秋、群れからはぐれる若い個体を時おり見かける。そんなコウモリを、弱っていると勘違いした子どもたちが拾ってきた。水だけ飲ませ、翌日、野に放す。

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 翼手目ヒナコウモリ科  大きさ 41cm〜60cm  本州〜奄美・沖縄諸島
  絶滅危惧危U類(環境庁) 準危急種(IUCN) 
 都会でも見られるに一番なじみのあるコウモリ。数十頭の集団で橋げたの下や屋根の軒下などにすみ、夜になると虫を追って、飛び回る。蚊や甲虫などを食べる。冬は冬眠し、春に3子を産む。寿命はオスは1年、メスは6年とキクガシラコウモリと比べて短命である。
ウォッチングのコツ・・・町でも日没以降よく飛び回っているので、姿を見つけるのは容易である。建物や橋の下に落ちている糞などのフィールドサインを見つけることはよくある。写真のコウモリはたまたま、弱っていたコウモリを拾ってきたもの。
アブラコウモリ(イエコウモリ)