源氏物語ファンが作る源氏物語大辞典
ま...も
真木柱〔まきばしら〕
- 髭黒と前妻の間の娘。
時折狂気になる母親が玉鬘ばかり愛する夫に愛想を尽かし、出て行くことにする時、女なので一緒にいくことになる。
が、彼女は父親にもう一度会っておきたいと嘆いた。
しかし、柱に歌を結び付けて仕方なく行く。
このことから真木柱と呼ばれる。
(弟とは引き離された) (早乙女,2002年7月6日 20時6分)
- 蛍兵部卿宮と結婚したが娘も生まれたが、宮が先妻の面影を求めていたため結婚生活は上手くいかなかった。
宮の死後紅梅と再婚し、男の子を産む。 (匿名希望,2002年7月20日 1時44分)
- 家を出るとき詠んだ歌は、手は子供じみていたがつらい気持ちは父にちゃんと伝わった。 (早乙女,2002年8月15日 19時43分)
- 明るい性格だったらしい。 (早乙女,2003年1月27日
16時49分)
- つらい目にあっても、玉鬘を怨まなかった。 (早乙女,2003年2月1日 11時10分)
- 「ファザコン」の一言で片付けられてしまうことの多い彼女。でも、あの反応は当然では…? (早乙女,2003年2月3日 17時50分)
- 母屋と廂の間、廂の間と簀子を仕切る簾。 (匿名希望,2003年5月25日 18時7分)
- 簾の丁寧語。 (匿名希望,2004年2月6日
17時3分)
源良清〔みなもとのよしきよ〕
- 源氏の忠臣。
父は播磨守。
一時期、明石の君に求婚していたが、彼女の父・明石の入道に断られた。 (匿名希望,2003年5月22日 23時42分)
御息所〔みやすどころ〕
- 帝や院の后の総称。また、子を生んだ后のこと。六条御息所や一条御息所など。 (匿名希望,2003年5月24日 21時50分)
- 一般的にはあまり意識されていないが、桐壺帝の妃として光源氏を産んだ桐壺更衣も、「御息所」と呼ばれる立場にある。 (匿名希望,2003年5月25日 16時5分)
宮の御方〔みやのおんかた〕
- 蛍宮と真木柱の娘。 (匿名希望,2003年3月26日
8時37分)
- 匂宮の求愛を拒んだ。 (匿名希望,2003年3月27日
9時0分)
- 紅梅阿が匂宮に中君を娶ってもらおうと思ったが匂宮は宮の御方を好んだ。 (匿名希望,2003年6月14日 20時17分)
- 極度の男性恐怖症の持ち主。 (匿名希望,2004年4月6日
19時45分)
- 玉鬘に仕えている女童。柏木の手紙の取次ぎをした。 (蓮華,2009年4月19日 19時47分)
紫式部〔むらさきしきぶ〕
- 言うまでもなくこの物語の作者である。 (匿名希望,2003年3月22日 17時51分)
- 藤原彰子の家庭教師。
(姫香,2003年5月4日
12時53分)
- 藤原為時と藤原為信の娘との子である。 (琴定,2003年9月16日 21時43分)
- 「紫式部日記」を書く (匿名希望,2003年9月16日
21時44分)
- 『狭衣物語』の作者といわれている「大弐三位」の母 (匿名希望,2003年9月21日 15時36分)
- 「紫式部日記」にて、対面したこともない清少納言をコキおろす。結構ステキな性格。 (匿名希望,2004年2月6日 17時2分)
- 父
為時が、『口惜しう、男子にて持たらぬこそ幸なかりけり』〜紫式部日記より〜(男子に生まれていればのう)と言わしめたといわれるほどの才女。 (匿名希望,2004年2月9日 18時55分)
- 紫式部の「紫」と言う名の由来は【源氏物語】に登場する「若紫」からきている。 (匿名希望,2005年8月9日 11時16分)
- 本名、藤原香子 (匿名希望,2005年8月9日
23時27分)
紫の上〔むらさきのうえ〕
- 源氏の妻、対の上とも呼ばれる。
春の町の主。
藤壺に似ている。
