朝鮮半島と仏教が伝わった順番に並んでいるんだとレクチャーすると2人は「ほおーっ」と関心した様子。そして大仏様の「鼻の穴」で遊び(やっぱり入らない)、その後法華堂で16体もの国宝級の仏像がひしめき合っている世界に圧倒され、2月堂前の茶屋でおいしいワラビもちをきな粉にむせながら食べ、偕壇院でリアルな四天王像を見て東大寺を後にしました。
仕上げは「奈良写真美術館」。ここでは近くまで寄って見れなかった仏像の顔の表情まで写真でくっきり拝めるから中々好評でした。私の狙い通りに進めて良かった。
このコースは以前からバイクで一人ツーリングしていた時に何度も通っていたんです。
2人隊員からも「また行きたい」と言われてホット胸を
撫で下ろした初冬の奈良の空の下でした‥

第2回見仏ツアー(2003年6月)に続く。

二月堂へ向かう

ご存知東大寺本尊様

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