レトロゲームレビュー/東方妖々夢 〜 Perfect Cherry Blossom

東方妖々夢  Perfect Cherry Blossom.

 

 

機種

Win

発売元

上海アリス弦樂団

ジャンル

シューティング

発売日

03年8月17日

価格

1,000円

ZUN

プレイ時間

30時間以上

今作の批評家

ジャータ

 

 

"花の下に還るがいいわ、春の亡霊!"
      "花の下に眠るがいいわ、紅白の蝶!"

 

 

グラフィック

画面全体を覆うかのような色とりどりの弾幕や、その残像はとても綺麗。

 8

 

 

 

サウンド

さすがに音楽とシューティングゲームを中心に製作しているだけあって、

テンポのよい良い曲が多い。さりげに桜風の雰囲気が感じられる曲は、

ゲーム全体の雰囲気とよく合っている。

10

 

 

 

システム

弾幕のパワーアップは普通にアイテムをとるだけで、MAXまで上げることは

大して難しくはない。アイテムには、他に「桜」がある。これはある程度ためる

ことにより「森羅結界」という魔法陣を張ることができ、これは防御に使われる。

 

 

 

 

プラス要素

一度クリアしたステージは、プラックティスモードで練習できるようになる。

また、ノーコンテニューでクリアすると、激ムズのエキストラステージ、

続いてルナティックステージが出現する。さらにスペルカードコレクション。

 8

 

 

 

価格

安い!

10

 

 

 

外観評価点

 

43

 

 

 

内容評価点

 

43

 

 

 

総合評価点

 

86

 

 

 

コメント

画面全体に放たれる弾の数を見て難しさを知る。
画面全体に放たれる弾の色彩を見てその美しさを知る。
難易度を4段階に変化させられるのはプレイヤーのレベルに合わせられ良い。
オプションでは、弾の数が多くなったときに自動的に処理落ちしてくれる、

スローモードも設定できる。
このゲームで印象深かったのは、やっぱり難易度の高さと、音楽のよさ、

そしてグラフィックの美しさ。
ゲームスタートで第1ステージが始まったとき、まず音楽を聴いてこれは

最後までやらなくてはいけないと思った。それくらい音楽に好感を持てた。
グラフィック。
最初は冬っぽい雪風のステージで始まり、ステージが進むにつれて、

だんだん雪に花が混じり始め春っぽくなっていく。
そして最後は桜の木を背景にボス戦。
桜色の背景に弾幕の色はとても映えた。
クリア後に楽しめたのは、クリア後に出現する2つの追加ステージ。
さらに、スペルカードコレクション。
それぞれのボスは特定の攻撃パターンをもっており、それぞれの攻撃を

ノーミスノーボムで倒すとスペルカードと呼ばれるものが手に入る。
スペルカードは全141枚で、これを集めるのはかなり大変。
このスペルカード集め、とても楽しめた。
とにかく、2003年、最も楽しめたSTGだと思う。

 

 

 

2003年12月31日