「誰か教えて!」の回答集

ウィンザー城の菊の御紋について教えて下さい。(99/06/27)
先日、英国旅行中、ウィンザー城の聖ジョージチャペルにいきました。
そこの、両側には、王室関係諸侯の紋章のほか、世界各国の王家の紋章がつるしてありました。
その中に、日本の皇室の「菊の御門」があったのです。さて、これはいつ頃から、どういういきさつでここに飾られるようになったのでしょうか?
また、写真撮影が禁止のため写真がないのが残念です。公開されている写真を存じの方おられませんか?
Kazuさんの質問)

ぱぐさんの回答 (99/08/18)
 このあいだも書いた『英国王室史事典』によると、左足につけるものだそうです。中世の騎士 団の団員章として始まったものが、ガーター勲章の正章になったということです。ほかに首にかける頸章(けいしょう)、左胸につける星章、左肩から右の腰に向かってかける青色の綬を留めるレッサー・ジョージというものがあるそうです。
 昭和天皇がつけたかどうかは、英国大使館にでも聞けば教えてくれるかもしれませんね。

ぱぐさんの回答 (99/08/16)
 手元に森護『英国王室史事典』(大修館書店、1994)という本があるのですが、そこに写真と簡単な説明が載っています。最初の方のアート紙のところです。説明によると、

| セント・ジョージズ・チャペル内の、ガーター騎士の席と紋章旗。天皇旗は昭和天皇が
ガーター騎士団の客員であったことによるもので、現在ははずされている。

ということだそうです。その後また復活したのでしょうか。
 ガーター騎士団については同じ本にその項の説明があるのでそちらをご覧ください。
 かいつまんで言うと、アーサー王伝説の「円卓の騎士」にあこがれたエドワード3世が1348年に創設したものだそうで、現存の騎士団としてはヨーロッパ最古。定員は国王を含めて26名。
「ガーター」という面白い名前については定説はないのですが、貴婦人が落とした靴下留め(ガーター)に由来する、という伝説があるそうです。

ももじの回答 (99/07/10)
ウィンザー城のガイドブックを隈なく調べてみましたが、それらしい記事や写真はありませんでした。こういう疑問はどうやって調査すればいいでしょうね。どなたかご存知の方、よろしくお願いします。