公開:2005年4月
修正:2009年7月


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フクロウ

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フクロウ目フクロウ科  大きさ 50cm 留鳥 分布 ユーラシア大陸、日本(本州〜九州)
 本州のフクロウは褐色味が強い。日本には4亜種がいるが、北のものほど白っぽく、南のものほど濃い褐色になる。虹彩は黒褐色で、光ると橙(だいだい)色。耳角がなく丸い頭をしている。
 ゴウホウ ゴロッケ ゴウホウとなく。単独か、つがいで生活。大樹の樹洞(木の大きなうろ)などに営巣。夜行性で、夕方から活動をはじめ、ネズミや小鳥を捕って食べる
 ウォッチングのコツ・・・街中であっても、大きな洞のある大木があれば、フクロウがいるかもしれない。古いお寺や神社、公園などで、夜、声が聞こえるかもしれない。

 写真は畑の脇の電線にとまったところ。
 気づいたときはフクロウの真下にいて、位置を変えたら逃げられそうだったので、そのまま撮影した。逃げる気配はまったくなくて、きょろきょろと畑のほうを気にしながら、じきに飛び立っていった。
 狩の再開だったのだろう。

 留鳥であるが、冬は市街地に近いところまで移動して越冬する個体がわりと多いようだ。
 冬の夜、広い田んぼや畑が周辺にあれば、電線や電柱を上に猫みたいなフクロウがいないか、探してみよう。
 

夜の畑に猫がいる。目が合った、と思ったその瞬間、彼はふわりと飛びたった。
フクロウは翼の生えた白い猫。

撮影 : 茨城県坂東市 (平成16年12月)