■六法を毎年買い替えるのは法律家の卵の義務
もったいないと思うかも知れません。しかし、判例や先例は毎年必ず追加されます。法律も改正されます。毎年、秋には多くの出版社が最新版を出版しますので必ず買い替えましょう。登記六法は大きな法改正がなければ1年おきの人も多いかもしれませんが、できれば通常の六法と登記六法の2冊とも購入しましょう。司法書士になっても当然、毎年買い替えます。それが法律家および法律家の卵の義務と言ってもいいでしょう。
■六法は「引きまくり」「書き込みまくり」
時間が許す限り条文にはあたりましょう。引いたらマークするなり、線引くなり、汚しまくってOKです。きれいに使う必要などありません。反対に、よく1年でこれだけ使ったなというぐらい汚しましょう。六法を閉じて横から見て、使いまくっているのが一目瞭然になれば合格に近づいている証拠です。
六法を引くことは、司法書士試験合格後の簡裁代理権の考査や、実務に就いたときにも必ず活きてきます。実務についてお客さんの相談を受けながら、受験用参考書や過去問を見るわけにはいかないでしょうから。
■司法書士試験には、どの六法がいいの?
判例が記載されている六法であれば、どこの六法でも構いません。個人的には、試験勉強時代から現在にいたるまで「三省堂の模範六法」の愛用者です。判例六法の王道は「模範六法」だろうという思いこみがキッカケですが、個人的に好きです。難点は重いことですが…。
初学者はもっと薄い「有斐閣の判例六法」がオススメかも。受験時代の最初の頃は交互に買っていました。
司法書士の年収 How much?【A事務所の開業3年情報付】
合格者の平均受験回数は3.52回〜
受験回数10回以上もあり得る試験
司法書士試験の難易度
過去問対策−司法書士試験【過去問比較】
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