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『エイリアンVS.プレデター』
【感想】 ★★☆ H17.4.26

エイリアンVS.プレデター 出演者がほとんど無名の俳優たち、そして監督がポール・W・S・アンダーソンとB級映画確実だったので、DVDは買わない予定だったのにやはり『エイリアンVS.プレデター』買ってしまった。店頭で並んでいるのを見て、やはりエイリアンとプレデターというネームバリューには勝てませんでした。アニメでいう「マジンガーZ対デビルマン」や「マジンガーZ対ゲッターロボ」、異種格闘技でいう「アントニオ猪木対モハメッド・アリ」みたいな夢のような対決(例えが古いね・・・(笑)、やっぱり見たいよねえ〜。

人工衛星により南極大陸に古代遺跡を発見、早速世界中から集めた専門家たちからなる調査隊が向かうが、そこは100年に一度プレデターがエイリアンと戦い、戦士としての試練を受ける儀式の場所だった。すごい設定だね(爆)
(↓ここからかなりネタバレ)


背後から忍び寄るエイリアンを、振り向きざま一振りで頭部切断するプレデターなど、おお!って思わせる場面もあり戦闘シーンはそれなりに見せてくれます。しかし予告編でエイリアンがうじゃうじゃピラミッドをよじ登ってる場面があったので、かなり大掛かりな戦闘シーンを期待してたのですが・・・。でも、後半で人間とプレデターが共闘するという意外な展開にニヤリ。おいおい、一緒に走ってるよ(爆)
他には「ジュラシック・パーク」並に襲い掛かってくるCGのエイリアンクイーンなど、がんばっているようだがどうしても許せない事が一つ。あんたたちそこはたしか南極だったよぇ、なのになんで息が白くないの?そんなとこでCG代ケチってんじゃないの(笑)


それからこの監督かなり「エイリアン」シリーズを観てるのか、オマージュネタが満載です。最初のタイトルがバラバラに浮き上がってくるとことか、南極の基地で部屋にスキャンのようにライトが差し込む様子とか、極めつけは生けにえの間にあるベッドの並びが、ノストロモ号の催眠カプセルと同じ。他にもいろいろあるみたいなので、そういうところでの楽しみ方あり(笑)

夢の対決っていうパターンは、これからもいろいろ出てくるでしょうが、やっぱりアメコミヒーロー対決が見たいですね。「スパイダーマンvsスーパーマン」とか「スパイダーマンvsXメン」なんて絶対観るでしょ。
そして前にも書いたけど、グズグズヒーロー対決ということで「デアデビルvs超人ハルク」(爆)