源氏ファンの助け合い(^^)

源氏物語質問箱23

「げんじろーど」に集う素敵な
源氏物語仲間が回答してくださいました。
ありがとうございますm(__)m

綺羅
さんの疑問
朱雀帝の他の姫宮たちはどうなったんでしょう?二の宮と三の宮はまあとりあえず落ち着いてると思うんですけどね。

・物語に書いてないのでその後のことはわかりませんが、当時内親王など皇女は結婚しないものと考えられていたので、もしかしたらそれぞれの母の実家で平和に暮らしていたかもしれませんね。後は、誰かに降嫁した可能性もあると思いますよ。[朝月]
・ありがとう!朝月さ〜ん!![綺羅]
・もしかしたら、他に姫宮はいなかったのかも。[ほっすぃー]
・ひょっとして女一の宮も女四の宮も幼い時に亡くなってしまったのかも。それじゃなかったら、誰かと婚約したけど、破談になったとか。[前田利家]
・どうも皆さんありがとうございます。[綺羅]


源氏ほたる
さんの疑問
源氏物語には多くの植物の名前がでてきますが、皆さんはどんな景色を連想されているのでしょうか?教えてください 源氏物語をイメージした庭作ってみようかと・・・

・自分的には京都御所の庭とか、神泉苑とか…なんですが。あとはやはり紫系統の花中心で。他の方はどうなんでしょうか?[はや]
・寝殿造りの庭を造るっていうことでしたら、はやさんのいうとおりですね。[シャア大佐]
・もしお姫様気分に浸りたいとかでしたら、自分の好きな花々を植えてみるのもよろしいかと思いますね。[シャア大佐]
・あなたが満足する庭が一番ですよ[シャア大佐]
・はや様、シャア大佐殿、ありがとうございました。読み込んでいる方々の心象風景に出てくる植物は[源氏]
・あやめ、キキョウのような花なのでしょうか。恋物語なので、皆さん色とりどりのイメージがあるかと思っていました。[源氏ほたる]


桃姫
さんの疑問
源氏物語で本当に幸せになった人がいないと思うのですが・・・・。皆さんどう思いますか?(阿呆な質問ごめんなさい(;_;))

・幸せの基準は人それぞれですからね。浮き沈みはあるけど光源氏ぐらい幸せだったら、あなたは満足しませんか?いかがでしょう[シャア大佐(笑)]
・桃さんは、源氏物語を初めて読んだとき、どう思いましたか?[沢乃の姫]
・私も幸せの基準は人それぞれだと思います。だから誰って言われるとよくわからない(^^;)でも、夕霧とかは苦労もあったけど最終的には幸せだったのではないでしょうか。あとは、惟光とか(笑)[朝月]
・明石上は、若い頃大変でしたが、母という生き方をしたことで最終的には幸せだったと思います。それから、朧月夜も幸せだったような気もします☆[ジュン]
・ああ!こんなにたくさんのお返事ありがとうございますv私のくだらない質問に答えてくださってとっても嬉しいです!・・・う〜ん私も言われてみれば朝月 さんと同じで惟光とか案外幸せだったりして(笑)でもやっぱり本当に幸せになって人っていないと思いますねぇ・・・・・・(?_?) [桃姫]
・朧月夜かなあ…彼女は朱雀帝って逃げ場がちゃんとあったでしょ。それに朱雀帝は朧月夜ちゃんに惚れてたから、敢えて逃げ場になることも許容してたから。いいなあ(笑)[ひな]
・幸せ・・・考えてみるといませんねえ。明石の中宮とかは幸せだったんじゃないでしょうか?光源氏のただ一人の姫君で中宮にもなったんだから。どうでしょう。[綺羅]
・花散里だと思います。最後まで源氏との信頼関係を保って、穏やかに暮らしてたんだから。[ほっすぃー]
・ひなさん、綺羅さん、ほっすぃーさん、お返事ありがとうございます。改めて考えてみるとあの時代、一夫多妻制だったのでやはりどの女のひとも少なからず やきもきしたでしょうねぇ・・・。かといって恋をしないのも味気ないし。独占したくてもできない悲しさ?を考えると皆さん辛かったと思います。幸せって難 しい!!(←ヲイ)[桃姫]
・明石の中宮&秋好中宮は幸せだったのでは・・・・?[桔梗]


沢乃の姫
さんの疑問
浮舟と大君が、並んで立っています。さぁ、薫は、迷わずに大君の所へたどり着くのでしょうか・・・・?

