レトロゲームレビュー/チャレンジャー
チャレンジャー
機種 |
ファミリーコンピュータ |
発売元 |
ハドソン |
ジャンル |
アクション |
発売日 |
85年10月15日 |
価格 |
4,900円 |
プレイ時間 |
5時間以上 |
俺のチャレンジ精神を見事に打ち砕いた。
グラフィック |
青い空の下、猛スピードで走行する列車というシチュエーションは気分がいい。 でも、シーン(ステージ)2から一気に暗い雰囲気に突入していきます。 |
6 |
サウンド |
シューベルトの軍隊行進曲の後半を勝手にアレンジして、軽快でスピード感に 溢れ、おまけに警笛?で列車らしさもしっかり表現してしまっている。あっぱれ。 |
7 |
システム |
Bボタンでジャンプ。シーン1が横スクロールでシーン2が縦横スクロール。 難易度も細かく決められるなど、これはマリオとの差別化を図ったのか。 |
7 |
操作性 |
せわしなくナイフを投げたり軽快に走ったりする主人公だが、ジャンプの軌道は かなり嫌らしく、けっこう悩まされた。 |
6 |
プラス要素 |
シーン2はステージが非常に広く、クリアは超困難。難易度を低くしても難しい。 しかし、それを越えると残りはほとんどないので、ボリュームは少ない。 |
5 |
外観評価点 |
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31 |
プレイ感想 |
あまり見たことないような難易度設定からゲームスタート。新幹線?と軽快な BGMで気分よくスタートできる。ナイフも快調でバシュバシュっと進んでいき、 最初のステージはなかなか気持ちよかったのだが、問題は次のステージ。 どこに行ったらいいのかわからないし、時間制限はあるしで、ストレスが溜まる。 おまけに全体のボリュームも少ないので、物足りないというのが正直な感想だ。 |
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内容評価点 |
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22 |
総合評価点 |
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53 |
コメント |
「スーパーマリオブラザーズ」が発売されてから、約1ヶ月後に発売される こととなった今作だが、「マリオ」が大ブレイクするのはもう少し後の事であるし、 開発期間を考えてみても「マリオ」を意識した作品ではないと考えられる。 その事が「マリオ」と正反対のボタン配置や、細かな難易度設定などがある 要因だと考えられるが、この後に「マリオ」に対抗して発売された数々の類似 アクション作品と比べれば、今作は完全にそれらとは違うものだとはっきり 区別でき、人々の記憶にも残っていくような存在感を放っている。 ”「マリオ」はお手本です。”という台詞は良く聞くが、「マリオ」に近づく事が それほど大切なことだとは思えない。最も大切なのは、その製作者のみが 表現できるオリジナリティー(独自のおもしろさ)であり、“これはおもしろい”、 ならばそれをゲームでどう表現するか、が問題なのである。「マリオ」はまさに その一連を成功させた例であり、そういう意味でのお手本である。だから、 いくら「マリオ」に近い作品を作ることができたとしても、それにはほとんど意味 なんか無いと思うのである。 |
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2002年 9月 3日 2003年 9月23日訂正 |