独特のパズルゲーム…中には独特の面白さを持つものも多々あります。
今回は独自性が面白い『パイプドリーム』を紹介したいと思います。
操作系は「4方向レバー+2ボタン」。
レバーでカーソルの移動。
ボタンは1つが『パイプの配置』です。NEXTのパイプを起きたい場所にカーソルを移動させ、ボタンでパイプを配置します。
既にプレイヤーがパイプを配置した場所にパイプを置いた場合、上書きされます。
いらないパイプは経路の予定マスに配置して上書きで消してしまいましょう。
但し、ゴールまでの経路に無関係の場所にパイプを置くと、ステージクリア時に減点になります。
もう1つのボタンが『水の加速』です。ステージクリアが確定した場合に押すと時間短縮になります。
単純なルールで、敷居の低さからお試しでプレイしてみるとついついハマってしまう…そんな面白さがありました。
やることが少ないので、どんなステージでも初見でも有る程度楽しめてしまうのが良い点と思います。
パイプの種類が少ないので経路を事前に頭の中で組み立てておき、上手く配置するのが秘訣でしょうか。
クリアパターンを事前に頭の中で組み立てて時間内で上手い具合に作っていく
…『瞬間の判断力』を問われる落ち物パズルや『じっくり熟考』なパズルとは違った方向性を持つ、
非常に変わった味のあるパズルゲームに仕上がっていると思います。
只、1つ残念なのが後半ステージがNEXTゲーに近いものがあるところでしょうか。
このゲームのパイプは一方通行を除くと7種類あるのですが、
ステージによっては多くの壁に囲まれてそのうちの1〜2種のパイプでしか先に繋げられない場所があるにもかかわらず、欲しいパイプが中々NEXTに出てこない…
…と言う現象がよく発生します。
しかも、NEXTは5個前まで表示されているので、5個とも使えないとなるとかなり時間を潰されてしまいます。
勿論その間に水が流れて水漏れのミスに…ということになります。
機転を利かせて別ルートを作る手もステージによっては可能ですがノルマなどの関係や大幅に経路を変える方が返って、時間が掛かる事が有るため、
常にそれで回避できるわけでもないのが…ちょっと不満ですかね。
NEXTゲーのバランスがもうちょっと上手く言っていたら、もうちょっと良い作品だったのかもしれませんが…
個人的には「オールマイティ」か「タイムストップ」辺りのヘルプがあったら…