・年は、あまり関係ないことにしておいてください・・・[沢乃の姫]
・もし生きていれば大君にいくでしょう、そうじゃなかったら宇治十帖って救いがない(^^ゞですもの[シャア少佐]
・お答え下さり、ありがとうございます!シャア少佐様![沢乃の姫]
・ここで浮舟の方へ行ったら最悪ですよね。でも難しいところだなぁ・・・(T_T)[桃姫]
・桃姫さままことにそうでございましょう。[沢乃の姫]
・やっぱり大君でしょう!(自分が好きだから ^^;;)[綺羅]


沢乃の姫
さんの疑問
浮舟と大君が、もし顔を合わせていたら・・・どうなったのでしょうか?

・想像してくださいな。(顔を合わせている場面を・・)誰か答えて下さいまし!![沢乃の姫]
・大君さんなら「かわいい妹ができた♪」と思うことでしょう[シャア少佐]
・浮舟と薫をくっつけていたでしょう♪キューピッドな大君ちゃん[みお]
・シャア少佐様、並びに、みお様私のこの様にばかげた質問にお答え下さってありがとうございますっっっっ!!![沢乃の姫]
・大君さんは薫くんから身をひき、浮舟ちゃんと薫くんをくっつけていた!きっと健気だよね、大君さんは。[桃姫]
・よい姉妹になってたんじゃないでしょうかねえ?[綺羅]


尚子
さんの疑問
平安時代の服装はどんなものですか?

・たとえば十二単とか直衣とかですね♪[ルーク]
・貴族でしたらルークさんのおっしゃるように十二単や直衣。公式の場では男性は束帯、女性は裳を着用していたと思います。平安時代の服装に関しては多くの HPが扱っていると思いますからいろいろと検索をかけてみてはいかがでしょう?そうすれば図解でより詳しく理解できると思いますよ[朝月]
・男性は、束帯。女性は十二単でしょうね、やっぱり・・・[沢乃の姫]
・姫は割合ラフな格好をしていて、お付の女房がよく十二単を着ていたと聞きますよ。[ジュン]
・少女は、衵という引きずらない短い着物を着ていました。[早乙女]


明日があるさ
さんの疑問
桐壺帝の御代の「左の藤原家」「右の藤原家」は史実の南・北・式・京家のような関係と考えればよいのでしょうか?そうだとすると右の藤原家はその後どうなったんでしょうか?

・やはり源氏は左大臣や皇太后を恨んでいたので権力を握ってから潰したもしくは冷遇したのでしょうか?[明日があるさ]
・↑左大臣→右大臣です。[明日があるさ]
・結論が出てらっしゃるので、ちょっと補足[ルーク]
・冷遇どころか、追放したのでしょうね。源氏に応対したときの状況をみれば、そうなりますでしょう。[ルーク]
・かつての右大臣家は四の君と結婚した頭中将が継ぎ、そして次男の紅梅へ。[インター猫]
・う〜ん・・・私もよくわかりませんねぇ〜・・・そういうことは、やはり専門家にvvv[沢乃の姫]
・紫式部の時代はたぶん、藤原房前の血筋が権勢を誇ってたんですね。道長なんかも房前の血筋だったので、左大臣・右大臣にまでのぼりつめたと言うことは北家出身では???[悠]
・北家のなかでもさらに分かれているので、一概には言えないのでは、と思います。源氏は後には大后にはその身分に相応しい待遇で接していました。明石にいたころには二条の右大臣は亡くなっていたようですが。[はや]


いえぶらくん
さんの疑問
源氏物語ってどんな物語でしたっけ?