源氏物語のヒロインと言われている。 (朝月,2001年8月13日 15時20分)
- 源氏物語のヒロインで物語のなかで1番の美女 (匿名希望,2001年8月17日 20時28分)
- 六条院で源氏の正妻格として扱われていたがその後、朱雀院の申し出によって女三の宮が源氏に降嫁。
紫の上は身分では内親王の女三の宮にかなうはずもなく「正妻格」という座を失ってしまう。
その上、紫の上は単なる「正妻格」でしかなかったが女三の宮は正式な「正妻」となってしまった。
自分が源氏に寵愛されながらもつけなかった地位に年下の女三の宮がついてしまったことなど様々なショックが重なって最後には病気になり死んでしまった。 (朝月,2001年9月20日 19時46分)
- 真のヒロイン。彼女にかなう者は誰もいないことでしょう。 (匿名希望,2001年10月9日 11時43分)
- 源氏の女性遍歴を全部聞かされて知っているらしい。
それでも恨み言など特に言わず良妻賢母を演じてきた。
が、明石の御方と女三の宮だけは許せなかったようだ。
明石の御方とは源氏の娘「明石の中宮」の生みの親と育ての親の関係でそこまでギクシャクはしなかったようだが晩年源氏の「正妻」として六条院にきた女三の宮にはさすがの彼女もまいったらしい・・・。
でもそれでもけなげに耐えていた。
しかし、重なる心労についには耐え切れなくなりその後、六条御息所の怨霊にまでとりつかれて出家を望みながらみまかった。
(匿名希望,2001年11月17日 15時43分)
- 源氏の君が北山で見出し、二条院に引き取って理想の女性に育てた。藤壺の中宮の姪にあたる。 (匿名希望,2002年8月7日 23時45分)
- 女三宮の降嫁によって、自分自身の存在を否定された感じになるが、最後まで健気だった。 (早乙女,2002年8月15日 19時44分)
- 才色兼備の女性で、理想の良妻賢母。 (春菜,2002年9月13日 16時56分)
- 何から何まで理想的なヒト。源氏は一生にわたって深く愛したが、女3の宮の輿入れ以来、源氏の愛に絶望し、悩み悲しみながら死んでいった。源氏の中で最も幸せで、でもその幸せ以上に最も不幸な女性。 (MARI,2002年10月29日 21時11分)
- その一生の大方を源氏のもとで過ごし、源氏に一番振り回されたと思われる女性。完璧なようだが、世間知らずで精神的な強さに欠けると思われるのが欠点かも。 (匿名希望,2003年2月11日 19時17分)
- 悩みがあるから生きてこられました。と言い残して他界する (匿名希望,2003年2月24日 22時51分)
- 定子がモデルとも、彰子がモデルとも言われますが、「定子(彰子)だけがモデルだ!」とは言い切れない人です。 (早乙女,2003年3月22日 18時2分)
- 藤壺&桐壺にそっくりらしいヒロイン。源氏に1番愛されたはず。紫の上の死後、源氏は生きる気力を失った。
子供を生まなかったのは、かわいそうで残念!でも、それが≪永遠の少女らしさ≫をあらわしていると思います!!いつまでも若くきれいということで・・・。
源氏の中で、一番幸せな人と思われているけど、実は一番不幸で救われない人だったり・・・。
死んでから早くお葬式されたのも、きれいな様子をみんなの心の中にとどめたかったからでは? (MARI,2003年4月4日 16時11分)
- 藤壷の宮に似ているため源氏に引きとられ正妻になる。完成した美しさ聡明さを備え源氏物語の中で最高の女性。源氏にもっとも愛されるが女三の宮が降嫁して来たとき努力もしたが源氏の愛に絶望し病に倒れる。完璧で一番幸せな女のようだが一番苦しんだ人。 (匿名希望,2003年5月5日 17時24分)
- 若菜上以降にもっと魅力的になっている。 (春菜,2003年5月7日 6時30分)
