源氏物語ファンが作る源氏物語大辞典
さ...そ
前の東宮〔さきのとうぐう〕
- 桐壺帝の兄弟。六条の御息所を后とする。秋好中宮の父。東宮のときに亡くなる。 (匿名希望,2003年5月20日 18時43分)
- 桐壺帝、大宮とは同腹。 (匿名希望,2005年6月10日
16時23分)
- 六条御息所を東宮妃(東宮女御?)とする。 (匿名希望,2005年7月24日 22時18分)
左大臣〔さだいじん〕
- 主人公の岳父 (匿名希望,2003年1月5日
22時59分)
- 葵の上と頭中将の父。 (春菜,2003年1月19日
22時55分)
- 葵の上をすごくかわいがっていた。 (早乙女,2003年2月8日
17時20分)
- 正妻の大宮は、桐壺帝の実妹。 (春菜,2003年2月9日
16時18分)
- 右大臣と仲が悪かったらしい。 (春菜,2003年2月9日
16時18分)
- 左大臣になり、病で一度辞職したが再び源氏の願いで太政大臣として復帰 (匿名希望,2003年5月20日 18時21分)
- 桐壺帝に気に入られたいために桐壺帝がかわいがっている光源氏に娘の葵の上を嫁がせる。 (匿名希望,2003年5月23日 17時54分)
- ええ人です(笑)。
この人が死んだ直後に藤壺も死んでます (匿名希望,2003年9月30日 14時51分)
三条の大宮〔さんじょうのおおみや〕
- 桐壺帝の同母妹で、一院の女三の宮。左大臣(後の太政大臣)のもとに正妻として降嫁し、頭中将と葵の上を産む。夕霧と雲居の雁は、彼女に養育された。 (Miyabi,2003年2月18日 0時49分)
三条宮〔さんじょうのみや〕
- 朱雀院女三の宮の邸宅。
もとは朱雀院所有の屋敷であったが、彼の崩御後、遺産として娘である女三の宮に伝領され、出家した彼女とその息子・薫が、六条院から移り住む。
一度火事で焼失するも、薫の手によって再建され(「総角」巻)、後に、薫と結婚した今上帝女二の宮が、宮中から当邸に移り住む(「宿木」巻)。 (匿名希望,2003年10月13日 0時51分)
参内〔さんだい〕
- 后の妻としてではなく役職で宮殿に上がること
たとえば御櫛笥殿など (宇治の大君,2011年1月1日 16時9分)
三の君〔さんのきみ〕
- 蛍宮の先妻。右大臣の三女で頭中将の正妻四の君のお姉さん。 (匿名希望,2003年3月27日 9時18分)
- すごい美人で早死にしました。これぞ佳人薄命ですね。 (匿名希望,2003年4月5日 9時46分)
- 蛍宮にあまり大切にされていなかった。 (ゆま,2003年10月16日 17時12分)
- ものすごく性格が良く儚く透き通る様なイメージ。
何で東宮妃にならなかったんだろう。 (匿名希望,2009年5月23日 0時7分)
- 蛍宮の奥方に甘んじて献身的に仕えていたみたいだし実は源氏物語一性格が良いのでは。 (匿名希望,2009年7月13日 22時12分)
承香殿女御〔しょうきょうでんのにょうご〕
- 朱雀帝の女御で、今上帝の母。髭黒の右大将は兄にあたる。今上帝即位前に亡くなられたため、後に皇太后を追号された。 (Miyabi,2003年2月18日 23時24分)
- 朱雀院にはあまり愛されてなかったような・・・? (匿名希望,2003年11月4日 16時57分)
- 若菜上〜若菜下の間に逝去。 (匿名希望,2004年9月12日
14時32分)
寝殿〔しんでん〕
- 主人の住む正殿。単なる寝室ではない。 (匿名希望,2003年5月25日 18時3分)
十二単〔じゅうにひとえ〕
- 平安時代の貴族の女性の正装。単、袿などを何枚も重ね、裳をつけ、一番上に唐衣を着る。必ずしも十二枚重ねるわけではないが、もっと多いこともある。 (匿名希望,2003年5月25日 17時51分)
- 女房装束ともよばれる何枚も着物を重ねて着る平安時代の貴族の女性の正装。なかには二十枚も重ねて着てる人がいたとか。 (匿名希望,2003年9月15日 17時50分)
入内〔じゅだい〕
- 女御や尚侍として帝や院、東宮に嫁ぐこと (匿名希望,2003年5月24日 21時46分)
常寧殿〔じょうねいでん〕
