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御存じ我らが勇者王ガオガイガー、ここでは気分を変えてゾンダリアンの立場になってガオガイガーを倒すための作戦を考えてみたいと思います。


作戦立案にあたっての留意点

作戦立案にあたっては次のような制限をかけますので、その点を踏まえて作戦を立てなければいけません

  1. 力押しで倒すのは不可とする
  2. 作戦に用いる事が出来るのはゾンダーロボ一体のみとする
  3. テレビシリーズで用いられた作戦と同じ作戦を違う時期に行うのは不可とする

条件その1は「ガオガイガーでも勝てないような強力なゾンダーロボを造って・・・」というのは不可とするためです。
それで勝利を目指すのもやり方としては正しいのでしょうが、面白みに欠けます。

条件その2はこちらの戦力を限定するための条件です。物量作戦では芸がありません。
(圧倒的な物量を用意して確実に勝利出来ればそれに越した事は無いのでしょうが)

条件その3は例えば「プライヤーズが完成する前にガオガイガーを超次元ポッドに閉じ込める作戦を実行する」と言った事を禁止するための条件です。
実行時期次第ではガオガイガーを倒す事が出来たと思われる作戦は決して少なくない事からこの条件を設定しました。


作戦案その1

ファイナルフュージョンの妨害し、ガオガイガーを倒す

ガオガイガーでなく、ガイガーあるいはギャレオンならば比較的簡単に倒す事ができるはずです。
(プリマーダ曰く「弱すぎた」EI-02でさえ、ガイガーでは苦戦していたことからもこれは明らかです。)
まず、第一案としてはファイナルフュージョンの妨害に重点を置いて作戦を立ててみます。
なお、この作戦において敗北条件を「ガオガイガーへのファイナルフュージョンの成功」とします

a案
もっとも単純な阻止方法です。
ファイナルフュージョン時に発生するEMトルネードに侵入、ガイガーあるいはガオーマシンに攻撃を加えファイナルフュージョンを阻止します。
(但しそれなりにパワーの有るゾンダーロボで無ければEMトルネードへの侵入は困難です)
b案
なんらかの方法によりファイナルフュージョンそのものを実行できないようにします。
EI-15が行ったファイナルフュージョンのオートプログラム消去もこれに分類されます。
また、EI-74の強力な妨害電波による妨害もこれに含めます。
c案
a案とb案に分類されない、いわゆる「その他」の方法です。
ポロネズが行った「護君を囮にしてギャレオンを誘き寄せて倒す」と言った方法があります。
また、EI-20のように重力操作が動きを封じてしまうのもこれに含めます。

a〜c案の検討

a案の場合はファイナルフュージョンを妨害しようとする行為自体が他の勇者ロボによる妨害を受ける恐れがあります。
事実、ゾンダーヴァルナーはライナーガオーの動きを封じ一端はファイナルフュージョンを妨害しながらもボルフォッグによりライナーガオーを奪回され、ファイナルフュージョンを成功されてしまいました。
よって、この作戦を確実に成功させたければGGGの戦力が揃う前に実行するか、あるいはガイガーが孤立した状況を作り出す方法を考える必要があります。
仮に合体阻止に特化したゾンダーロボを造ったとしても、他の勇者ロボの妨害をあっては意味が無いでしょう

b案は他の勇者ロボの妨害を受けないように注意しなければならない点ではa案と同じですが、b案はa案と違い、一旦成功すればファイナルフュージョンそのものが不可能あるいは困難になる事が期待できます。
その点においてa案よりも優れていると言えます

c案はa案、b案に該当しないその他の方法です。一括りにして論じる事は出来ませんが便宜上、一つのカテゴリに分類しておきました。
ガイガーあるいはギャレオンを孤立させてからファイナルフュージョンする前に倒す、ガオガイガーでは追いつけず、ステルスガオーを装着したガイガーならかろうじて追いつける程度の機動力のゾンダーロボでガイガーに追撃を強いらせる、などと言った方法が考えられます。

前述したようにa案は他の勇者ロボの妨害により失敗する可能性が高いという欠点が有ります。
最初は成功してもニ度目、三度目となると成功率は低いでしょう、今回はファイナルフュージョンを成功させることを敗北条件として考えますのでa案は不採用とします。
(ガオガイガー以外の勇者ロボが存在しない段階で作戦を決行すれば成功率はいくらか上昇するのでしょうが、それでは条件その3に反してしまいます)

b案の作戦の要点は「合体不可能な状態に追い込む」事です。無論、他の勇者ロボによる妨害を受ける可能性は有りますが不意を打つなどをして成功させてしまえば、(基本的に)ファイナルフュージョンは不可能になります。(なにかしらの方法でファイナルフュージョンを成功させる可能性もあるのですが・・・・)
a案よりは確実性は高いと言えるでしょう

c案はその他の方法ですが、残念ながら今回は適当な方法が思い浮かばなかったのでc案は保留とさせて頂きます。

以上の理由より今回はb案を採用し、作戦を練ってみたいと思います。


考察

条件その3があるので、既に作中で実行された作戦と同じ事は出来ません。
プログラムに細工をしたり、ジャミングをかける方法は出来ないわけです。
ガイガーあるいはガオーマシンが合体不可能になるだけの損傷を与えるといった事も難しいでしょう。(それが簡単に出来ればそもそもこんな作戦をたてる必要などありません。)
しかし破壊は難しくとも動きを封じる程度ならなんとかなります。
例えば氷竜・炎竜のペンシルランチャーには硬化弾というオプション弾頭があります。
これは強力な瞬間接着剤のような物で目標物に命中後、短時間で凝固してしまいます。
この硬化弾と同じような性質を持った化学物質を使い、ガオーマシンを拘束、ファイナルフュージョンを封じます。また、ドッキングポートなど命中する場所によっては硬化剤が除去されない限りはファイナルフュージョンは不可能となる事が期待出来ます。
もちろん、氷竜や炎竜による妨害も予想されるので予め破壊工作などを行って氷竜・炎竜が戦闘に参加できないような状況を造っておく必要があります。
ただし硬化剤が除去されたらこの作戦は失敗です。除去が困難な硬化剤を選定することがこの作戦の最重要課題と言えるでしょう。

ただし、ここまで色々書いていて何なのですが、はじめからファイナルフュージョンした状態で出撃して来たらこの作戦は全く意味が無いのですが・・・・・

なお作戦案その2は現在検討中・・・・・・