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『ヘルボーイ』
【感想】 ★★☆ H17.4.3

ヘルボーイ 「バットマン」や「スパイダーマン」に続けとばかりに現れた、あらたなヒーロー『ヘルボーイ』を観る。今流行のアメコミ映画化作品のひとつで、結構期待してたんだけど、出来は・・・いまひとつですねえ、残念。

 まずバトルシーンがバタ臭く、なによりヘルボーイ弱い!(笑
これは致命的です。ほとんどやられてます。あのジャケットの写真でも握ってる銃もでかい割には威力がない。残念だったのは、最初のほうでその銃の玉を相棒の青年が代わりに込めるってシーンがあるんだけど、絶対重すぎて持てないよって思ったのに、あっさり持ってんの。な〜ぜェ〜〜〜。なんとなく微かにですが、でかい銃を持っているせいもあり、あの『ダーティ・ハリー』のアウトローの香りがしたんですが、気のせいだったようです。惜しいかなただの力任せの赤顔のオッサンって感じで、最後まで冴えません。
同じロン・バールマン主演なら、『ロスト・チルドレン』の方が断然オススメです。奇才ジャン=ピエール・ジュネ独特の、ダークな世界にどっぷりはまるのだ!


救いは華麗な剣さばきを見せるクロイネンと、Xメンの一員のように炎を操るリズです。
それでもリズはこれもジャケットの写真からだけど、ドレス着ているシーンはありません。またまたな〜ぜェ〜〜〜。

アメコミ映画化作品って、ほんと当たりはずれがあるとゆうか、はずれが多い。

最近では短足でアクションの切れがまったくなかった「デアデビル」に緑色の巨人がパンツ一丁で走り回るだけの「ハルク」(爆 ・・・私も上手いこと言うね)。
「Xメン」は・・・・・・ええ〜〜・・・許してあげる。(笑
同じ匂いはするんだけど、なぜか好きなんだよね、不思議です。あとは んん〜、言ったわりにはもう浮かばなかったりして・・・


今後もキアヌ・リーブス主演の「コンスタンティン」や、「バットマン・ビギンズ」とアメコミのヒーロー映画が待機してるけど、こっちは期待できそう・・・かな?