- 後宮の局の一つ。
後宮の中心であり、身分の高い姫が住んだ。
そのために、「后町」とも呼ばれる。
源氏物語の中で、常寧殿に后が住んだ例はない。
(匿名希望,2003年4月6日 17時42分)
末摘花〔すえつむはな〕
- 常陸の宮の姫君。
作品中では彼女の源氏の対する一途さはあまりに滑稽に書かれている気がする。
鼻が赤く、胴長で痩せて骨ばっていて・・・当時の「美人」には全く当てはまらないというかむしろ正反対。
趣味も恐ろしいぐらい古風で歌にはいつも「唐衣〜」がついている。
源氏も初めて顔を見たときは物が言えないほどびっくりしたらしい。
でも、そのいじらしいほど一途で純粋?な性格で一時期は忘れられたものの最後には源氏の庇護を得ることができたラッキーな女性。 (匿名希望,2001年11月17日 21時26分)
- 髪だけは美しかった。 (早乙女,2002年7月7日
11時55分)
- 誠実で優しい。センスがちょっとズレていて、なにが得意なのだろうなぁ…。ちょっとしたことも気がかりになってしまう、ちょっと(?)小心者。 (匿名希望,2002年8月12日 11時23分)
- 現代では美しい女性? (春菜,2002年9月13日
17時2分)
- 不器用で美にも優れなかったようだが、心の美しさと
明るさには結構優れていたそうである。 (紅葉の君,2003年4月21日 16時38分)
- 源氏を信じ、屋敷が荒れ果てるまで待った。類ない心の持ち主でもあった (匿名希望,2003年5月23日 20時2分)
- 髪の毛だけは、紫の上に匹敵するほど長い!侍従に自分の
髪の毛をプレゼントしたりして、いじらしい。しかし、ダサい! (匿名希望,2003年7月21日 22時20分)
- 源氏が着るはずもない、ダサくて、センスの悪い服をプレゼントしたそうだ。 (匿名希望,2004年7月31日 19時5分)
- 源氏が紙に女人の絵を描き、その女を末摘花に見立て、筆で鼻をちょんと赤く染めて描き上げた。
(那夜,2005年8月18日 12時18分)
- 顔がそっくりの兄がいる。二人ともあまり喋らない。 (翠,2008年9月3日 0時12分)
- この時代のブスの代表格。(顔だけ) (藤原義信,2008年10月25日 11時34分)
朱雀院女一宮〔すざくいんのおんないちのみや〕
- 朱雀院の長女だが、その存在が語られるだけである。 (匿名希望,2003年3月20日 17時49分)
- 彼女が物語に登場しないのは、実在の朱雀院女一宮昌子内親王に憚ってのことだという説があります。昌子内親王は実在の冷泉帝の中宮ですから。 (匿名希望,2003年4月18日 17時51分)
- 彼女が物語に登場してたら、人々の運命も大きく変わったかも知れませんね。 (匿名希望,2003年4月19日 11時50分)
- 存在のみ確認できる。 (木村春香,2009年12月25日
19時16分)
朱雀帝〔すざくてい〕
- 優しい性格のため
母親に振り回される (石川,2001年8月13日 14時12分)
- 朧月夜の君(六の君)を寵愛
(朝月,2001年8月13日 20時10分)
- 弘徽殿女御の息子、源氏が幼い頃は東宮の地位にあった。
六条御息所の娘である梅壺女御(のちの秋好中宮)に恋をしたが彼女は冷泉帝に入内が決まりその恋は、はかなく終わった。 (朝月,2001年9月19日 23時15分)
- 女三宮を六条院に送り込み、
源氏、紫の上、柏木、女三宮、
そして、結果的には、落ち葉の宮、夕霧、雲居の雁他、
とにかくたくさんの人を不幸にしてしまった。
母弘徽殿をはるかに上回る黒幕とも言える。
これは源氏への復讐なのか、
それとも、ただ単に先見の明がなかったのか? (インター猫,2001年12月24日 4時8分)
- 源氏の晩年の正妻・女三の宮の父。 (春菜,2002年9月13日
17時5分)
- 一条天皇に似ている部分が多い。 (早乙女,2003年2月8日
17時21分)
- ひそかに源氏を恨んでいたでしょうね。 (春菜,2003年2月9日 16時19分)
