信じてもらえないかもしれないけど、真ん中の黒い塊がクロウサギだ。3晩で9回も目撃したのに写真が撮れず、ついつい車中からシャッターを切ったら真っ白になってしまった。パソコンでいじって、なんとか黒い塊が見えてきた。(鹿児島県・奄美大島)
ウサギ目ウサギ科(日本固有種) 大きさ 35cm〜55cm 分布 奄美大島・徳之島 絶滅危惧TB類 (環境庁) |
夜行性。草や木の根、木の実などを食べる。昼間は木の根元の穴や自分で掘った穴に休んでいる。 子どもを一頭だけ産み、母ウサギが外に出るときは、巣穴の入り口をふさいで外敵から子どもを守り育てる。 ハブ対策のために放たれたマングースに、捕食され数を減らしている。 |
ウォッチングのコツ・・・ 夜行性なので、夜のウォッチングとなる。林道でかなりの確率で出会えるだろう。地元のガイドツアーを利用しよう。ハブなどが危険なので、薄着で散策しないこと。 |
アマミノクロウサギ
現地施設
奄美野生生物保護センター | 〒894-3104 鹿児島県大島郡大和村思勝字腰ノ畑551番地 電話 0997-55-8620 |
アマミノクロウサギやオオトラツグミ、アマミヤマシギなどの希少な野生動物の保護・研究機関。奄美固有の生態系について学習できる。 開館時間:10:00〜16:30 休館:月曜日・祝日(みどりの日・子どもの日をのぞく) 年末年始 入館無料 詳しくは、大和村HPへ |