個人的名作 番外編その6

ボナンザブラザーズ(セガ(メガドライブ)・1991)
〜メガドライブも楽しもう編〜

 

 個人的名作でも取り上げた、「ボナンザブラザーズ」。家庭用にも何度か移殖されているこの名作、最近ではWiiの 「バーチャルコンソール」でメガドライブ版をプレイする事も可能になったようなので、今回はメガドライブ版を 取り上げたいと思います。

 

【 大きな変更点 】

 アーケード版とメガドライブ版はかなり違うので、細かなところを挙げていくと書き切れなくなりそうなので、 大きなところを上げると…

●ステージ構成
 アーケード版にあった「練習ステージ」と5面の「デパート」と10面の「骨董屋」が削除されました。
 容量の都合なのかもしれませんが、ちょっと残念。
 また、ボーナスステージも削除され、その代わりに3面ごとに短時間のデモがでます。
 

●敵キャラ
 敵キャラの種類が減りました。盾持ちのガードマンがアーケード版では青色(警棒持ち)と灰色(銃持ち)の2色居ましたが、 メガドライブ版では、警棒持ちも銃持ちも灰色になりました。(武器で違いを区別するしかない)
 通常のガードマンも体系が同一化され、服の色と武器のみの違いになりました。。
 

●敵の動きが変わった
 巡回範囲の変更だけでなく、敵キャラのプレイヤー発見時の動きに多少変化がある敵がいます。
 例えば武装警官(銃持ち)は、アーケード版では怒り状態では左右に動きませんが、メガドライブ版では左右に移動するようになりました。
 また、敵の気絶時間が結構短いです。。
 

●ステージ構成
 できる限りアーケード版に近づけているようですが、所々『敵が減っている』という印象があります。
 難易度が下がって楽になったかと思いきや、タイムが少し厳しいステージがあるのでどうともいえません。
 また、ステージの壁や足場の位置が多少変わっており、アーケード版ではなかった障害物や、 アーケード版では進めた場所に行けなかったりする場合もあります。
 

●回収アイテム
 回収対象のアイテム数が異なっているステージがあります。1面からいきなり4つに増えていたり(アーケード版では1面は3つ)… 回収対象のアイテム数が増えたことにより攻略ルートが大きく変わるステージもあります。
 また、(ゲーム上は影響しませんが)回収アイテムの見た目が一部のステージではアーケード版と異なるものになっていたりします。
 

●プレイヤーの動き
 細かいところを上げると色々ありますが、「ジャンプ力がアーケード版より低い」と言う点が結構気になります。
 ジャンプ力低下の為、『登り階段の途中からフロアに飛び移る』ときアーケード版より階段を1段余計に登る必要が出てきます。 また、敵の弾をジャンプで飛び越えるのが困難になっています。
 

 

【 攻略してみますか… 】

 クレジット数は限られていますが、1コインオールはそんなに難しくありません…ですが、10面の「ピラミッド」は タイムがかなり厳しく、少しタイムロスするだけで時間が足らなくなります。そこだけ気をつければ、ある程度のやりこみで クリアできるようになると思います。

 余談ですが、STAGE9と10はタイムが非常に厳しいです。
 タイムオーバーになると残機-1の上、スタートからやり直しになってしまいます。 只、1コインオールに拘らないのでしたら、『コンティニューをすると、その場復活で制限時間が3分に戻る』ので、わざと残機を0にすると タイムの心配が減ります。但し、タイムオーバーによる残機減によるゲームオーバーの場合、最初からなので注意。

 

ステージ攻略編

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