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タイワンリス

←大きな個体

 ここ鎌倉のタイワンリスはとにかく大きい。人からのエサ(おかし)がたくさんあるからだろう。浜松のタイワンリスと比べると、太っているのがよくわかる。まさにメタボリック・リス。

 また、タイワンリスは鳴くリスとしても有名。「きゃんきゃん」「きゃー、きゃー」とまるで子どもが犬の鳴き声をまねしたみたいな鳴き方。よく聞くと仲間を呼ぶ声や警戒する声など、なんとなく聞き分けられる。

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鎌倉高徳寺 神奈川県鎌倉市長谷4-2-28
電話0467-22-0703
おなじみ鎌倉の大仏様  拝観時間 7:00〜18:00(冬期〜17:00)
 拝観料200円 胎内拝観20円
江ノ電 長谷駅 徒歩10分 鎌倉駅東口からバス

車の場合、駐車場もあるが混む。

上も下もおかしをもらってバクバク食べる。こんなにも近くに寄ってくる。

現地施設

 人とリスのかかわりを観察するのも楽しい。日本人は動物が大好きだ。

 ただし、タイワンリスはもともと日本にいなかった外国の生き物である。最近は農作物の被害なども大きいと聞く。
だから騒がれたりもするが、人に直接の被害がなければ、かわいい生き物として、日本での地位を確立したのであろうか。

 人に被害が出る状況とは、もう手の打ちようがない状況になっていることが多いものだ。はてさて、タイワンリスは間に合うのだろうか? 

                ↑「エサ、くれる?」って顔

 お城のすぐ近くに徳川家康の像があるので、その周囲の木々でタイワンリスを探そう。見つからなければベンチで座って待ってみたい。そばにいればエサをねだりに姿を見せてくれるかもしれない。

 体の大きさからいって、ここのタイワンリスたちは鎌倉ほどは人からのえさに依存していないのだろう。自力で餌を探すぶん、行動範囲も広くなるかもしれない。

現地施設

浜松城公園 浜松市元城町100-2
公園管理課 電話053-473-1829
作左の森・浜松城天守閣・せせらぎ池・芝生広場・日本庭園・石舞台・冒険広場等 開園午前8:30〜午後4:30 詳しくは浜松市HP
JR浜松駅から遠鉄バスで市役所前下車 駐車場なし
 鎌倉市にはけっこう広く分布しているが、確実に見たいならば大仏様で有名な高徳寺がよい。高徳寺では大仏の裏の木々の周辺を探すと、高確率でタイワンリスが見つかるだろう。その周辺に集まっている人たちの目線の先を見てみよう。木の上を指さす子どもがいたら、そこにタイワンリスがいるはずだ。
 また、土日は餌付けに通ってくる常連さんが何人かいるようで、情報を聞いてみるのも楽しい。木の下に人が集まるとどこからともなくリスが沸いてきて、じきにパッといなくなる。タイミングが悪ければしばらく粘ることになるかもしれないが・・・・・・。

撮影 : 神奈川県鎌倉市・高徳寺(平成16年2月)

しっぽが太くて、耳が小さい。ニホンリスと違って、冬でも耳のフサ毛がないのが特徴。

←しっぽの短いタイワンリス
 カラスや猫に襲われたのだろうか。

 タイワンリスはしっぽが個体によって違うから、個体識別の手がかりになる。

 ちなみにこのリスはずっと遠巻きに僕の近くにいて、他のリスたちがいなくなってからそっとよってきた。グループの中では立場が弱いほうなのだろう。

 最近、何かと話題のタイワンリスである。外国出身の外来種なので、「生態系への影響」が心配であるが、人が多く暮らす市街地でもどんどん増えるから、「人の被害」で問題となっている。

撮影:静岡県浜松市・浜松城公園(平成16年2月)

げっ歯目リス科(原産地 台湾) 大きさ 20cm〜26cm 関東以西の太平洋側  外来動物(南アジア原産)
昭和初期に台湾からきて、1935年に伊豆公園で飼われていたものが野生化したという。観光客向けに意図的に放したものもある。繁殖力が強いため、どんどん生息域を広げ、林が立ち枯れするなどの害が深刻な問題になっている。ニホンリスより耳が小さく、腹が白くない。市街地にある公園やその周辺緑地に多い。木のうろや、木の枝などで作った巣に棲んでいる。人が与えるスナック菓子などでも何でも食べる。
ウォッチングのコツ・・・・外国のリスが人為的に野に放たれ、定着した外来動物なので、生息が確認されている地域の公園などで探してみよう。 観光客が餌付けしている場所にいけば容易に出会える。

↑ 浜松城

↑ 木の上の巣


「美しい日本」という言葉がふと頭をよぎる。
日本の、最も日本らしい景色の中に、日本にはいなかった生き物が暮らす・・・・。
でも、もしかしたら、これが今の時代の「日本らしい」ということなのかもしれない。

bunbuku
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(2007.5.29 公開)