レトロゲームレビュー/迷宮組曲

迷宮組曲

 

 

機種

ファミリーコンピュータ

発売元

ハドソン

ジャンル

アクション

発売日

86年11月13日

価格

4,900円

プレイ時間

5時間以上

 

 

迷宮入りとは正にこのこと

 

 

グラフィック

ステージによって色こそ違うが、基本は壁かブロックのみで構成されており、

味気ない感じもかなりある。敵キャラはかなり多くの種類が用意されていた。

 6

サウンド

組曲とまではいかないが、雰囲気が出ているのは確か。通常のステージは

陽気でのんびりとしてやる気のない感じ。井戸の中は不安を煽るような感じ。

ボーナスステージの曲は順にオーケストラ風に仕上がっていく仕掛けだった。

 7

システム

シャボン玉を使って壁を壊したり、ボーナスステージ等を発見して進んでいく。

また、お金でアイテムを購入したり、キーアイテムが必要になったりする。

 7

操作性

シャボン玉を使って進んでいくこと自体は特に気にはならない。

動きは全体的にのんびりしており、敵の動きに対応できないこともよくある。

 6

プラス要素

ヒント無しで必要なアイテムも隠された道も探していかなければならないのは

正直辛すぎやしないか。スタート画面での連打測定機能は完全に評価外だ。

 3

外観評価点

 

29

プレイ感想

シャボン玉を撃ちまくり・・・・、ジャンプしまくり・・・・、ブロックを押しまくり・・・・。

各ステージにはボーナスステージやお店が隠されており、それらを全て自力で

探していかなければクリアはできない。ただ、それは非情に困難で、初めて

プレイするという人にはまず無理と思えるほど、全体の仕掛けは複雑である。

もちろん敵キャラは絶えず邪魔をしてくるので、全体的な難易度は非情に高く、

極める前に飽きてしまうのが普通だろう。進み方を知っていれば、謎解きも

アクションもやりがいのある作りになっているだけに、もったいない気がした。

 

内容評価点

 

22

総合評価点

 

51

コメント

 私は今作をクリアするどころか、半分も進めることができなかった(せいぜい

3,4ステージだった)。だから偉そうに批評することはできないのだが・・・・・、

ということで(?)、今回は当時のアクションゲームについての思い出なんかを。

やはりどうやっても「マリオ」なってしまうんですけどね。

 

 私が生まれたのは1983年、「スーパーマリオブラザーズ(以下マリオ)」が

発売されたのと同じ年でした。「マリオ」が名が広まり始めたのは、おそらく

それから半年以上先だったでしょう。そして「マリオ」が家にやってきたのは、

さらに1年以上あとだと思います。私は2歳くらいだったでしょうか。

当時は家族みんなやってましたねぇ。みんなジャンプすると手もジャンプ(笑)。

私もホント夢中でしたよ。奇跡的にですが、3回ほどクリアしたと思います。

 

 他は「東海道五十三次」、「ドラえもん」、「ロックマン2」とかがありました。

「東海道〜」は完全に無理でした。普通に敵のにやられまくり。

「ドラえもん」はシューティングステージは好きだったけど、海が意味不明すぎ。

「ロックマン」は難しかった(1回クリア)。ボスを倒す順番はいつも同じでした。

 

 さらに他にも“た〜っくさん”やったんですけど、それは全て友人宅でのこと。

今作「迷宮組曲」はほんと迷宮入り。「忍者ハットリくん」や「ゲゲゲの鬼太郎」は

もう手も足もでない。「ドラゴンボール」はとてもクリアできるとは思えない難しさ。

「北斗の拳」は“あべしとひでぶ”をがんばってとりまくったけど、後半に敗退。

「がんばれゴエモン」なんかいっつも途中で終わっちゃうし。「チャレンジャー」や

「エレベーターアクション」は最初のステージをクリアしたら次のとこはもう無理。

あっ、「ワギャンランド」はなんとかクリアしたな。

 

 ん〜、でもほんと、ほとんどのゲームがクリアできなかったなぁ。

私が下手だったのか、それともゲーム自体が難しかったのか・・・・。

今となっては判断不能、な部分もやっぱりあります。どうかご勘弁を。

 

 

2005年 3月23日