源氏物語ファンが作る源氏物語大辞典
ら...ろ
麗景殿女御〔れいけいでんのにょうご〕
- 桐壺帝の女御の一人で、花散里の姉。この人がいなければ、光源氏と花散里の出会いもなかった。
自腹の皇子・皇女がいなかったため桐壺帝の後宮では華やかな存在にはなりえなかったが、同時に弘徽殿女御の嫉妬&嫌がらせの対象でもなかったため、そう悪い生活ではなかったと思われる。
桐壺院の崩御後、源氏の庇護を受けつつ、花橘の咲く邸に花散里とともに住む。 (匿名希望,2003年2月23日 2時3分)
冷泉帝〔れいぜいてい〕
- 表向きは桐壺帝と藤壺女御の皇子だが、実際は源氏と藤壺女御の子供。
母である女御と源氏の後見によって帝となる。
絵が好き。
秋好中宮と弘徽殿女御を妻にもった。 (朝月,2001年8月16日 18時19分)
- 源氏の君とうりふたつで極上の美男子vvv (匿名希望,2001年8月17日 13時14分)
- 実際、中宮と女御のどちらをより愛していたか、
気になるところ。 (匿名希望,2001年8月31日 16時52分)
- 秋好中宮をはじめとして、弘徽殿女御、王女御、左大臣の女御、中納言の娘、宰相の娘を妻としていた。
源氏に似ず、あまり家庭に波風を立てないと思っていたら、譲位後に玉鬘の娘にのめりこんで中宮や弘徽殿にしっとさせているあたりは、やはり源氏の息子で夕霧の兄だなと思う。 (匿名希望,2002年7月20日 1時55分)
- 秋好中宮とは趣味も同じ♪ (早乙女,2003年2月8日
17時23分)
- 三条天皇がモデルらしい。 (匿名希望,2003年3月23日
9時5分)
- 「源氏」が書かれた頃には、実在の冷泉帝はまだ生存していたそうですよ。 (匿名希望,2003年4月18日 6時52分)
- 実の父が源氏だと知って源氏に准太政天皇の位を授ける (匿名希望,2003年5月24日 17時51分)
- 源氏に生き写し。桐壺帝と藤壺の宮の子となっているが実は源氏との子供。絵を描くことが好き。 (匿名希望,2003年6月7日 20時30分)
- 妃には秋好中宮(梅壺女御)・弘徽殿女御・王女御 などがいる (匿名希望,2003年9月16日 21時56分)
- 爽やか美青年。源氏と夕霧と同じ顔である。 (匿名希望,2005年9月5日 20時24分)
冷泉帝女一宮〔れいぜいていのおんないちのみや〕
- 冷泉帝の長女。母は弘徽殿女御。 (匿名希望,2003年3月25日 12時7分)
- 匂宮が思いを寄せていた。 (匿名希望,2003年3月25日
17時23分)
冷泉帝女二宮〔れいぜいていのおんなにのみや〕
- 冷泉帝の次女。母は玉鬘大君。 (匿名希望,2003年3月25日
18時7分)
冷泉帝一の宮〔れいぜいていいちのみや〕
- 冷泉帝の一の宮。母は玉鬘大君。 (匿名希望,2003年5月23日 17時51分)
六条院〔ろくじょういん〕
- 源氏が亡き六条御息所の邸であった所を造営して作った私邸。
春の町には紫の上が女主人となり、源氏が主な生活の場として使っていた。
秋の町には秋好中宮(六条御息所の娘)が女主人となり、里下がりに使われる。
そして、春の町と秋の町を支えるように花散里が女主人として住んでいる夏の町と明石の御方が女主人として住んでいる冬の町が築かれている。
(朝月,2002年3月7日 22時58分)
- 源氏にとってはハーレムだろうが、同じ場所に集められた妻や恋人はいい迷惑だろう。
なんせひとつ屋根の下にライバルが何人もいるのだから。 (匿名希望,2002年7月20日 1時47分)
- 紫の上の祖父・旧按察大納言邸、旧六条御息所邸を含む四町からなる大豪邸。乙女巻に完成した。また、源融の邸であった河原院がモデルと言われている。それぞれの町には、春・夏・秋・冬と、四季をイメージして造られた庭があり、南東の春の町には光源氏と紫の上、明石の姫君、のちに女三の宮、北東の夏の町には花散里、夕霧、のちに玉鬘、南西の秋の町は秋好中宮の里内裏、北西の冬の町には明石の君がそれぞれ住んだ。また、光源氏らの死後は、春の町は女三の宮が三条の宮に移られたため、かわりに明石中宮の女一の宮が入られ、夏の町は花散里が二条院東の院に移られたため、かわりに落葉の宮と夕霧の六の君が入られ、それぞれ暮らしていた。 (Miyabi,2003年2月18日 23時53分)
