勇者王ガオガイガー ファンサイト


ディスクFに関する一考察

ディスクFとはなにか?

ディスクF、それはガオガイガーFINAL08においてマイク・サウンダース・13世が使用した新型サウンドディスクである。作中で特に説明もされず、映像だけからでは全くその詳細がわからなかったが、後に発売された小説版において簡単な説明が為されていた。

ディスクFの機能についての解説

小説版によると、ディスクFに関しての説明は以下の通りだ。

ちなみに特に根拠が有るわけでは無いが、コスモロボとのデュエット機能はソリタリーウェーブとグラビティ・ショックウェーブという、二つの異なる機能を扱うにおいて必要な機能だったのではないかと思う。(個人的に量産型CRがディスクFを使えたら嫌なので、そう考えているだけだが。)

ディスクFについての検討

ディスクFについて論じる前に思い出して欲しい。ディスクXの弱点を。ディスクXはあらかじめ対象の構造を解析していないとその威力を発揮しないのである。

また、ゴルディオンハンマーはゴルディーマーグのような緩衝ブロックがなければ機体に大きなダメージを与えるという弱点を持つ

では、これらの点を考慮してディスクFについて考察してみよう。

ディスクFのソリタリーウェーブについて

対象の詳しいデータが無い場合のディスクXのソリタリーウェーブはパリアッチョに言わせれば破壊効率、極めて低レベルの代物でしかない。

だが、敵性体の詳細なデータが常に入手できるとは限らない、少なくとも初見の相手のデータなど知る術は無い。マイクは未知の敵に対しては無力と言っても良い

ソリタリーウェーブライザーは対象物の固有振動に合わせた周波数のサウンドウェーブを照射することによって対象物を破壊する。そこで、周波数帯を調整し「あらゆる物体にそれなりの効果を与えるサウンドウェーブ」を照射する。これでは先に記したように 破壊効率、極めて低レベルのソリタリーウェーブになってしまうが、それでも対象物に有る程度の効果は望める。

ディスクFのグラビティ・ショックウェーブについて

さて、対象物がソリタリーウェーブでダメージが受けたところでグラビティ・ショックウェーブによる追撃を仕掛ける。ただし、これ自体にゴルディオンハンマー程の威力は無い(マイクの機体に目に見える程の損傷は与えていないということは、出力もそれだけ抑えられているためであると推測できる)。

単発でこのグラビティ・ショックウェーブを使用してもそれだけでは決定打とは成り得ない。しかしソリタリーウェーブによりダメージを負った機体ならば話は異なる

分子構造が劣化した状態で部分的とは言え、グラビティ・ショックウェーブにより光子へと還元されてしまった機体は、結果、その構造を維持することが出来ず崩壊へと導かれてしまうのだ。

結論

結論が出た。

ディスクFとは、単発では決定打とは成り得ない攻撃を組み合わせ必殺技へと昇華させたサウンドディスクなのである。そしてそれはいかなる相手に対しても有効性を持つ、という点においてディスクXをも上回る汎用性を備え持っているのである