豆知識



イギリス人がパンに塗っているペーストの正体は


エルトン・ジョンのコンサートをTVで放映したときに、ツアーに行くときに必ず持っていくものとしてあげていたのがこれです。彼は毎日欠かさないと言っていました。また、アメリカ人に食べさせたら不味いと不評だったともいっていました。この、イギリス人が好んで食べて、外国人には受け入れ難いペーストの正体とはいったい???
この疑問にも「Kazu」さんが回答してくれました。さすが「Kazuさんのおいしいもの情報」をシリーズでアップされただけあって、イギリスの食通ですね。

ペーストってマーマイト(Marmite)のことですか?
あれはイーストを発酵させたものでかなり塩辛いものですがバタートーストの上に薄く塗って食べると病み付きになる英国独特のものです。
これに慣れるようになったらあなたの味覚もvery British!!
マーマイトは黒いどろっとして、黄色のふたの小さなビンに入っているものです。
大きいスーパーや明治屋で日本でも手に入りますよ。
Kazuさん




その後、近所の輸入食料品店でマーマイトを購入しました。
裏のラベルには次のような記載がありました。

品名 : マーマイト(酵母エキス)
原材料名 : 酵母エキス、塩、乾燥野菜、スパイス
原産国名 : カナダ
輸入業者 : 豊産業株式会社
●酵母から作られた栄養価の高いエイキスです。トーストやクラッカーに塗ったり、スナックのディップ、スープに混ぜたりいろいろお試しください。


原産国がカナダというのが、ちょっと気になりましたが、トーストに塗って食べて見て、その不味さに本物であると確信しています。
その後、「Kazuさん」から、「トーストに塗ってから焼いて食べるとヤワな日本人でも大丈夫」というアドバイスを頂いて、その通りやってみたら結構美味しく頂けました。ハイ。

また、「楽さん」からイギリス人はマーマイト以外にも色んなものをパンに塗っているという報告が寄せられました。
ぺ−ストの正体で、一番最初にマ−マイトを思い出されると思います。あれは強烈ですものね。ちなみにニュ−ジ−ランドではべジマイトと呼ばれているものがあり、確認してませんが同じ味のものだと思います。でもス−パ−に行くとパンに塗るぺ−ストは、死ぬほどいろいろあります。ハムをぺ−スト状したもの、チ−ズ、レバ−、海老、きっと探せばまだあることでしょう。しかもカップに入っている物もあれば歯磨き粉の様にチュウブに入っている物まであります。高級デパ−トの食品売り場などで高いものを買えば間違い無いと思いますが、ス−パ−の安物の場合かなりヤバイです。覚悟するかよく調べて買わないと生臭いとかあります。
楽さん