- 後見を失った姫君たち(捨て子??)が光源氏によって集められ住んでいる邸。女性をこうして一箇所に集めるのは帝と同等の行為であり、光源氏のすごさを表している邸。 (紫乃,2003年2月23日 12時14分)
- 宇治十帖では夕霧が落葉の宮をここへ移している (匿名希望,2003年5月23日 20時6分)
- 源氏がこの屋敷を持っていたため准太政天皇になったときは六条院と呼ばれた
(匿名希望,2003年5月24日 17時54分)
- かつての愛人の屋敷あとで、妻妾同居をするところが、
光源氏のすごいところだ (匿名希望,2003年7月20日 22時42分)
- 四つの町つまり通常の広さの寝殿造りのお屋敷の(二条院とかはこの部類)4倍ってものすんごい広さだ (匿名希望,2004年7月13日 22時51分)
六条の御息所〔ろくじょうのみやすどころ〕
- 先の春宮の未亡人 (孔雀,2001年8月13日
14時11分)
- 秋好中宮の母。
優雅で格調高く、完璧な貴婦人だったが源氏との恋に苦しみ生霊となってしまった女性。
(朝月,2001年8月13日 15時1分)
- 源氏をうけいれたせいでドロドロになってしまった人、なまじ身分が会ったために後々苦労することになる。 (桜襲ね,2001年10月27日 23時2分)
- 元東宮妃と言う身分で当時の貴婦人中の貴婦人としてサロンまで持っていた。
全ての貴公子たちの憧れの的で趣味深く、教養もかつて後宮一と言われたほどの美貌も持ち合わせていた彼女。
しかし、源氏との恋に落ちてしまった結果、プライドが高いこともあってその思いを素直に伝えられず。
そのせいで生霊にまでなってしまった女性。
源氏物語に出てくる女性全てがなんらかのきっかけさえあれば皆六条御息所のようになってしまうのではないだろうか。 (匿名希望,2001年11月17日 15時48分)
- 葵祭りのとき、葵上の従者と御息所の従者が車争いした話は有名。そのあと傷ついた御息所は、斎宮(後の秋好中宮)のお供をして伊勢に下がる。 (匿名希望,2002年8月7日 23時51分)
- 誇り高い、貴婦人の中の貴婦人。源氏との恋に溺れ、しまいには怨霊になってしまう。 (匿名希望,2002年8月17日 12時48分)
- 本当は源氏が大好きだっただけに違いない。 (早乙女,2002年8月26日 11時30分)
- 東宮のもとに入内し、姫君をもうけるが、若くして東宮に先立たれ、行く行くは后とも国母ともなった道を失ってしまう。その時点で既に十分かわいそうだが、なまじ源氏と関係を持ったため、恋に苦しみ怨霊となってしまう。現時女性のなかではかなりかわいそうな部類かも。 (匿名希望,2003年2月11日 19時11分)
- かなりなオバさんのイメージがあるが、24・5才で初登場。
気位の高さを源氏が考慮してくれず、イヤんなったら放り出して別の女を囲っていたものでキレて怨霊化。 (匿名希望,2003年9月30日 14時49分)
- 「あさきゆめみし」での源氏評によれば、
「心に魔を棲まわせ、なお高貴に美しかった年上の恋人」
「多くの貴族達をかしずかせた女王の中の女王」だそうです。 (匿名希望,2004年5月23日 12時45分)
- 怨霊になって出るくらい源氏を一番に愛していた人なのかもしれません (匿名希望,2004年5月23日 21時6分)
- 死んで何十年たってもまだ源氏を恨んでいろんな人に取り付くなんてはっきり言ってくどい上に諦め悪い。 (匿名希望,2005年3月28日 20時2分)
- 源氏物語の中で一番嫉妬深い女性。 (藤原義信,2008年10月25日 11時44分)
六の君〔ろくのきみ〕
- 夕霧の末娘。匂宮の正妻。実母藤典侍、養母朱雀院女二の宮。夕霧の娘の中で一番優れていたらしい。 (匿名希望,2003年3月20日 18時31分)
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