第１ 受験資格
司法書士法第３条第２項第１号に規定する研修の課程を修了した者
第２ 考査申請手続及び受付期間等
１ 考査の申請手続
(1) 考査を受けようとする者は，自己が入会している司法書士会（司法書士会に入会していない者にあっては，その者の住所地を管轄する法務局又は地方法務局の管轄区域ごとに設立された司法書士会）を通じて考査申請書類の交付を受け，平成２０年４月１８日（金曜日）までに考査申請書類を当該司法書士会に提出し，当該司法書士会においては，４月２３日（水曜日）までに各考査申請書類を取りまとめた上，下記２の表に定められた法務局に提出。
なお，住所地を管轄する法務局又は地方法務局の管轄区域以外の地域で考査を受けようとする者は，上記にかかわらず，当該地域を管轄する法務局の管轄区域内に設立された司法書士会に考査申請書類を提出することにより，当該地域において考査を受けること可。
考査申請書類の提出を受けた各法務局は，申請者に対し，５月２１日（水曜日）までに考査受験票を発送。
２ 司法書士会が考査申請書類を提出する法務局
司法書士会が提出を受けた考査申請書類の提出先は，法務局とします。
(注) 考査は，東京，大阪，名古屋，広島，福岡，仙台，札幌及び高松法務局のみ。
３ 提出書類等
(1) 簡裁訴訟代理等能力認定考査申請書
(2)
考査手数料９，０００円（収入印紙で納付）
(3) 写 真
(4) 司法書士特別研修修了証明書
第３ 考査の期日等
１ 期 日
平成２０年６月８日（日曜日）午後１時から午後３時まで
２ 考査の内容
事実認定の手法に関する能力，立証活動に関する能力，弁論及び尋問技術に関する能力，訴訟代理人としての倫理に関する能力その他簡裁訴訟代理等関係業務を行うのに必要な能力を習得したかどうかについて，記述式により行う。
３ 考査会場
考査を受けようとする者が考査申請書類を提出した法務局が指定した場所。
４ 携行品
(1) 考査受験票
(2) 筆記具（黒インクのペン，万年筆又はボールペン（ただし，インクがプラスチック消しゴムで消せるものは不可。）。なお，問題検討のため，鉛筆，ラインマーカー又は色鉛筆を携行することが可。）
(注) 六法全書その他の図書の使用は不可。
５ お知らせ
(1) 考査問題は，考査時間終了後，持ち帰ることが可。ただし，途中で退出する場合には，持ち帰ることが不可。
(2) 考査問題については，受験者による持ち帰りを認める方法により公表するほか，考査の結果の発表の際に，考査問題の出題の趣旨，各問の配点，法務大臣の認定の基準点等と併せて，
法務省ホームページに掲載して，公表。
(3) 平成２０年度簡裁訴訟代理等能力認定考査を受験した者のうち，希望者に対して成績通知を実施。
第４ 考査の結果の発表
１ 法務大臣が簡裁訴訟代理等関係業務を行うのに必要な能力を有すると認定した者（認定者）の発表は，平成２０年９月１日（月曜日）の午後４時に考査会場を管轄する法務局又は地方法務局に掲示して行うほか，同日の午後４時に
法務省ホームページにも認定者の受験番号を掲載。また，前記掲示及びホームページ掲載後，認定者の受験番号及び氏名について，官報に公告。
第５ その他
１ 考査当日は，考査会場において，考査に関する種々の注意，指示等がありますので，必ず，考査開始時刻の２０分前までに，考査会場に集合。
２ 考査開始時刻に遅れた場合には，遅刻時間の長短及び理由のいかんにかかわらず，受験すること不可。
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