- 帝位にはつくものの、一生を通して栄えの見られない源氏のお兄ちゃん。マザコンっぽい。優しいが源氏のような、女性を虜にする魅力には欠けていると思われる。女三宮を甘やかしてあんなふうにしてしまったり、愚鈍といえばかなり愚鈍かも。 (匿名希望,2003年2月11日 19時21分)
- この人が情けない性格に見える理由の1は光源氏の存在だと思われるが、他の理由は強すぎる母にあるのか本人の生来のものなのか、かなり疑問が残る。 (匿名希望,2003年2月23日 17時13分)
- 実在する朱雀帝と似ているところが多い。 (匿名希望,2003年3月28日 12時5分)
- 朱雀帝の后(寵愛のある女人)には、尚侍の朧月夜、承香殿の女御、藤壺(源氏)の女御、更衣の一条の御息所などがいる (匿名希望,2003年5月23日 18時15分)
- 女三宮に戒を授ける (匿名希望,2003年5月23日
20時4分)
- 源氏に、朧月夜の君を取られたりするが、「あの、かっこいい源氏の事だ。取られて、当然だ。」と考えていたらしい。しかも、そんな源氏のことが、好きだった。 (匿名希望,2004年7月31日 19時11分)
- 実は源氏物語一、腹黒な人。
表では源氏のやることを褒めたりしときながら、源氏が40になると、これを待ってたかのように源氏のみでなく、彼とかかわりのあるものの人生まで破滅させた。(しかも、この行為は源氏の今までの彼に対する行為の後ろめたさに付け込んだものである。)
母弘徽殿もひどかったが、大人しいふりをして人の弱みに付け込んだという点では母親をはるかに上回る黒幕である。 (匿名希望,2004年8月5日 15時48分)
- 母の敵である源氏のことを憎みきれず、むしろ愛してしまっている。根はイイヤツ (匿名希望,2005年7月24日 22時16分)
- 「父」としては強かった! (匿名希望,2010年5月7日
22時32分)
簀子〔すのこ〕
- 御殿の外周りの縁側。濡れ縁。 (匿名希望,2003年5月25日
18時8分)
- 源氏物語はあまりに長編。なもんだから読んでいる途中で飽きてしまう辺りが「須磨」の辺りで、ここで終わってしまう人も多いことからそう呼ばれる。昔からその言葉はあり、そうなってしまう人が昔からいたようだ。
(たー坊,2003年9月11日 3時25分)
- 源の典侍と四十年以上の仲。源氏と頭の中将にやぶれた端袖と帯を返す。 (匿名希望,2003年5月21日 16時45分)
清涼殿〔せいりょうでん〕
- 帝が日常の生活をする住まい。 (匿名希望,2003年5月25日
18時19分)
先帝〔せんてい〕
- 藤壺宮、式部卿宮、源氏女御の父。在位中に死去。 (匿名希望,2005年6月10日 16時27分)
先帝の后〔せんていのきさき〕
- 先帝の后(=中宮または皇后)。
藤壺の宮、兵部卿宮(式部卿宮)の母。
父母は不明。しかし、おそらく父は皇族または大臣と考えられる。
先帝崩御後は、子供たちと共に自邸の三条の屋敷でひっそりと暮らしていた。
(匿名希望,2003年4月19日 20時35分)
- 藤壺の宮の入内に反対していたが、それからまもなく亡くなってしまう。 (匿名希望,2004年9月12日 14時29分)
先帝更衣〔せんていのこうい〕
- 先帝の更衣。源氏女御の母。つまり女三の宮の祖母。 (匿名希望,2003年4月19日 21時23分)
- 朱雀帝の藤壺の女御(源氏宮)の母。後見が弱かったため、娘は朱雀帝の中宮・皇后になれなかった。 (木村春香,2009年12月25日 19時10分)
宣耀殿〔せんようでん〕
- 後宮で妃が住む殿舎の一つ。源氏物語でここに住んだお妃はいません。 (匿名希望,2003年4月19日 17時54分)
- 史上では村上天皇の女御芳子がここに住んでいました。 (匿名希望,2003年4月19日 18時41分)
束帯〔そくたい〕
- 平安時代の貴族の正装。儀式や参内のときに着用。笏を持ち、飾り太刀をつけた。
袴を指貫にし、檜扇を持つ準正装は衣冠という。 (匿名希望,2003年5月25日 17時55分)
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