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スズメ目ツグミ科 大きさ 14cm 分布 ユーラシア大陸 日本では、亜高山帯で繁殖し、冬季はには平地に移動する
 オスは鮮やかなルリ色の美しい小鳥。繁殖期以外は、一羽でなわばりをもって生活する。繁殖期には、亜高山帯の針葉樹林などで、昆虫などを採食する。
 ウォッチングのコツ・・・冬は平地の公園などに移動してくるので、観察しやすいのでおすすめ。繁殖期以外は、一羽で行動するので、オスとメスを同じ場所で見ることは少ない。

ルリビタキ

撮影: 平成19年1月21日 茨城県つくば市 

 冬はバードウォッチングの絶好シーズン。
 木々は、葉を落としていて、小鳥の姿を見つけやすい。それに、餌の少ないこの時期は、平地の公園などに降りてくる鳥も多いのだ。
 そんな小鳥のひとつが、ルリビタキ。

 アイドル登場!!

取材・文 : ぽんぽこ

 晴れた冬の朝、隊長と筑波山方面をめざして出かけた。まず出迎えてくれたのは早咲きの梅。 

 梅の花にみとれていると、近くの茂みから、ひらりと青いものが飛んだのを見た。あっ!ルリビタキだ!穴があくほど、茂みのほうを凝視していると、ピョンピョンと、遠くの木の枝、その下の芝生の上へと移動する。
 少しずつ近づいてきて、とうとう、ピョンと近くの枝にとまった!
 きゃーーーーーーーーかわいい!

青い羽、つぶらな瞳にうっとり

 大きさは、スズメよりも小さいけど、けっこう度胸のあるルリビタキ。
 一羽で一定のなわばりを確保するので、だいたい同じ場所で同じ個体を観察できる。そんな場所にはアイドルに会いたいニンゲンたちが集まり、一斉にカメラを向けたりしているが、ルリビタキはあんまり動じず、すましている・・・。アイドルの貫禄かな?
 

比較的近くで見つけたルリビタキのメス

 繁殖期以外は、オスもメスもなわばり争いするので、同じ場所にはいないそうだ。
 でも近くで見つけたルリビタキのメス。オスに比べると地味だけど、しっぽの先が青くて、やっぱりキュート!
 小春日の日曜日、ちいさな幸せを運んでくれたルリビタキに感謝!