個人的名作レトロゲーム9

妖精物語ロッドランド〜母を求めて30階〜(ジャレコ・1990)

 

 久々の更新ですね・・・。個人的名作は数多くあるのですが、本人の作文能力ではなかなか「名作」を表現しきれずに、没の連続・・・。第8回のゲイングランドから今回まで何回闇に消されたことか・・・。

閑話休題・・・久々の第9回は妖精物語ロッドランド(1990・ジャレコ)をやりたいと思います。
以前紹介した、「フェアリーランドストーリー」の様な可愛らしい童話みたいな雰囲気がいっぱいの作品です。

 「バブルボブル」等に代表される2人同時の固定画面の敵全滅型アクションです。4方向レバー+2ボタンでの操作です。左のボタンで主人公が持っている杖(の魔法?)で敵を捕まえます。捕まえているときにもう一度ボタンを押すと、敵を反対側に(主人公が右向きのときは左へ、左向きのときは右へ)叩きつけ、3回叩きつけると倒せます。
 また、「叩きつけ」のときに他の敵を巻き込んで倒すことも可能です。巻き込みは1回で倒せるので、時間や敵の数を一度に減らすときには使えます・・・が2人同時プレイの場合、「他のプレイヤーも巻き込んでしまう」という恐ろしい自体も起こりえます。2人が近くにいると、ほぼ確実にどちらかが死ねます。(爆) 多分、このゲームは「最強の同士討ちゲーム」かもしれません。(笑)
 右ボタンを押すと自分のいる場所の上または下に梯子を作ります。梯子は1人が1個だけで、別の場所に梯子を作ると前の梯子が消えてしまいます。基本的には梯子でしか上への移動は行えないので、簡単に言うと、自分で道を作ることができると言った所でしょうか。敵に囲まれた時も有効です。

 各ステージのフィールドには沢山の花が咲いています。回収すると得点が入りますが、全部回収するとボーナスステージになります。ボーナスステージはフィールド上の敵が一定時間だけ桃(?)になり、その間に敵を倒すと「E・X・T・R・A」のアイテムに変化し、全部集めると1UPです。ボーナスステージを毎回狙って行くと数面毎に1UP状態になります。(残機が増えやすい反面、やられやすいゲームなのですが・・・・)

 更に、敵キャラクターが個性豊かな上、キャラクターの書き込みやアニメーションも当時にしては出来がとてもすばらしく、見た目が非常に良いだけでなく、ゲーム自体の難易度が比較的低く、1UPになり易いので初見でもある程度サクサク進められ、簡単に楽しめるゲームだと思います。
 また、ゲーム中の音楽も結構気に入っています。・・・機会があったら再現したいのですが・・・。

 コイン投入後、「↑・↑・↑・スタート」で第2章がプレイできます。ステージ構成も敵キャラも異なり、ある意味別ゲームが楽しめます。
 余談ですが、このゲームのボスキャラ「セキーロ・パパ」は同社の別のゲーム「ソルダム」「プラスアルファ」にも登場します。(といっても「ソルダム」は「ロッドランド」の続編ですが・・・)『別の世界で計画を実現させてやる』とこの作品では言っていましたが、なんの計画だったのか・・・・?12年経った今でも不明です。(爆)

・・・久々なのに手抜きだな・・・何の為の充電だったのか?

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