個人的名作レトロゲーム19

タントアール(セガ・1992)

 

 ネタが尽きかかってきた個人的名作集。夏の間に「スプラッタハウス」をやりたかったけど、今回はこちら…。
 セガの名作ミニゲーム集「タントアール」。今回はこのゲームを取り上げたいと思います。

  

脱走犯を捕まえろ!!

 脱走犯を捕まえるため、探偵(プレイヤー)が脱走犯のだすミニゲームをクリアしながら追いかけていくというゲームです。
 まぁ、ストーリーはどうでもいい感じで、要するにミニゲーム集ってやつです。

 数多くの個性的なミニゲームばかりで、楽しくて、すぐには飽きさせない…そんな名作だと思います。
 操作系は「8方向レバー+1ボタン」。それぞれの使用方法は、ゲームにより異なります。
 ゲームは、画面に表示された4つの中から一つを選んでいきます。目押し可能なので、好きなゲームを選びましょう。  最初はライフ3つでスタートし、ゲームでミスをするたびに減っていきます。ライフが0になるとゲームオーバーです。

 まずは簡単にゲーム紹介(何か、最近こんな紹介パターンが多い気がする…)

※ゲーム名は個人調査によるものですので、間違いがあるかもしれません。ご了承ください。

ゲーム名 ルール等
アニマルサウンドシャワー  画面に居る動物の内、数匹をお手本に従って鳴かせる記憶力ゲーム。
とにかく記憶力命。後半の7〜8匹記憶は難関。
いれか絵 時間内にバラバラになった6ピースの絵を正しく並べ替える。
ボタンでピースの取得・配置。レバー左右で移動。比較的楽だが、
後半に登場する難関絵「ペンギンの群れ」「金貨」が壁。
(平然とクリアする方もいらっしゃいますが…)
かずのこどこのこ  画面中央に表示される4桁の数値を当てるゲーム。
レバー上下でカーソル移動。ボタンで決定。
後半面になっても大して難易度が上昇しないので比較的楽なゲーム。
最低でも3桁を見切れるなら、何とかなる。
けっこう毛だらけコケコッコー  ボタン連打で風船を膨らませ、鶏を起こすゲーム。
連打だけなので、得手不得手が分かれるゲーム。
スタンリーキューブいくつ?  画面に表示されているキューブの数を当てるゲーム。
レバー上下で選択。ボタンで決定。落ち着いて数えるのがコツ。
スリーヒントパネルを探せ 画面下の3つのヒントから正解のパネルを探し出すゲーム。
レバーでカーソル移動、ボタンで決定。後半は時間が厳しいが、
きちんと条件からパネルを絞れば難しくないはず。
スロットなヴキにしてくれ  画面上部に表示される見本と同じ並び方をしている部分を
探すゲーム。レバーでカーソル移動。ボタンで決定。
紛らわしいのが多いが、見本の前半2〜3個を探すだけでも、
相当絞れるはず。
忍者どこじゃ? 画面各所を点々と移動する黄色忍者が最後に現れた場所
を当てるゲーム。余り目線を動かさずに画面全体を見るように
すると(多分)楽。
ハットしてフラワー  花の入っているシルクハットを当てるシャッフルゲーム。
レバーで選択。ボタンで決定。イカサマはありません(笑)
正解の帽子は「比較的移動回数が多い」、「最後のシャッフルでも移動」
するみたい?(未確定情報だけど、結構当てになる?)
必殺! ハートウオッチャブル  指定時間範囲内でストップウォッチを止めるゲーム。
ボタンでストップ。チャンスは3回。
一筆めくりめくり  画面上の全パネルを通過するゲーム。
レバーで移動(連入力でスピードアップ)。
ビリージュエル  指定された宝石を指定された枠へ移動させるゲーム。
レバーでカーソル移動。ボタンでスライド。
早い話が、4×4マスのスライドゲーム
フォトショック  画面右→左へと走る被写体を撮影するゲーム。
ボタンで撮影。完全にタイミングゲーム。難易度は高め。
ブロックンロール  図形の計算式を完成させるゲーム。
レバーでカーソル移動、ボタンで決定。
計算式それぞれの図形を4分割させて考えるのが基本。
迷い道くねくね  時間内に迷路を脱出するゲーム。
レバーで移動。そのまんま迷路ゲーム。
わくわくロボット工場  見本に従ってロボットを作るゲーム。
レバーでカーソル移動、ボタンで決定。
パーツの組み合わせは決まっているので見た目は楽そうだが、
違うパーツを選んだ時点でライフが減るため、
ライフが減りやすいゲーム。

  

 また、ゲーム選択中にハートマークが出てくることがあります。これを3回選ぶと ライフが1つ増えます。その代わり、次のゲームはランダムに決定されてしまいます。

 上記のゲームのほかにもミニゲームがあります。
 1つはボーナスステージ。飛んでくるミサイルをかわしながら、風船を集めるゲームです。 一定数回収するとライフが1つ増えます。
(パーフェクト・ノーダメージパーフェクトでも、増えるのは1つ)
 もう1つがラストゲーム。FINALSTAGE最後に登場するゲームで、脱走犯が潜伏している場所を当てるゲームです。
 レバーとボタンで指定された地名を探すだけですが、紛らわしい地名が多いので注意。

  

いやーお手柄ですね。

 どのミニゲームも楽しい上、慣れると簡単なものばかりなので、ライトプレイヤーでも1コインでじっくりと 遊べる良ゲームだと思います。 このゲームを皮切りに一時的にミニゲーム集タイプのゲームが、 いくつか登場するようになりましたが、私はやはり楽しさ・遊びやすさという点から、この「タントアール」が 一番ではないかと思います。
 また、このシリーズの続編として、「イチダントアール」、「二度あることはサンドアール」、「対戦タントアール・サシッス」 が登場しましたが、やはりこれらも遊びやすさという点では、初代には及んでいない気がします。
 10年経ってもまだ遊べる名作「タントアール」。見かけたら是非プレイしてみてください。 単純に『ゲームを楽しむだけ』の人には、本当にお勧めです。

 

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