レトロゲームレビュー/キングダムハーツ

KINGDOM HEARTS

 

 

機種

プレイステーション2

発売元

スクウェア

ジャンル

アクションロールプレイング

発売日

02年3月28日

(ファイナルミックス版:02年12月26日)

価格

6,800円

(ファイナルミックス版:6,800円)

(ファイナルミックス限定版:8,800円)

ディレクター、

キャラクターデザイン

野村哲也

サウンドクリエイター

下村陽子

テーマソング

宇多田ヒカル:『光』

国内売上本数

100万本以上

(ファイナルミックス版:35万本以上)

海外出荷本数

205万本

プレイ時間

30時間以上

今作の批評家

横山貴志

 

 

 

グラフィック

さすがにスクエアといったところか。会社は傾いてもしっかりと仕事している。

ここが凄いというところは見当たらないが、これだけの画像なら十分満足だ。

 9

サウンド

今回は宇多田を主題歌に使って、新たな層の獲得に躍起している。

まあ実際新たな層を獲得したかどうかは分からない。その他にしても

ディズニーの音楽を使っているので、ディズニー好きにはたまらないだろう。

ディズニーを知らなくてもすんなり耳に入ってくる名曲ぞろいだ。

10

システム

今回のシステムもいたって王道。特に変わったところは無いが、

ディズニーキャラを仲間に出来るので、これまたディズニーファンには

たまらないだろう。それにキャラはディズニーが作り上げているので、

そのキャラが今回のストーリーでどのように活躍するか見るべし。

 9

操作性

難を言えば操作性だろう。その他が良いだけにカメラの悪さが眼に入る。

カメラさえ良くなればさらにすばらしいゲームへと変貌すること間違いなし。

 8

プラス要素

なんと言ってもスクエアキャラとディズニーキャラの競演を見てもらいたい。

ディズニーとスクエアのお祭りゲームというだけはある。ディズニーシーも

出来たこともあり、ディズニーにとっては人気の追い風になっただろう。

 9

外観評価点

 

45

プレイ感想

おもしろいゲームをしたな〜と感じた。何と言ってもディズニーだろう。

俺は別にディズニー好きではないが、素直にディズニーはやはりすごい

ブランドだと実感した。初の3Dで動くディズニーキャラを、キャラを壊さずに

動かすことに成功したスクエアもやはり凄い。そしてやり込みもしっかりと

織り交ぜられているのも忘れてはいけない。

このゲームはやっておいて損は無いゲームとして、推薦いたす。

 

内容評価点

 

45

総合評価点

 

90

コメント

これもまたスクエアお得意のインターナショナルが発売されたそうな。

こういうことは止めていただきたい。俺の記憶が正しければFFZの

海外版が最初だった気がする。たしかにそのときは新鮮だから売れた。

だが、なにかと海外版を出すのは飽きる。もはや会社経営がカプコンと

同じである。ブランドを喰い尽すまで使い切る方法。いかにも俺の嫌いな

カプコンっぽい経営方法である。だからこういうことは止めていただきたい。

 

 

2002年11月 4日

2003年 8月13日訂正