公開:平成20年3月15日
すぐに出てきたので、何度も出てくるだろうと思っていたが、コアホウドリはもう出てこなかった。たった一度の遭遇と知っていれば、もうちょっと真剣に撮影していたかもしれない。とにかく大きいので見ごたえがある鳥だ。
・・・・・・ほんとはボツ写真だったんだけど、僕にとっては貴重な記録なのでアップすることにした。
ところでかんじんなマッコウクジラだけど、この日は大当たりだった。
あまり大きな声では言いたくないが、銚子沖のホェールウォッチングは、クジラも鳥もかなりのお勧めポイントなのである。
撮影 : 千葉県銚子市沖(平成15年12月)
目的がマッコウクジラだったので、ウォッチング船が沖合いに出てすぐに現れたコアホウドリも、すっかりうわの空だった。
300mmのレンズでこのサイズなので、たぶん目の前で見ていたのだと思う。
でも、このとき僕はクジラ一筋だったんだよね。
あーーもったいないことした。
アホウドリよりも小さいからコアホウドリ。といってもカモメ類と比べるとずっと大きい。
日本近海のアホウドリの仲間ではポピュラーな種となるようだが、会えると嬉しい。
ときおり100羽前後の群れに出会うこともあるらしい。
ミズナギドリ目アホウドリ科 大きさ 80cm 羽を広げると2m 分布 北太平洋沖 |
羽を広げると2メートル近い。ミッドウェイ諸島やハワイ諸島で繁殖。日本では小笠原諸島と硫黄列島の一部の地域だけで少数が繁殖している。水面を飛びながら、イカや魚をとる。繁殖期は11月から6月ごろ。黒く長い羽をひろげて、大海原を飛ぶ姿が美しい。 |
おすすめの観察地 イルカやクジラのページでも紹介した、千葉県銚子沖合でよく観察できる。でも、沖に行かないと見られないので、クジラウォッチング船をおすすめする。(要予約。天候によって欠航があるので注意) イルカ・クジラ・海鳥の観察ができるクルーズ (有)銚子海洋研究所 千葉県銚子市外川町2-11077-9 電話0479-24-8870 FAX22-7911(AM8:00〜19:00受付) |