勇者王ガオガイガー ファンサイト


勇者王ガオガイガーではあまり使われなかった技や武装などがあります。 では、今回はそんな技について紹介してみます。 例によって今回も独断と偏見で述べますのでその点はご了承を。 (モレキュルプラーネやグランドプレッシャーは必殺技の項目で述べたので省略します)


ゴルディオンマグナム

マーグハンドをブロウクンマグナムの要領で飛ばす技です。

これはガイがその場のアドリブで使用した技と思われますが、お世辞にも使い勝手の良い技ではありません。

そもそもハンマーコネクトをしてゴルディオンハンマーが使える状況なのに、わざわざ決定打には成り得ないゴルディオンハンマーを使う必然性がありません。

それに相手との間合いが開いているのなら、ブロウクンマグナムを使った方が早いでしょう。 ハンマーコネクトする時間をかけるだけ無駄です。

しかも当然ながらゴルディオンマグナムはブロウクンマグナムのように戻って来ません!、つまり、使ったら回収しなければいけないのです

さもなければゴルディーはハンマー部分とマーグハンド部分が別れたままになって戦闘に復帰できなくなります。

「金の牙、銀の爪」のような特殊な状況でのみ意味の有る技と言えるでしょう

(合体ゾンダーロボにはゴルディオンハンマーが効かなかったため、マーグハンドを装着していても意味は無い。そこでゴルディオンマグナムを使用する事は右腕を通常の腕に戻すのと攻撃を同時に行え、さらに合体ゾンダーロボにとって未知の技で不意をつけるという利点も有る。ただし、ゴルディーが戦闘に復帰できない事に変わりは無い)


プラズマホールド

プロテクトシェードの応用技で目標物の動きを拘束する技です。

対EI-03戦と対機界新種戦でのみ使用されています。

一説にはガオガイガーの機体に大きな負荷を与えてしまうため、使用頻度が少なかったとも言われていますが真相は不明です。

敵の動きを封じる事は出来ますが、同時に自分の動きも制限されます。

(少なくとも左腕は他の用途には使えません。)

またパワーやサイズにおいて勝る敵に対しては有効性は低いと推測されます。

(仮にEI-01のような巨大な相手にはプラズマホールドを使っても意味は無いでしょう)

そのため、「使えなかった」のか、「使わなかった」のかについては情報が少なく残念ながら判断がつきかねます

ちなみに「破壊神!嵐の決戦!」でレプリ・ガオガイガーもプラズマホールドを使用していますがレプリ・ガオガイガーはパスQマシンでパワーアップしていたと考えられるのでこのケースは参考には出来ません。

(Qパーツを一つ持っただけのギムレット・アンプルーレでさえ、従来の《バイオネット》のメカとは段違いのパワーだった事を忘れてはいけません。)


チェストスリラー&チェストウォーマー

それぞれ氷竜・炎竜の胸部に存在する冷気放射装置と熱気放射装置です。

ちなみにチェストスリラーは戦闘以外にも消火作業にも利用可能です

チェストスリラーはZX-15鼻原種に対して用いられました。

ただし対鼻原種戦において氷竜は《ザ・パワー》の作用によりパワーアップしていたのであれがチェストスリラーの本来の威力ではないでしょう。

チェストウォーマーはZX-04巨脚原種に対して用いらました。

ただしチェストウォーマーが有効だったのは巨脚原種の造り出した氷の防壁に対してのみで、巨脚原種本体にはさほどのダメージを与えて様子はありません。チェストウォーマーの熱気にどの程度の指向性があるかも疑問です。

(指向性が低いと言う事は、つまり熱気が拡散しやすく武器としては効率が悪いと解釈出来ます。)

どちらも実績の低さから武器としての威力は低いのではないかと推測します


エレキガン

雷龍の踵に収納されている銃です。シンメトリカルドッキング時は撃龍神、幻竜神の左腕になります。

「終焉序曲」などを含めて数回使われています。

もしその気になれば撃龍神や幻竜神にシンメトリカルドッキングした状態でも使えるはずですがシンメトリカルドッキングした状態で実際に使われた事はありません。

データが少ないので威力のほどはわかりませんが同型である炎竜のメルティングガンと同程度ではないかと思います。

ただ、(これも推測ですが)エレキガンよりも威力が高いティガオ2、ティガオ4があるので使う機会が無かったのでしょう。

使えない、というよりも他に使える武器が有ったので使われなかったのだと思います