・光源氏が主人公の、お姫様との恋を描いた物語[浩二]
・源氏が活躍するお話ですね♪[ルーク]
・最初は、源氏の生い立ち、そして、藤壺を母代わりとして接するうちにいつしか恋へと変わっていき、あまたの女人の中から藤壺をさがしていくものがたりですvv[沢乃の姫]
・一言では語りきれない華やかでいて美しくも哀しい宮廷美学の世界。(↑の沢乃の姫さん説明上手だわ♪)[桃姫]
・思わず引き込まれていく物語です♪[綺羅]


綺羅
さんの疑問
臣下に下るっていうのがよくわからないんですけど・・・。

・現実的にいえば、皇族をすべて面倒見るのが難しいから、ある一定の条件(人数とか血縁の度合い)で、皇族ではない臣下におろしたのが始まり。[ゆうこ]
・だいひょうてきな臣下に賜った姓は、源とか平とかです。[ゆうこ]
・光源氏の場合は、臣下にしておかないと、皇位継承権が残って、政争に巻き込まれる可能性があるため、桐壺帝があえて臣下に落としたという背景があります。[ゆうこ]
・つまり、皇族が皇族で無くなることを一般的に臣下に下ると考えても良いのでは。[ゆうこ]
・ありがとうございました[綺羅]
・いまでも宮さまは苗字とかないですよね、○○宮なんてのが苗字にあたりますし・・・だからある意味では苗字をもつってのは臣下って意味なるんじゃないでしょうか?[桜襲ね]
・ま、苗字を持つことなのでは?だって、親王(皇子)って、○の宮とかってしか言わないじゃないですか。だから、臣下に下る=苗字を持つこと なのではないでしょうか。[沢乃の姫]
・たとえ、皇族だとしても臣籍になってしまえば、帝には絶対なれないのです。桐壺更衣がもし女御だったら、東宮になって、いずれは帝になれたかもしれないのに。[ほっすぃー]


桜襲ね
さんの疑問
帝に入内したら『弘微殿の女御』や『桐壺の更衣』のように部屋の名前がつきますが、東宮の場合はどうなるのでしょうか?

・うーん・・・確か、藤原定子の妹の原子が東宮に入内したときは桐壺に住んでいたので、しげいさの君ってよばれていたみたいです。(ごめんなさい、漢字を忘れてしまいました。)[ティファ]
・基本的には部屋の名前で呼ばれると思います。後は、「東宮の女御」とか、実家の名前とかではないですか?[はや]
・確か、東宮妃が入内して住んでいたのは梨壺ではなかったでしょうか?だからたぶん「梨壺の女御」とかって呼ばれていたのでは?[朝月]
・東宮妃って言うのはだいたい1人か2人で名門の次期皇后って人が入内するのではないでしょうか??[悠]


ティファ
さんの疑問
冷泉帝って実在しましたよね。冷泉帝(実在の)の母も本当に藤壺だったんですか?

・本当に藤壺だったみたいです。冷泉帝の実母は村上帝の皇后、藤原安子(藤壺に住んでいた)です。[あゆ☆]
・あゆ☆さん、ありがとうございました。[ティファ]
・そうだったんですか・・・いい勉強になりましたvvありがとうございます!!ティファさん、あゆ☆さん[沢乃の姫]
・冷泉帝は病弱で少し頭に障害があったと聞きました。[悠]
・狂気の天皇ともよばれていた・・・なんてことも聞いたことあります。[桜襲ね]
・皆さんよくご存知ですこと。[綺羅]
・冷泉帝は、早くで譲位して上皇になったと聞いたことがありますわ。?[桔梗]
・冷泉帝は、藤原元方に呪われて狂気になったんですわ。原因は、元方の娘が親王を生んだのに、別の親王を皇太子にたてたからです。その、皇太子、花山天皇は、在位二年で出家してしまいます。[桔梗]


明日があるさ
さんの疑問
薫とその母女三の宮の会話は原作中にあるのでしょうか?また、どんな感じだったか想像してみましょう!

・原作には無かったように記憶していますが…。どちらにしてもあれだけ人生に悩んでいた薫と女三の宮が、社交辞令、時候の挨拶以外まともな会話ができるとは思えないのですが。[はや]
・【宿木】巻に続編唯一の女三宮の肉声が出てきます。宇治中君に新しい装束を送ろうと思い立った薫は、母宮の部屋を訪れ、次のような会話を交わします。 「よろしきまうけのものどもやさぶらふ。使ふべきこと」など申したまへば、「例の、立たむ月の法事の料に、白きものどもやあらむ。染めたるなどは、今はわ ざともしおかぬを、急ぎてこそせさせめ」とのたまへば、「何か。ことことしき用にもはべらず。さぶらはむにしたがひて」。この場面、いかにも親子らしい和 やかなやりとりで私はとても好きなのです。ただ、不思議に思うのは正編であれほど子供っぽく自我に欠けた女三宮と比べ、甲斐甲斐しく息子の世話を焼く彼女 には少なからずギャップを感じます。齢を重ねて、彼女もさすがに成長したと言うことでしょうか?[mariko]


