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『デイ・アフター・トゥモロー』
【感想】　★★☆	H16.10.16
予告編を観たとき、これは凄い映画ができるぞ！なんて思ってたので、発売日にこの『デイ・アフター・トゥモロー』のＤＶＤを即購入。 　おお！凄いね竜巻がこんなにいっぺんに何個も出てくる映画なんてなかったよ〜。うんうん、息子のピンチにお父さんが仲間と一緒に救出に行くんだ、そうそうＣＧばっかりじゃあねえ、ドラマも入れとかないと盛り上がらないんだよね。ん〜そろそろ密室劇も飽きてきたな。それにこのお父さん、息子のとこまで行くのはいいんだけど、車なくて歩き出しそのままじゃあ助け出せないし、それじゃあ行っても意味ないんじゃないかな、おかげで友達も死んじゃってるし・・・。で・・・、そろそろ凄いＣＧの場面が観たくなってきたな・・・、いやいや最後にとっておきのシーンがあるんだよきっと・・・。ふ〜んこれで終わりなんだ・・・。 　結論！予告編でいいシーン出しすぎ！！ ネタバレ覚悟で書いちゃいますけど、竜巻や津波のシーンは確かに素晴しい映像でした。でもこれって予告編で既に流れてたよね。こっちはあれ以上のシーンを期待して観ていくのに、それっきりだったので結構拍子抜けです。しかもこのクライマックスかのようなＣＧのシーンが、始まって早々に流れてしまうので、あと何があるのって感じで盛り上がりも何もありませんでした。いや〜、近くにヘリコプターでも車でもあって、父と息子が協力してそれを使って脱出するって言うのなら分かるけど、息子のいる場所までたどり着いたら終わりっていうこの父親の救出劇も中途半端。唯一なぜか狼に追い掛け回され、併せて冷気が襲い掛かってくる場面は面白かったです。それでも狼たちもそうですが、盛り上げるために無理やり感のある仕掛けも突っ込みどころ満載って感じで、見終わった後にあそこはへんだよね〜なんて盛り上がれます（笑） あと、いつになったら日本という場面設定で、日本人の俳優さんが使われるようになるのでしょうか？大きなひょうが降ってくる中を逃げ惑う日本人のビジネスマンのシーンでは、バタバタとがに股で走る姿はどう観てもジャッキー・チェンが走ってるような感じで、ぜったい日本人の動きじゃない(爆）。ハリウッドでは香港も日本も同じに見えるんでしょうかねぇ。