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ツキノワグマ


 食肉目 クマ科  大きさ120〜163cm 分布 本州・四国 
 絶滅のおそれのある地域個体群
(下北半島・紀伊半島・四国・中国・九州など)
 漢字では日本月輪熊、名前のとおり、首の下に月の輪のような白い毛が生えている。
 広葉樹の森にすみ、雑食性。主に、植物の根や葉、果実、どんぐり、昆虫などを食べる。一見凶暴そうに見えるが、大型のほ乳類などをおそうことはほとんどない。しかし、近年、人との遭遇による事故は相次いでいる。
 11月から4月ごろまで岩穴や土穴、大きな樹洞などで冬眠するが、メスはこの冬ごもりの間に出産し授乳などの子育てをする。 
 ウォッチングのコツ・・・出くわすのは危険な生き物。基本的には出くわさないよう、山歩きをするときは、熊鈴などをつけて自分の存在を知らせるようにしよう。しかし、意外と人里近いところで見かけることが増えている生き物。山の方ではあるが、民家近くの笹やぶに逃げていくツキノワグマに出会ったことがある。 
平成19年1月7日 大宮小動物園  

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取材・文・写真: ぽんぽこ

現地情報

大宮小動物園

問い合わせ
大宮公園事務所 TEL048-641-6391 

都市公園内にある小さな動物園
ツキノワグマ、ニホンザル、アムールヤマネコ、タヌキ、アナグマ、ブチハイエナなどコンパクトながら親子で楽しめる。

開園時間:10:00〜16:00 入園無料 月曜休み
詳しくは、大宮公園事務所HP 大宮公園案内を参照

 平成18年もあちこちで、ツキノワグマと人間との遭遇が報道された。
 そのひとつ・・平成18年10月に埼玉県寄居町の住宅街にある神社の境内で、杉の木に登っているツキノワグマが発見された。
 体長は50cmくらいの小さな子グマで、地元猟友会や役場のひとが、30時間をかけて奮闘、最後は木から落ちてきた子グマをだきとめるようにして保護した。

 愛くるしい姿がテレビで何度も流れたので知っている人も多いと思う。
 さて、あの子グマ、あのあと、埼玉県さいたま市にある大宮公園内の小動物園で引き取られることになり、年末に公開された。いつ公開されるものかと待っていたのだ!

公募の中から選ばれた名前はヨリー女の子です

 日曜日の昼下がり、子グマのヨリーは大人気で、小屋の前にはたくさんの人がいた。
 なぜ、10月の末に、母親から離れて町に出たのかわからない。今頃は、母親とともに冬眠しているはずだったが・・・お母さんが何らかの理由で死んだのだろうか。
 ヨリーはとても元気で、飼育係にじゃれついたり、人懐っこい様子だという。
 そのせいだろうか、飼育係が出入りすると思われる場所を行ったりきたりしていた。
 

 ツキノワグマのニュース、年々増えている。数年前までは「どんぐりの不作」がよく取り上げられていたようだが、それだけではないようだ。
 高齢化がすすんで里山の手入れが行き届かなくなり、やぶが増えて、人里に出やすくなった。そこには、収穫されない柿や栗の木があったりする。さらに、無防備においてある生ゴミなど・・・
 一度、人里で食べ物を得てしまうと、何度でも、また次の世代も人里にやってくるようになる。その悪循環の結果、年々増加していくのだろうか。
 2006年だけでも約5000頭が捕殺されたという。
 
 今日も夕方のニュースで、冬眠しているはずの子グマが民家に入り込んで「里芋のにっころがし」を食べて逃げていったそうだ・・・どうしたのクマのお母さん??
 

ハイ!この子です

bunbuku
bunbuku
bunbuku

小屋の中を行ったりきたり・・・・

遊んで欲しいのかな・・・?