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 フクロウ目フクロウ科  大きさ 24cm 翼開長56cm 留鳥または漂鳥 北海道〜九州 
 フクロウ類のなかでももっとも小さい種類のひとつ。羽角がある。コミミズクとよく似ているが、虹彩がオレンジ色なので区別できる(コミミズクは黄色)。
 平地から山地の林にすみ、夜行性で、昼間は樹洞や茂みの中などでじっと休んでいる。夕暮れから飛び出し、主にネズミを捕る。亜種にリュウキュウオオコノハズクがある。
ウォッチングのコツ・・・まれだけど、夜、道のわきや路上にとまっていたりする。小さいので見つけにくいかもしれないが、見つけたときはそーっと近寄ろう(近寄りすぎはダメ)。驚かさなければ、しばらく逃げずにじっとしていることがある。
オオコノハズク
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 道のわきにオオコノハズクがとまっていた。
 車のスピードがもう少し出ていたら、きっと見逃していただろう。
 ささやかな出会いはクリスマスイブの気の利いたプレゼント。
 

平成18年12月24日 栃木県  
 夜の道でフクロウ類と遭遇することはさほど難しいことではない。どこにいてもおかしくない鳥なんだから、要はいると信じることが大切。
 夜のフクロウ類はあんまり逃げない。いったん逃げてもわりとすぐ近くにとまり、悠然とこちらをにらんでいたりする。見つけてもあわてないこと。
 このオオコノハズクは車のライトでピントを合わせて撮影した。もしかしたら、夜目の彼らは、ライトのまぶしさで動けないのかもしれない。他のフクロウもそうだが、カメラのフラッシュでも逃げないことがほとんどだ。
 逆に、以前、尾瀬の近くで出会ったコノハズクは、車のライトが当たる中で2〜3分じっと動かなかったのに、ライトを消した瞬間に飛び立っていってしまった。

↑ オオコノハズク
オオとついているが小さなフクロウだ。オレンジの目が特徴

(2007.1.8公開)