↑ スナメリが現れた!
撮影 : 千葉県銚子沖(平成17年9月18日)
ハクジラ亜目 ネズミイルカ科 大きさ オス1.8m以下 メス1.2m〜1.5m 分布 シンガポール、スマトラ、ボルネオ、中国、韓国などの大河および沿岸地域 日本では九州や瀬戸内海、伊勢湾、松島湾など宮城県沖以南の沿岸。 |
クジラやイルカの仲間では小さい種類で、背びれがなく、つるんとしたあたまと背中、色は灰色で、とてもかわいい顔をしている。海岸から5〜6km、水深も50m程度の沿岸で暮らす。普通は1〜3頭位の小グループで行動。繁殖期だけは、大きな群れが見られる。年々生息域を減らしており、国際的に保護されている。 |
ウォッチングのコツ 沿岸性のイルカなので、海岸からの観察も十分に可能。漁港にも入ってくる。水面をジャンプしないこと、背びれがないことから、けっこう発見が難しい。千葉県銚子では1年を通じて観察が可能。イルカウォッチング船を利用しての観察は7月〜9月となっている。 |
現地施設
結局、30枚程度しかシャッターを切れず、そのうちの3枚にだけ、スナメリがかろうじて写っていた。たいていのイルカウォッチングでは200枚前後は写すので、明らかに低調。
銚子沖は国内有数のクジラ・イルカウォッチングの名所であることはあまり知られていない。銚子海洋研究所では夏のスナメリに続き、10〜12月までマッコウクジラ、1〜2月はキタオットセイ、3〜6月はカマイルカのウォッチングが楽しめる。僕はこの日のスナメリですべてのコースを制覇したことになる。
それでも銚子は飽きることがない。冬は海鳥、春はメガロドン・・・なのである。
↑ なんとか撮れたスナメリの顔
← カルカロドン・メガロドンの化石
(新生代第三紀鮮新世)
大昔の巨大なサメの歯のかけら
銚子イルカウォッチングと化石探しはいつもセット。これは、長崎鼻海岸周辺で探し回って見つけたもの。長崎鼻の化石については、近く特集しますので乞うご期待!
(有)銚子海洋研究所 | 千葉県銚子市外川町2-11077-9 電話0479-24-8870 FAX22-7911 (AM8:00〜19:00受付) |
○電話をして予約を。天候によっては、中止になることもある。 ○大人でも船酔いしやすいので、あらかじめ酔い止めを飲んでおくとよい。船酔いしないこつがあるので、添乗員さんに聞いておくこと。 ○沖合に出る便では10歳以上と年齢制限があるが沿岸コースは小さい子でも乗船可能。。 ※スナメリ観察の沿岸コースは7月〜9月 10月〜12月はマッコウクジラ、ハナゴンドウイルカなど沖合コースがはじまる。 詳しくは銚子海洋研究所のホームページへ |