ミケーネ文明の崩壊後、ギリシアでは人口が激減し、文字も忘れ去られ、大規模な建築物は作られなくなり、壁画などの美術も姿を消すなど、社会が激変する中で、陶器だけはそれまでの様式を発展させながら製作が続けられていきました。幾何学的な文様の中にその後動物や人物が描かれるようになり、コリントスでの黒像式の発明、さらにはアッティカでの赤像式の発明によってギリシア陶器は大きな発展を遂げていきました。
ここではミケーネ文明崩壊後から赤像式陶器の終焉までの陶器画の発展を中心にギリシア各地での陶器の発展の歴史をたどっていきます。
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