源氏物語ファンが作る源氏物語大辞典
は...ほ
袴着〔はかまぎ〕
- 幼児が初めて袴を着ける儀式。3〜7歳の間に行われる。
(蓮華,2009年4月19日 19時50分)
花散里〔はなちるさと〕
- 穏やかで心の安らげる女性 (匿名希望,2001年8月13日
14時9分)
- 源氏の妻の一人で夏の町の主。
夕霧、玉鬘を始め多くの子供の後見を任された源氏にとって信頼できる人物。
癒し系の人。 (朝月,2001年8月17日 0時25分)
- 衣装を選ぶセンスは抜群によい。
やさしそうに見えて、時々、辛口のコメントをしたりする。 (インター猫,2001年12月24日 3時48分)
- 美人ではなかった。 (匿名希望,2002年7月7日
11時57分)
- とっても優しい。誰でも素直になれそうな雰囲気を持つ。 (匿名希望,2002年7月21日 20時56分)
- あまり美人ではない (匿名希望,2002年7月25日
8時49分)
- 家庭的な女性で裁縫も得意。紫の上とも
仲がよかった。 (春菜,2002年9月13日 16時51分)
- 桐壺帝の麗景殿女御の妹。 (春菜,2003年1月19日
23時3分)
- 源氏一族の主婦的存在。 (春菜,2003年3月8日
9時15分)
- 桐壺帝の死後、姉(元・麗景殿女御)と共に「橘の花散る里(邸)」に住んでいた。
(匿名希望,2003年3月8日 12時34分)
- とても心優しい方だったので、光源氏からも大きな
信頼を得る。 (紅葉の君,2003年4月21日 16時33分)
- フランス女流作家、マーグリット・ユルスナールが「源氏の君の最後の恋」という題で彼女が登場している。 (たー坊,2003年5月30日 6時54分)
- 源氏が亡き後は二条の東の院を遺産にもらった (匿名希望,2003年6月23日 23時6分)
- 源氏三大ブスの一人。(言い方悪いけど…)
ちなみにあとの二人は空蝉と末摘花。 (匿名希望,2004年8月1日 16時4分)
- 源氏は橘の君と呼んでいた。(あさきゆめみしより) (橘みずきと早川あおい,2004年8月2日 11時31分)
- この人はこの時代では3大ブスの一人だったのでこの時代にくれば美しい人だったという説がある。
(大きい目小顔。だから紫の上はこの時代に来るとブス?) (匿名希望,2005年2月6日 15時23分)
- あさきゆめみしではぽっちゃりだが、原作では細身だと書かれている。 (翠,2008年9月3日 0時32分)
- 大和和紀の漫画『あさきゆめみし』では平安時代的に言えば美人だか、現代的に言えばあまり美人ではない。 (藤原義信,2008年10月25日 12時1分)
光源氏〔ひかるげんじ〕
- 物語の主人公。
桐壺帝と桐壺更衣の間に生まれる。
母は妃の中でも「更衣」という身分の低い地位にあったため帝の寵愛を受けながらも周りの大勢いた妃達に疎まれその心労ゆえに源氏が幼い時に亡くなった。
桐壺帝も源氏を皇子の中で最も寵愛しながらもこのまま皇子にしておくのは危険と考え源氏を臣下に下だした。
その後、源氏は多くの女人との恋愛をした。 (匿名希望,2001年9月20日 19時53分)
- 女性遍歴だけを見ると女性に嫌がられそうな女たらしだが
(実際源氏を読んだことのない人は結構そう思っている)
思いやりとおちゃめな性格で憎めず、現代の女性までをとりこにしている永遠の貴公子。 (犬上御田鍬,2001年10月25日 21時12分)
- 「ガラスの十代」を歌ったりするアイドルグループ、ではない。 (匿名希望,2001年10月25日 21時14分)
- 母親恋しさ?からか多くの女性との恋の遍歴を重ねた。
バックに父親(桐壺帝)がいるのをいいことに好き放題していたらしい。
挙句の果てには父親の寵妃「藤壺女御」にまで手を出して懐妊させている。
ところが人生そううまくはいかないもので父帝の死後、兄(朱雀帝)が帝となった瞬間、前から睨まれていた兄の母である弘徽殿女御などからすごい圧力が加えられ始めた。
その上、兄帝の寵姫で弘徽殿女御の妹「朧月夜の君」にまで手を出してしまったからもう大変。
源氏は身の危険を感じで須磨へ・・・最愛の妻紫の上を京へ残してのつつましい須磨暮らしのはずが!!