- 北山で源氏が見いだし、理想の女性に育て上げる (匿名希望,2003年5月24日 17時48分)
- 源氏物語の女の人の中で一番の美女。それでもって賢くやさしく中身も理想的。なのになぜか一番つらい思いをしている。でも永遠のかわいらしい少女
(匿名希望,2003年5月30日 19時47分)
- 源氏物語の女君の中で紫の上の美しさにかなう人はいないでしょう。まだ子供の時から葵の上などの美女を見慣れていた源氏が魅了されたほど。賢く内面でも他の女君より優れている。いわば完璧な人 (匿名希望,2003年6月1日 18時20分)
- 藤壺の宮に似ていたため幼い頃に源氏に引き取られ理想的に育つ。その美貌は源氏物語の女性の中で最高一目みた夕霧をずーっと魅了し続けるほど。やさしく聡明で全てで非のうちどころがない完璧な女性。源氏に最後まで一番愛された人。 (匿名希望,2003年6月7日 19時51分)
- 源氏の君に愛され続けた唯一の女性。あの源氏の君に愛され続けたので幸せだったのでは?とも思うが裏をかえせば源氏の君の愛にしか頼ることの出来なかった悲しくも美しい女人。 (匿名希望,2004年1月9日 18時55分)
- よく、「源氏に一番に愛された女性は誰か?」というネタで、藤壺の女御などと一緒にエントリーされ論争になるが、やっぱり彼女だと思われる。なんてったって、幼少のころに半分拉致ってきたようなモンですから。(北●鮮の工作員か?) (匿名希望,2004年2月6日 17時11分)
- 嫉妬こそするものの、性格的には誰とでも打ち解けられる心根の綺麗な人。最大のライバル・明石の君や女三宮とも仲良くなる(というか交流がある)し・・・。 (匿名希望,2004年2月18日 14時11分)
- 藤壺の兄・式部郷宮の次女。藤壺の姪。幼い頃に源氏に引き取られ、以後は源氏の元で育つ。葵の上が亡くなると元服して源氏の正妻となる。42歳で病死。源氏を信じ続け、源氏と明石の上との間に出来た娘をも引き取って育てるほど、心優しく美しい女性。源氏が生涯一番愛した女性。 (ゆきの,2005年1月18日 17時24分)
- 正妻の子どもでなかったこともあって、いろいろ苦労してきているから、世間知らずではない。他に世間知らずな人はかなりいる。 (匿名希望,2005年5月3日 1時50分)
- 完璧であるがゆえに苦しんだ女性。
でも、最期まで立派だった! (匿名希望,2005年8月7日 5時53分)
紫の縁の物語〔むらさきのゆかりのものがたり〕
- 源氏物語の古称の一つ。「源氏物語」の名は執筆された当初は存在しなかった。桐壺更衣・藤壺宮・紫上の、源氏物語における最重要女性登場人物に由来する(桐も藤も紫の花が咲くため)。 (匿名希望,2003年2月24日 4時2分)
乳母〔めのと〕
- 身分の高い者の子を親に代わって育てる人。 (匿名希望,2003年5月24日 21時44分)
- 乳母の子で乳兄弟になる間柄のものは忠臣となったり女なら女房となる場合が多かった。
大輔の命婦や惟光は源氏の乳兄弟である (匿名希望,2003年5月25日 17時45分)
桃園式部卿宮〔ももぞのしきぶきょうのみや〕
- 朝顔の君の父で、桐壺帝の弟宮。
娘と源氏との結婚を望んでいたが、果たせぬまま亡くなる。 (Miyabi,2003年3月24日 13時43分)
- 娘を溺愛していた。 (匿名希望,2004年1月9日
18時56分)
桃園宮〔ももぞののみや〕
- 桃園式部卿宮の邸宅。
一条付近にあったとされる。
宮の薨去後、父の喪に服すために斎院職を退下した朝顔の姫君が、当邸に移り住む。
なお当邸には、姫君の叔母である女五の宮も同居しており、また、尼になり女五の宮の弟子となった源典侍も当邸に住んでいる。 (匿名希望,2003年10月13日 1時34分)
戻る