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ソール11遊星主

戒道少年曰く三重連太陽系の守護神

三重連太陽系の修復プログラムとも言える存在であり、その目的は機界昇華により滅びた三重連太陽系をパスキューマシンを中核とする物質再生システムにより復元する事である。 ただし、三重連太陽系の存在する宇宙はZマスターが出現する以前から、宇宙自身の寿命によりいずれ滅亡する事がわかっていた。そしてその滅亡を回避するため、三重連太陽系赤の星のアベルにより造られたのがソール11遊星主である。

遊星主はそれぞれが三重連太陽系に存在する遊星(惑星)に対応しており、ペイ・ラ・カイン、パルス・アベルなどは、その惑星の主(指導的立場)にあった者を模して造られている。

ソルダートJに言わせるとそれは不完全なプログラムであった。命を持たず無尽蔵に再生する能力を持つが故に、他者を犠牲とする事に何の躊躇いも持たない、そんな存在に本当の意味での三重連太陽系の再生を行えないということか。

遊星主はそのエネルギー源として、ラウドGストーンを用いている。 Gストーンは勇気などに反応して出力を増大させる事ができるが、これは言い換えれば使う者が勇気を持たねばGストーンはその真価を発揮しない、と言う意味でもある。滅亡が近い緑の星ではGストーンを使いこなせる者が少なかったため、勇気とは無関係に一定の出力を得られるジェネレーターとして造られたのがラウドGストーンである。また、ラウドGストーンはGストーンの原石たるGクリスタルが発するジェネシックオーラによってその力を無効化されてしまうという特性を持つ。

以下はジェネシック・ガオガイガーと遊星主に関しての推測である。

遊星主そのものはZマスター出現以前から赤の星で作成されていた、作成当初は別のジェネレーターが用いられていたのだろう。しかし、ラウドGストーンの存在を知ったアベルが、遊星主がその使命をより確実に遂行できるよう、後からラウドGストーンを組み込んだのだろう。

そして、ジェネシック・ガオガイガーもZマスター出現以前から作成はされていた。こちらも最初はGストーンやジェネシックオーラなどは使われていなかったのだが、遊星主への対抗上、必然的にシステムを改修してジェネシック・ガオガイガーにGストーンやジェネシックオーラを使用する事になったのではなかろうか。