レトロゲームレビュー/聖剣伝説2

聖剣伝説2

 

 

機種

スーパーファミコン

発売元

スクウェア

ジャンル

アクションRPG

発売日

93年8月6日

価格

9,800円

国内売上本数

150万本

海外売上本数

33万本

プレイ時間

30時間以上

 

 

ボスを倒して画面が真っ白になった後、んっ?・・・・あれっ!?出れんし!!

 

 

グラフィック

タイトル画面はすごいがそれは置いておこう。全体的に、明るく暖かく柔らかくを

貫き通している。他社の製品だが、かなり「ゼルダ」を思わせる雰囲気だ。

 8

サウンド

ヴィジュアルの雰囲気と同様、明るさ、暖かさ、優しさが強くでた曲が多い。

しかし、そういう曲同士が相殺しあって、一つ一つの印象は弱まってしまった。

 8

システム

戦闘はアクション性が高く、武器や魔法の熟練値が重要となっている。

リングコマンドは見た目が新鮮なだけで、普通のコマンドと変わりは無い。

 8

操作性

さすがはアクションRPG。主人公が気持ち良く走る。戦闘でのアクションも、

ボタンを押せば攻撃できるし、魔法は時間が止まってくれるので使いやすい。

 8

プラス要素

武器レベルを上げ、必殺技を見るのは楽しい。と言っていられる状況ではない。

ボスを倒した後止まる。2回連続止まった日にゃあ、やる気萎え萎えでしょう。

 

外観評価点

 

37

プレイ感想

自然が多く、常に穏やかな光が射し込み続けている感じのするグラフィックや、

明るく陽気なBGM、そして愉快な仲間が、今作の雰囲気を作り上げている。

特に、プリムとポポイの動き方はハチャメチャであり、見ていて笑ってしまった。

戦闘はアクション要素が強く、それぞれの武器には固有の必殺技が用意されて

いるので、楽しんで進められるだろうという事に関してはなんら問題無いが、

止まるのはどうだろうか。デバッグはどうしたの?という感じに止まるのだ。

一度止まると、次も止まるのではと不安に刈られ、楽しさは半減してしまった。

 

内容評価点

 

40

総合評価点

 

77

コメント

 「聖剣伝説」の第一作は、91年6月28日、ゲームボーイにて発売された。

「ファイナルファンタジー」の外伝として位置付けられ、重く暗い雰囲気を

放っていた第一作であったが、ニ作目となる今作は、グラフィックのタッチや

心地の良いサウンド、そしてランディ、プリム、ポポイといった元気溢れる

キャラクター達によって、全く新しい世界観を手に入れたといって良いだろう。

 

 現在、今シリーズの制作に携わっていたメンバーは、任天堂の新会社である

ブラウニーブラウンに所属しており、2001年12月7日にはGBAに向けて、

「マジカルバケーション」を発売している。さらに、02年3月には、スクウェアの

任天堂ハード復帰が発表され、それまでうやむやになっていた、

今シリーズに対する障害は、ほぼ完全に取り除かれたといってもいい。

 

 それから間もなく、GBAにて、みなさんお待ちかねの「聖剣伝説」最新作、

「新約 聖剣伝説」が発売され、新たな「聖剣」シリーズがスタートしたのである。

 

 

2002年 9月26日

2004年 1月10日訂正