レトロゲームレビュー/けっきょく南極大冒険

けっきょく南極大冒険

 

 

機種

ファミリーコンピュータ

発売元

コナミ

ジャンル

奥スクロールアクション

発売日

85年4月2日

価格

4,500円

プレイ時間

約2時間

 

 

結局、南極を大冒険してしまった。

 

 

グラフィック

時代を考えれば仕方の無い事だが、あまりに味気無い。

逆に言えば、無駄が無く、とても見やすいといえる。

 

サウンド

ワルトトイフェル氏作曲の、「スケーターズワルツ」をそっくりそのまま使用。

そりゃ今作にピッタリだろうけど・・・、何と言ってよいのやら。

 

システム

今作が、「スペースハリアー」を見てから制作られたのかは分からないが、

この時代には新感覚の、画面奥に向かってスクロールするシステムだ。

 

操作性

スピードの上げ下げや、左右の移動は置いておいて、

一瞬遅れるジャンプと、その着地地点のわかり難さがじれったい。

 

プラス要素

新しい感覚を感じるのも確かだが、それでもあまりに単純過ぎて、

それほど繰り返す気にはならないだろう。

 

外観評価点

 

30

プレイ感想

正直言って、すぐに疲れてしまった。コースを憶えて、先読みする。しかし、

あのジャンプとスピード調節のおかしさでは、先読みできても難しい。

よって、唯一の救いである、タケコプター?を取る事に精神を集中する。

フラッグを集めて、いざ空中へ。しかし、そんな夢のひとときもすぐに終了。

ゲームオーバーしても、コンテニューはできない?ので、やる気が起きません。

 

内容評価点

 

15

総合評価点

 

45

コメント

 では、まったりと「スケーターズワルツ」についてのお話でもしましょう。

クラシック音楽は、どの曲を取ってみても、誰もがどこかで一度は耳にした

事があるものである。目を閉じてこの楽曲に耳を傾ければ、穏やかな氷上を

優雅に舞う。そんな姿が浮かんでくるようだ。

 

 この曲を作曲したEmil(e) Waldteufel(エミール=ワルトトイフェル)氏は、

1837年12月9日に生まれ、1915年2月12日に亡くなったフランスの

作曲家だ・・・が、それ以上のことは何も知りません。(・・・なんなんだこの説明)

 

 

2002年 8月22日

2003年 9月16日訂正