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『ブルース・オールマイティ』
【感想】 ★★★☆ H16.11.7
ブルース・オールマイティ
 なんとジム・キャリーとモーガン・フリーマンが共演というんだから、もう観るしかないということで『ブルース・オールマイティ』をやっと観る。

 正直最初に見たときはどういう訳かこの二人が揃ってこの程度、みたいで期待はずれの印象だったんだけど、2回目に観た時きましたきましたね。どうしてそんなことになったかと振り返ってみると、最初見たとき凄く眠くて、気が付かないうちに、いくつかシーンを見逃していたことが判明(^^;)ちゃんと観ると素敵な映画でした(笑)。

相変わらずパワフルなジム・キャリーもいいけど、それ以上に本作で初めて見た恋人役のジェニファー・アニストンが素敵でしたねえ。そして、神様役のモーガン・フリーマン。まるでちょっと前のジーン・ハックマンみたいに、最近いろんな映画に出まくって、そつなくどの映画でもいい味をだすモーガンだったけど、この神様の役は・・・ちょっとはずしたかなあ。DVDの特典のなかでジム・キャリーがふざけてモーガン・フリーマンに絡むシーンがあるんだけど、まったくリアクションがとれず、やっぱり彼にはコメディは向いていないということが発覚。たぶんとってもまじめな人なんでしょうねえ。まあジム・キャリーがあの勢いでこられたら、大抵の人はリアクション取れないかなあ(^^)

 大事なことは自分のことだけでなく、周りの人や大切な人の気持ちを真剣に想うこと。素敵なストーリーですよね。
ちょっと前ならトム・ハンクスが演じそうな役でしたが、ジム・キャリーになったことで、変に笑いの部分に期待がかかった様な気がします。好き嫌いが別れるあのサービス精神過剰とも思える演技が肌に合わない人には、惜しい!って感じでしょうね。私は大好きですけど。