ネタが尽きかかってきた個人的名作集。夏の間に「スプラッタハウス」をやりたかったけど、今回はこちら…。
セガの名作ミニゲーム集「タントアール」。今回はこのゲームを取り上げたいと思います。
脱走犯を捕まえるため、探偵(プレイヤー)が脱走犯のだすミニゲームをクリアしながら追いかけていくというゲームです。
まぁ、ストーリーはどうでもいい感じで、要するにミニゲーム集ってやつです。
数多くの個性的なミニゲームばかりで、楽しくて、すぐには飽きさせない…そんな名作だと思います。
操作系は「8方向レバー+1ボタン」。それぞれの使用方法は、ゲームにより異なります。
ゲームは、画面に表示された4つの中から一つを選んでいきます。目押し可能なので、好きなゲームを選びましょう。
最初はライフ3つでスタートし、ゲームでミスをするたびに減っていきます。ライフが0になるとゲームオーバーです。
まずは簡単にゲーム紹介(何か、最近こんな紹介パターンが多い気がする…)
※ゲーム名は個人調査によるものですので、間違いがあるかもしれません。ご了承ください。
ゲーム名 | ルール等 |
アニマルサウンドシャワー | 画面に居る動物の内、数匹をお手本に従って鳴かせる記憶力ゲーム。 とにかく記憶力命。後半の7〜8匹記憶は難関。 |
いれか絵 | 時間内にバラバラになった6ピースの絵を正しく並べ替える。 ボタンでピースの取得・配置。レバー左右で移動。比較的楽だが、 後半に登場する難関絵「ペンギンの群れ」「金貨」が壁。 (平然とクリアする方もいらっしゃいますが…) |
かずのこどこのこ | 画面中央に表示される4桁の数値を当てるゲーム。 レバー上下でカーソル移動。ボタンで決定。 後半面になっても大して難易度が上昇しないので比較的楽なゲーム。 最低でも3桁を見切れるなら、何とかなる。 |
けっこう毛だらけコケコッコー | ボタン連打で風船を膨らませ、鶏を起こすゲーム。 連打だけなので、得手不得手が分かれるゲーム。 |
スタンリーキューブいくつ? | 画面に表示されているキューブの数を当てるゲーム。 レバー上下で選択。ボタンで決定。落ち着いて数えるのがコツ。 |
スリーヒントパネルを探せ | 画面下の3つのヒントから正解のパネルを探し出すゲーム。 レバーでカーソル移動、ボタンで決定。後半は時間が厳しいが、 きちんと条件からパネルを絞れば難しくないはず。 |
スロットなヴキにしてくれ | 画面上部に表示される見本と同じ並び方をしている部分を 探すゲーム。レバーでカーソル移動。ボタンで決定。 紛らわしいのが多いが、見本の前半2〜3個を探すだけでも、 相当絞れるはず。 |
忍者どこじゃ? | 画面各所を点々と移動する黄色忍者が最後に現れた場所 を当てるゲーム。余り目線を動かさずに画面全体を見るように すると(多分)楽。 |
ハットしてフラワー | 花の入っているシルクハットを当てるシャッフルゲーム。 レバーで選択。ボタンで決定。イカサマはありません(笑) 正解の帽子は「比較的移動回数が多い」、「最後のシャッフルでも移動」 するみたい?(未確定情報だけど、結構当てになる?) |
必殺! ハートウオッチャブル | 指定時間範囲内でストップウォッチを止めるゲーム。 ボタンでストップ。チャンスは3回。 |
一筆めくりめくり | 画面上の全パネルを通過するゲーム。 レバーで移動(連入力でスピードアップ)。 |
ビリージュエル | 指定された宝石を指定された枠へ移動させるゲーム。 レバーでカーソル移動。ボタンでスライド。 早い話が、4×4マスのスライドゲーム |
フォトショック | 画面右→左へと走る被写体を撮影するゲーム。 ボタンで撮影。完全にタイミングゲーム。難易度は高め。 |
ブロックンロール | 図形の計算式を完成させるゲーム。 レバーでカーソル移動、ボタンで決定。 計算式それぞれの図形を4分割させて考えるのが基本。 |
迷い道くねくね | 時間内に迷路を脱出するゲーム。 レバーで移動。そのまんま迷路ゲーム。 |
わくわくロボット工場 | 見本に従ってロボットを作るゲーム。 レバーでカーソル移動、ボタンで決定。 パーツの組み合わせは決まっているので見た目は楽そうだが、 違うパーツを選んだ時点でライフが減るため、 ライフが減りやすいゲーム。 |
また、ゲーム選択中にハートマークが出てくることがあります。これを3回選ぶと ライフが1つ増えます。その代わり、次のゲームはランダムに決定されてしまいます。
上記のゲームのほかにもミニゲームがあります。
1つはボーナスステージ。飛んでくるミサイルをかわしながら、風船を集めるゲームです。
一定数回収するとライフが1つ増えます。
(パーフェクト・ノーダメージパーフェクトでも、増えるのは1つ)
もう1つがラストゲーム。FINALSTAGE最後に登場するゲームで、脱走犯が潜伏している場所を当てるゲームです。
レバーとボタンで指定された地名を探すだけですが、紛らわしい地名が多いので注意。
どのミニゲームも楽しい上、慣れると簡単なものばかりなので、ライトプレイヤーでも1コインでじっくりと
遊べる良ゲームだと思います。 このゲームを皮切りに一時的にミニゲーム集タイプのゲームが、
いくつか登場するようになりましたが、私はやはり楽しさ・遊びやすさという点から、この「タントアール」が
一番ではないかと思います。
また、このシリーズの続編として、「イチダントアール」、「二度あることはサンドアール」、「対戦タントアール・サシッス」
が登場しましたが、やはりこれらも遊びやすさという点では、初代には及んでいない気がします。
10年経ってもまだ遊べる名作「タントアール」。見かけたら是非プレイしてみてください。
単純に『ゲームを楽しむだけ』の人には、本当にお勧めです。