なんと帰ってきたときには「明石の君」のいう新しい妻を迎えていた上娘(のちの「明石の中宮」)までいた。 (匿名希望,2001年11月17日 15時37分)
- マザコン (匿名希望,2003年1月29日
22時39分)
- マザコンで浮気者、ととかくいわれがちだが、一度関係を持った女性は、末永く面倒を見るような、思いやりと誠実さも持ち合わせてるのが、頭中将や匂宮あたりと違うところ。 (匿名希望,2003年2月11日 19時19分)
- 源氏物語をほとんど読んだ事がない人いわく、「ただのスケこまし」。実際は芸に優れていたり一度付き合いの出来た女性は後になっても援助したりと、なかなかに味のある人間なのだが、女好きであるのは事実。そのため、「スケこまし」発言者が意見を覆すほどの反論をするのが多少難しい。ファンとしては無念極まりないことである。 (匿名希望,2003年2月24日 3時54分)
- 案外面食いではない。 (匿名希望,2003年4月11日
11時40分)
- 母親を慕う心から父の后、藤壺の宮と恋に落ちる。
太政天皇にまでのぼりつめた。しかし、晩年には藤壺の宮が忘れきれず朱雀院女三の宮を正妻にむかえ、紫の上を悲しませることになる (匿名希望,2003年6月24日 21時10分)
- 女は自分についてくるものだと疑わない。 (匿名希望,2003年9月30日 14時46分)
- マザコン+ロリコン=理想の女性=紫の上という公式が成り立つ人。 (匿名希望,2004年2月6日 17時5分)
- 女性をコマのように扱う、適材適所的恋愛を理想とするとんでもない男。女性の身にしたらたまったもんじゃない。 (匿名希望,2004年3月20日 21時1分)
- どこでも恋愛をしたがる大ばか者。空気が読めない。 (ゆゆ,2007年11月7日 14時59分)
- 絶世の美男で、源氏の子孫にも彼より美しい者はいなかったらしい。 (翠,2008年9月3日 0時35分)
髭黒〔ひげくろ〕
- 醜男だが、玉鬘という一人の女に一途で誠実な男性。今上帝の母承香殿女御の兄。 (匿名希望,2003年3月20日 20時5分)
- ああ、この人が他の男性のように美しい容姿で、先妻がいなくて、玉鬘と年が近かったら、「源氏」の中で誰よりも誠実な男性になれるのに・・・。 (匿名希望,2003年4月19日 22時3分)
- 今上帝の叔父にあたる (匿名希望,2003年5月24日
17時45分)
- 顔がまずいというだけで、女性ファンの少ないキャラである。お髭そりましょう。髭黒様 (匿名希望,2003年7月21日 22時7分)
- 紫の上の父とその北の方との間にできた上の姫を北の方にしていた。 (匿名希望,2003年10月16日 17時28分)
髭黒先妻〔ひげくろのせんさい〕
- 髭黒の先妻で真木柱の母。王女御の同母姉。 (匿名希望,2003年3月27日 9時22分)
- 橋本源氏では放送禁止用語を叫んでいた。 (匿名希望,2003年4月11日 11時41分)
- 髭黒が玉鬘におぼれていたため父の式部卿の宮にひきとられる (匿名希望,2003年5月23日 18時22分)
- 実は紫の上の異母姉である。忘れられているが (匿名希望,2003年7月21日 22時5分)
- 物の怪がついていた。 (匿名希望,2003年10月16日
17時28分)
- 式部卿の宮の北の方の一の娘で紫の上の腹違いの姉で真木柱の母親 (ゆま,2003年11月3日 20時34分)
- 夫である髭黒に灰をなげつけた (楓,2004年3月10日
22時34分)
- 繊細な心の持ち主だったので無骨な髭黒とは合わなかったらしく、心を病んでしまった。病気になるまでは父(兵部卿宮)に似て繊細な艶めかしい美女だったらしい。 (匿名希望,2004年5月6日 18時14分)
- 超ヒステリーなバカ (匿名希望,2007年12月9日
19時59分)
- 父宮に一番大切にされていた。 (匿名希望,2008年5月31日
22時50分)
- 末摘花の父で親王。末摘花を残して世を去る。 (匿名希望,2003年5月21日 16時38分)
常陸宮〔ひたちのみや〕
- 今上帝の更衣腹の第四皇子。
匂宮の異母弟。 (匿名希望,2004年9月12日 14時49分)
兵部卿宮〔ひょうぶきょうのみや〕
- 紫の上のパパ。先帝の后腹の皇子で、藤壺の宮とは同母兄妹。紫の上のほかに、北の方との間に大君(髭黒の右大将の北の方)、中の君(冷泉帝の王女御)などの子がいる。北の方に頭が上がらない。また、彼の娘たちはつくづく損な役回りである。桃園式部卿宮の死後は、彼に代わって式部卿宮となる。 (Miyabi,2003年2月22日 19時36分)