冷羽
さんの疑問
光源氏の母君は桐壷の更衣って呼ばれてたけれど、桐壷って確か東宮様のいらっしゃるはずのところなんだけど、そんなとこに更衣がいるなんて、ちょっとおかしくないですか?ひょっとして紫式部は出仕する前に宮中のことをろくに知りもせず源氏物語を書いていたのかな?

・桐壺って後宮では帝の住んでいる所から一番遠いんですよね。古典の辞書に主に位の高い女性ほど清涼殿の近くに住むと書いてありましたけど・・・。でも更衣は女官の一人で普通は桐壺なんかにはいないと思います。たぶん物語上特別待遇にしたかったのでは?[朝月]
・朝月さん、ありがとうございます。[冷羽]
・実は、紫式部は、内裏での生活を送った事がないようです。平安京の内裏内には、正殿とされる紫辰殿を始めとする17殿5舎+アルファな建造物があります が、これらの建物は、初めから全てあったわけではなく、又、用途も時代によって変化しているので、流動的な要素が多いです。紫式部が、中宮彰子のサロンへ 出仕していた時期は、内裏は火災によって消失中。いわゆる一条院での里内裏の時期なので、紫式部は、内裏での実生活の経験はなく、源氏物語で紹介される内 裏の様子は、全て紫式部の想像の上になりたっていると言われています〜。なので、式部が宮中の事を知らなくても仕方がないのでした。[ほまれ]
・おそらく冷羽さんがおっしゃっている東宮の御在所は「梨壺」だったように記憶しています。[はや]
・桐壺・梨壺とひとくちにはいっても、その中に幾つかの局があり、場合によっては複数の女官(更衣もふくめて)が一つの殿舎に住んでいたのではないでしょ うか?実際、玉鬘が尚侍として出仕した際、局として与えられた承香殿の反対側には、紫の上の異母妹の王女御が住んでいたはずですから。[はや]


桜重ね
さんの疑問
東宮に入内した場合どこに住むの?源氏物語では帝にしか入内しないんだもん!!

・だれか答えてくださいな、(しくしく)[桜重ね]
・たしか桐壺に明石の姫君は入ったのでは?東宮へ入内したときに[のり]
・普通は『しげいしゃ』(漢字書けなくてごめんなさい。読み方間違ってたらごめんなさい。)だと思う。『しげいしゃ』って確か『梨壷』のことだったと思 う。「枕草子」を読むと本物の宮中のこと(当時(平安時代の摂関政治の時代)のこと)がすごくよく分かります。「枕草子」ってノンフィクションだし。「源 氏物語」はあくまでフィクション(物語)だから。でも、それ(「源氏物語」)はそれ(物語)で面白くていいけど。[冷羽]
・麗景殿なんかにもいたと思います、でも東宮の妃ならたいては梨壺だったと思います。[朝月]
・みなさま、どうもありがとうぎざいます。おかげで助かりました。う〜んなるほど[桜重ね]
・たしか[なお]
・定子中宮の妹原子も、東宮の下へ入内したとき、桐壺でしたよね。[なお]
・淑景舎を桐壺、昭陽舎を梨壺と呼びました。帝に入内された女御などは家柄などによって入る殿舎が決まりますが、東宮への入内ならば東宮の御在所(普通は梨壺)に近い殿舎かあるいは梨壺自体に住んだと思いますよ。[はや]
・みなさんどうもありがとうございます。[桜襲ね(桜重ね)]


くっきーあいす
さんの疑問
明石の中宮は、どの帝の中宮になったんですか?

・今上帝(宇治十帖の時のお上)ということですね[快斗]
・朱雀帝の息子が冷泉帝の次のお上になりましたでしょう。その方ですね[快斗]
・ありがとうございましたっ♪[くっきーあいす]

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