司法書士　合格率・合格者数の推移

平成２０年度　合格者の詳細

■合格率は徐々にアップしているが、３％を下回る狭き門

　司法書士試験の出願者数はこの１０年の間に約１．２５倍になり、合格者数は１．６２倍になっている。法務省の法曹人口の増加の方針もあり、合格者数は年々増加している。現に平成１０年以降は一度も前年の合格者を下回った年度がない。

　合格率も長期スパンでみるとかなり上昇おりしており、約３０年前の昭和５５年の頃は１%台後半で推移していたのが２．２１％、２．６％前後となり、近年は２．８％前後で３％を切るラインを保って推移している。
　一昔前に比べれば、合格率だけみれば、合格しやすくなってきていると言えるだろう。しかし試験内容的には、明らかに書式は複雑化しているし、択一問題４０問だった頃と比較すると、択一問題の難易度も上昇しているのは確かだ。

	出願者数	受験者数	合格者数	合格率		合格基準点
	出願者数	受験者数	合格者数	出願者数を分母	受験者数を分母	合格基準点
平成２３年	31,227
平成２２年	33,166	26,958	948	２．８％	３．５％	212.5点
平成２１年	32,558	26,774	921	２．８％	３．４％	221.0点
平成２０年	33,007	27,102	931	２．８％	３．４％	189.5点
平成１９年	32,469	26,860	919	２．８％	３．４％	211.5点
平成１８年	31,878	26,278	914	２．９％	３．５％	202.5点
平成１７年	31,061	－	883	２．８％	－	203.5点
平成１６年	29,958	－	865	２．９％	－	197.0点
平成１５年	28,454	－	790	２．８％	－	208.5点
平成１４年	25,416	－	701	２．８％	－	206.0点
平成１３年	23,190	－	623	２．７％	－	198.0点
平成１２年	22,715	－	605	２．７％	－	－
平成１１年	21,839	－	577	２．６％	－	－
平成１０年	21,475	－	567	２．６％	－	－
平成９年	21,158	－	539	２．５％	－	－
平成８年	19,090	－	504	２．６％	－	－
平成７年	17,682	－	479	２．７％	－	－
平成６年	18.266	－	440	２．４％	－	－
平成５年	18,044	－	405	２．２％	－	－
平成４年	18,339	－	403	２．２％	－	－
平成３年	18.599	－	408	２．２％	－	－
平成２年	18,533	－	408	２．２％	－	－
平成元年	18,234	－	406	２．２％	－	－
昭和６３年	－	－	404	２．２％	－	－
昭和６２年	－	－	404	２．２％	－	－
昭和６１年	－	－	388	２．２％	－	－
昭和６０年	－	－	374	２．１％	－	－
昭和５９年	－	－	370	２．０％	－	－
昭和５８年	－	－	383	２．２％	－	－
昭和５７年	－	－	382	２．０％	－	－
昭和５６年	－	－	371	１．９％	－	－
昭和５５年	－	－	372	１．９％	－	－

※受験者数とは、午前の部及び午後の部の双方を受験した者の数をいいます。平成１８年度より公表。出典：法務省ＨＰなど。

平成２０年度司法書士試験

司法書士試験の合格点・合格基準点の推移

■平成２０年度　合格者の詳細

合格者数	９３１名　　(　男：６９１名・７４．２％　、　女：２４０名・２５．８％　)
平均年齢	３１．９４歳
最低年齢	２０歳　→ 　３名
最高年齢	７０歳　→ 　１名

※年齢は H２０.１１.４現在。出典：法務省ＨＰ

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司法書士 合格率・合格者数の推移

■合格率は徐々にアップしているが、３％を下回る狭き門

■平成２０年度 合格者の詳細

司法書士　合格率・合格者数の推移

■平成２０年度　合格者の詳細