- 女三の宮の母、藤壺の女御の異母兄 (匿名希望,2003年5月24日 17時46分)
- 美男子ではあったらしい。
ただ、先帝の后腹の皇子にもかかわらず、帝とならなかったのは不可解。(先帝と桐壺帝の関係も謎) (匿名希望,2005年8月7日 5時47分)
藤壺〔ふじつぼ〕
- 内裏五舎の1つで、後涼殿の北に位置する。正式名は「飛香舎(ひぎょうしゃ)」。庭に藤が植えられていたため、「藤壺」とも呼ばれる。中宮、女御など、身分の高い女性が住んだ。桐壺帝の藤壺中宮をはじめ、朱雀帝の藤壺女御(女三の宮の母・藤壺中宮の異母妹)、今上帝の藤壺女御(女二の宮の母)なども、藤壺を与えられた。 (Miyabi,2003年2月25日 16時31分)
- 紫式部が仕えた主でもあり、国母となって藤原全盛時代の要ともなった中宮彰子が入ったのも、この藤壺である。 (匿名希望,2003年2月25日 22時4分)
- ここに入った人って、何故だか薄幸、短命・・・。源氏物語においては。 (匿名希望,2003年6月6日 14時44分)
藤壺女御〔ふじつぼのにょうご〕
- 今上帝の女御。女二宮の母。 (匿名希望,2003年3月25日
12時3分)
- とかく明石の中宮に圧倒されがちで、失意のうちにただ一人の娘女二の宮を残して亡くなった。 (匿名希望,2003年4月5日 20時14分)
- 彼女が独身時代、紅梅が彼女に思いを寄せていた。 (匿名希望,2003年4月5日 20時17分)
- 朱雀帝の女御。兵部卿の宮、藤壺の宮と兄弟。先帝の娘。
女三宮の母。 (匿名希望,2003年5月23日 18時26分)
- 桐壺の更衣と似ていたため桐壺帝に入内する。源氏が理想としていた女性。源氏が美しい葵の上と結婚してもなお忘れられなかったのだからかなりの美女だったのでは?紫の上と似ていたわけだし。 (匿名希望,2003年6月1日 18時38分)
- 紫の上と似ているほどの美貌を持つ。桐壺の更衣と似ていたため桐壺帝に入内し寵愛される。源氏の理想とする人。聡明で意志の強い女性。 (匿名希望,2003年6月7日 19時25分)
- ↑すいません、訂正です。 (匿名希望,2003年6月7日
19時27分)
- 今上の女御と朱雀の女御の項目は分けたほうがいいのではないでしょうか… (匿名希望,2011年3月2日 10時43分)
藤壺の宮〔ふじつぼのみや〕
- 先帝の四の姫君 (匿名希望,2001年8月13日
14時8分)
- 冷泉帝の母。
桐壺更衣に生き写しと言われ桐壺帝に寵愛される。
(朝月,2001年8月13日 15時12分)
- 桐壺更衣が亡くなってから桐壺帝が亡き桐壺更衣に似ていると言うことで入内させた女人がのちの藤壺女御だった。その美しさで「輝く日の宮」と呼ばれた。
源氏の君の継母として見事なまでにその役目を勤めた藤壺女御だったが、源氏の君は知らず知らずのうちに母に似ていると言われる藤壺女御に恋愛感情を抱くようになった。
最初はそんな感情を抱くようになった源氏の君を拒否し続けた藤壺女御だったが、のちに里下がりした時に源氏の君と結ばれてしまう。
そして、のちの冷泉帝をもうけた。
桐壺帝の寵妃として大きな罪を背負いながらも輝きつづけた藤壺女御だが、その桐壺更衣の身代わりとされた人生は本当に幸せだったのかはさだかではない。 (匿名希望,2001年9月22日 19時25分)
- 薄雲の巻に崩御なさるから、薄雲の女院と呼ばれる。 (匿名希望,2002年8月7日 23時41分)
- 真っ正直とは正反対な人。 (早乙女,2002年8月26日
11時29分)
- 源氏が思い続けた憧れの女性。 (春菜,2002年9月13日
16時54分)
- 先帝の四の宮で母后の娘であり、高い身分に生まれた内親王で、桐壷帝のもとに桐壷更衣の身代わりとして入内するが、義理の息子である光源氏と密通し、冷泉帝をもうけるが、以後は罪悪感と息子のために頑なに源氏を拒み続け、出家する。出家してからはさりげなく源氏のために尽くしている感じ。内親王、中宮、皇太后ととにかく高い身分に生まれついた彼女だが、その人生は決して幸せとはいえない感じ。
個人的には、気品高く、思慮深い人だと思います。 (匿名希望,2003年2月11日 19時0分)
- 紫の上に似ていて源氏が永遠の理想の女性とするほどの美貌を持つ。桐壺の更衣の代わりとして桐壺帝に入内し寵愛を受ける。高貴で賢く意志の強い女性。 (匿名希望,2003年6月7日 19時36分)
