ずっと気になってた映画だったんだけど、今日やっと『恋愛適齢期』を観ました。
ダイアン・キートンとジャックニコルソンの豪華キャストで贈る、熟年カップルのラブ・コメディ。
とにかくこの主演の二人の演技は素晴しいの一言。セリフやちょっとした仕草のなんと自然なこと。特にダイアン・キートンは、これも私の大好きな映画『赤ちゃんはトップ・レディがお好き』の頃からはちょっと顔にシワが入りましたが、あの頃とまったく変わりなくキュートです。(メグ・ライアンもこんな風に歳を重ねて欲しいです・・・)
かたや怪優ジャック・ニコルソンの方は、あの強烈な顔で「恋愛小説家」などなぜかラブ・コメに出演し、なぜかいい味を出しますよね(笑
私の一番好きなシーンは二人で海岸を散歩するところ、演技をまったく感じさせないさりげない会話、とっても素敵なシーンです。
そんな素晴しい演技を見せる超ベテランの二人に、なぜにあんな体当たりというか捨て身のシーンが必要だったのか?ジャックのお尻はまだ許せますが、ダイアン・キートンの・・・(爆
それからキアヌ・リーブスも出演しており、相変わらず演技は硬く不器用ですが(主演の二人があまりにも完璧な演技をするので余計感じてしまうのですが)、ラスト近くのパリのレストランでみせる表情は最高でした。ちょっと見直してしまいましたよ、キアヌくん(笑
この映画ところどころでストーリーの流れが、んっ?て感じてしまうことがあったんだけど、DVDの特典でその訳がわかりました。時間を2時間にまとめるために、45分位カットされてるみたいです。中にはジャックが歌う未公開シーンもありました。なんてもったいない・・・。
恋愛に適齢期なんてない。年齢に関係なく、恋した時が適齢期。
ダイアン・キートンとジャック・ニコルソンのとびっきりの演技に酔いしれるのだ。
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