個人的名作レトロゲーム27

ぷにっきぃず(カプコン・1994)

 

 マイナーゲーム(ある意味失礼な言い方)2連発でもやってみようかと思い、随分昔にお蔵入りしていたものを引っ張り出してみました。
 個人的名作第27回はカプコンの「ぷにっきぃず」を取り上げたいと思います。

 ゲームメーカーの「カプコン」は有名でも、このゲームはマイナー過ぎるかもしれませんね。


 

一体、何のゲームなの?

 一言で言うと「ぷよぷよ」や「ぱずるだま」に代表される落ち物系パズルゲームです。
 「ぷに」と呼ばれるブロックが2つ1組で落下してきますので、「4方向レバー+2ボタン」を使ってブロックを消していきましょう。レバーで落下中のブロックの移動(厳密には上は使いませんが…)、ボタンでブロックの回転です。(この辺はぷよぷよ辺りを想像していただければ…)

 ルールは、とても簡単。4色(赤・青・緑・黄色)のブロックを隣り合わせにすると、ブロック同士がくっつきます。ブロック同士は幾つでもくっつける事が出来、幾らでも大きく出来ますが、いくらくっつけてもブロックを消す事が出来ません。
 4色のブロックの中に星マークのついたブロックがあり、そのブロックを2つくっつけると星ブロックとそれにくっつく同色のブロック全てを消す事が出来ます。
 逆に言えば、星ブロックが2個降ってこなければ永遠にブロックを消す事が出来ない訳です。

 そんな感じでゲームは進行し、ブロックが溜まって最上段の左から3列目の「ぷに」の入り口が塞がってしまうとゲームオーバーです。

 一応対戦も出来ますが、基本的には一人プレイの方が面白いような気がします。1人プレイは、上記のルールで延々と「ぷに」を消していきます。一定数消すごとにレベルが上がり、落下速度が増加します。
(レベル10毎に落下速度が少し減少)
 また、レベル30になるとブロックが4色のほかに「水色」。レベル40になると「紫色」が追加され、難易度が上昇します。ちなみに、レベル100になるとゲーム終了です。


 

迷作…かもしれませんね。でも、個人的には…

 最初に書きましたが、かなりマイナーなゲームだと思います。ゲーセンでも数回見た程度ですし…。
 プレイした感じでは、ピンチのときの星ブロックが出現するのタイミングが結構意地悪な感じもありましたし、特別面白いわけではなかったのですが、何かそういう辺りに惹かれた部分がありましたし、イラストが結構好きだったので…まぁ、記憶には残っています。
 ですが、後に同社から「スーパーパズルファイター2X」が登場し、そのルールもこの「ぷにっきぃず」に準じたものとなっている辺り、一つのパズルゲームの形を作り出したのかもしれません。
(まぁ、「スーパーパズルファイター2X」自体もマイナーで終わった気がしますが…)


 

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