- 意外と悪女かと思うのだが・・・ (匿名希望,2004年4月6日
19時47分)
- 先帝の皇女として生まれ、桐壺帝の中宮・皇后にもなり、ついには国母にもなった。女としては最高の地位を極めたスーパー高貴なお方である。 (匿名希望,2004年4月29日 21時16分)
- 先帝の第四皇女で内親王。
十四歳の冷泉帝を残して亡くなった (匿名希望,2004年10月26日 21時14分)
- 先帝の四の宮。桐壺帝の女御、のちに中宮。源氏の愛を拒みきれずに密通し、のちの冷泉帝を産む。冷泉帝が東宮時代に出家して女院となり、37歳で病気の為亡くなった。 (ゆきの,2005年1月18日 16時44分)
- 紫の上の叔母で、式部卿宮の同母妹。 (梢,2005年3月31日
11時22分)
- 天皇の娘でありながら国家的規模不倫を起こすなんてあるイミ楊貴妃やクレオパトラをはるかに越す悪女である。 (瑠璃,2005年8月27日 17時31分)
- ってゆうか不倫の子が一都をおさめる帝になるという設定はやり過ぎである。ゼッタイムリです。 (瑠璃,2005年9月2日 16時19分)
藤原定家〔ふじわらていか〕
- 現時点で現存する最古の源氏物語の本(写本)である「青表紙本」の作者。紫式部が書いたと思われる時代と200年くらい差がある。1225年頃に書かれた物である。 (たー坊,2003年6月20日 21時21分)
藤原香子〔ふじわらのこうし〕
- 「源氏物語」の作者、紫式部の本名といわれている。(今のところ有力な説のひとつ。しかし詳しくは不明)
(匿名希望,2004年2月6日 16時59分)
- 「ふじわらのたかこ」とも読むらしい (匿名希望,2004年7月13日 23時0分)
- 44歳で死んだ (ゆゆ,2007年11月7日
15時1分)
伏籠〔ふせご〕
- 中で香をたき、衣をかぶせて衣に香をたきしめる。 (匿名希望,2003年5月25日 18時0分)
- 幼い紫の上が、これに雀を入れてた。「雀の子、犬君がにがしつる。伏籠に…」のセリフは有名。伏籠なんかで飼おうとしてたのか? (匿名希望,2003年7月20日 22時45分)
平安京〔へいあんきょう〕
- 源氏物語のおもな舞台。
現在の京都府京都市あたり。
794年・桓武天皇の平安京遷都以来、1869年の東京遷都までの約1000年もの間、日本の首都であり続けた。
(匿名希望,2003年4月19日 16時10分)
- ゴロ合わせでおぼえるなら、
「794うぐいす平安京」です。 (姫香,2003年5月4日 12時55分)
別本系〔べつぼんけい〕
- 源氏物語本文の大別種のひとつ。
「青表紙本系」でも「河内本系」でもないと認められる諸本のことをいう。
※参考語句:青表紙本系・河内本系 (匿名希望,2005年3月31日 8時49分)
弁の尼〔べんのあま〕
- 柏木の乳母の子。柏木に仕える。後に父方の縁で八の宮に
仕えていた。薫に出生の真実を話す。
大君と薫の仲立ちをする。 (匿名希望,2003年5月21日 16時18分)
- ちなみに本人はとある男(下級〜中級)に無理やり妻にさせられ長い間、九州にいた。 (たー坊,2003年5月30日 6時29分)
- ちなみに本人はとある男(下級〜中級)に無理やり妻にさせられ長い間、西国にいた。 (たー坊(訂正),2003年5月30日 6時33分)
螢兵部卿宮〔ほたるひょうぶきょうのみや〕
- 源氏の異母弟で、源氏と仲がいい。元は帥宮と呼ばれていたが、紫上の父宮が式部卿になったのを受けて兵部卿になる。芸に優れており、弘徽殿vs秋好中宮(当時は女御)の絵合わせの判者を務めたりもした。
後に、玉鬘の継子である真木柱を後妻にむかえる。 (匿名希望,2003年2月23日 2時49分)
- 琵琶の名手だった。 (匿名希望,2003年3月26日
23時11分)
- ひげ黒などとともに玉鬘に熱心に文を送った一人。玉鬘と御簾ごしの対面が源氏に許されたとき源氏が隠しておいた蛍をいっせいにはなち玉鬘の美しさに見とれていた。 (匿名希望,2003年5月22日 0時50分)
- 妻の真木柱とはあまり気があわなかったらしい。 (匿名希望,2004年4月29日 21時38分)
- 右大臣の二の姫が北の方。二の姫とは仲が悪くはなかったらしい。二の姫が亡くなった後は号泣していた。 (匿名希望,2005年3月28日 13時34分)
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