個人的名作31

モータルコンバット2(ミッドウェイ・1994)

 

 以前紹介した、「モータルコンバット」の続編である「モータルコンバット2」。今回は この作品を取り上げたいと思います。


【モータルコンバット再び…】

 主人公「リュウ・カン」たちに敗れた前作のラスボス「シャン・ツン」を陰で操る魔界の王「ショウ・カン」が 再び地球征服のため、モータルコンバットを開催する…という感じストーリーです。 ジャンルは前作同様、対戦格闘ゲームです。

 ルール自体も前作と同じで2本先取で、2本取った方が相手に止めをさすことができます。
通常技で倒しても良いのですが、ここで特殊なコマンドを入力すると「究極神拳」で相手に 止めをさす事が出来ます。この「モータルコンバット2」はフィニッシュの方がある意味メインな気もします。
 今回は通常の「究極神拳」の他に相手を赤ちゃんにする「ベビリティー」、相手に好意を見せる 「フレンドシップ」が追加され、更にステージを使用して相手に止めをさす「ピット」も演出がパワーアップし、 フィニッシュの面白さが益々増えました。

 

 操作系は前作同様「8方向レバー+5ボタン」でボタンはサイコロの「5」の目のように配置されています。 左上のボタンが「ハイパンチ」、左下のボタンが「ローパンチ」、右上のボタンが「ハイキック」、 右下のボタンが「ローキック」で、中央のボタンが「ブロック(ガード)」です。
 このゲームは、敵の攻撃のガードは「ブロックボタン」で行い、レバー後ろではガードしてくれません。  また、敵の攻撃をガードすると通常技でも体力が削られます。(一部の必殺技のみ体力が削れない)
ルール的にはちょっと馴染めない感じがあるかもしれませんが、 「フィニッシュの為」と思って慣れてください(笑)。

 それと、通常技の性能が殆どのキャラクターで同じというのもある種の特徴かもしれません。 『通常技キャンセル必殺技』の連続技も無いので、結構大味かもしれませんが、それも「フィニッシュの…」(以下略)





【ある意味、出来すぎた濃さ】

 『実写取り込み』という濃いゲーム画面ですが、対戦格闘ゲームとしてはシンプルな作りだったりします。 基本的にほぼ全キャラ通常技の性能がほぼ同じ上、ほぼ同じ威力なので、捻りが少ない気もします。

まぁ、その代わりフィニッシュが非常にパワーアップしています。
例えば、頭食べたり、真っ二つにしたり、粉々にしたり…。
高い橋から叩き落したり、串刺しにしたり…


 

【このゲームは…!?】

 私が初めて「モータルコンバット2」を見たのは、某渋谷のゲーセン(しかも専用筐体)でした。  只、ロムが初期バージョンだったらしく、フィニッシュが殆ど出せないのが残念でしたけど、かなり遊びました。
 その後、スーパーファミコン版をGET(新品で1980円だった…ウマ-(゜Д゜)-マウ)。「モータルコンバット」の 時にも書きましたが、『フィニッシュ時に画面が白黒になる』『ピット2での敵の転落中スクロールしない』 ことを除けば、かなりオリジナルに近いと思います。裏技などもあるので結構お勧めなのですが、今入手は 難しいかも…。

 

【とにかく好きです。MKシリーズ】

 「モータルコンバット」シリーズは、見た目のインパクトも凄いですが、 フィニッシュの衝撃はもっと凄い…。ここまで濃いゲームは余り見かけないですね。



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